採用事例2

東武鉄道株式会社

環境に配慮した経営を進め、
地域社会とともに持続的に発展することで企業の社会的責任を果たす。

東武鉄道株式会社は、1日の乗降客数252万人(2017年度)、総営業距離は463.3km、東京・千葉・埼玉・栃木・群馬の1都4県にわたる鉄道路線網を有する鉄道会社です。鉄道事業以外でも、分譲・賃貸やレジャーなど様々な事業を展開しており、事業を通じて安定的に利益を出しながら、環境に配慮した経営を進め、お客様の生活を担う企業グループとして地域社会とともに持続的に発展することにより、企業の社会的責任を果たしています。

環境配慮の取り組み

鉄道は、マイカー等と比較すると、エネルギー効率が高く環境優位性の高い移動手段であることから、鉄道利用を促すことにより、社会全体の環境負荷低減への寄与を目指しています。
一方で、鉄道は環境にやさしい輸送手段であるとはいえ、ホームドアなどの安全対策や駅施設のバリアフリー化での機器増設など、エネルギー消費量の増加が見込まれる側面もあるため、環境負荷低減策として、省エネルギー性能に優れた車両の導入などの施策に取り組み、CO2 排出量の削減に努めています。

環境負荷をトータルに低減した500系リバティ

また、開発事業においては、駅ビル等の賃貸物件での空調・照明設備の高効率化を進めるなど、環境に配慮した取り組みを進めています。そして、グループ会社の株式会社東武エネルギーマネジメントは、岩舟(栃木県栃木市)や高柳(千葉県柏市)など8か所で太陽光発電事業を展開し、低炭素化の促進を図っています。

東武岩船太陽光発電所

2012年5月にオープンした「東京スカイツリータウンⓇ」は、商業施設としては初めての東京都環境確保条例における「トップレベル事業所」に認定されました。さらに、「トップレベル事業所」に認定されている「東京スカイツリー地域熱供給施設」を運営する「東武エネルギーマネジメント」と「準トップレベル事業所」に認定されている「西池袋熱供給」および「錦糸町熱供給」の熱供給3社は、CO2排出係数の小さい事業者として、2018年2月も同条例における「低炭素熱」の供給事業者に認定されるなど、地球温暖化防止と持続可能な社会の構築に向け、グループを挙げて様々な取り組みを推進し、高い評価を受けています。

東京スカイツリータウン
©️TOKYO-SKYTREETOWN

東京スカイツリー地区の主な熱供給施設

「トップレベル事業所」認定書・盾

水なし印刷の採用について

[1]社内報・グループ報(年12回)
[2]会社要覧(年1回)
[3]こども版 社会環境報告書(年1回)
の3点で水なし印刷を採用しています。
採用前から「水なし印刷」というキーワードは、Webサイト上で「印刷物の環境配慮」に関する検索で認識はしていたが、「エコ印刷研究会」のセミナーに参加し、「水なし印刷」の環境優位性を知り、採用にいたっています。
その後、社内でも「水なし印刷」の周知を行い、取引先の制作会社や印刷会社で対応可能なものには、引き続き水なし印刷を採用するよう印刷物においても環境保護活動に取り組んでいます。

(左)グループ報 (中)会社要覧 (右)こども版 社会環境報告書