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2017年02月28日

酒粕から石鹸やサプリメント——精英堂印刷の新たなビジネスモデル (月刊誌:食品包装で紹介される)

精英堂印刷株式会社(山形県米沢市、井上吉昭社長、http://www.seieido.co.jp/)は大正4年創業の「トータルパッケージ製造会社」であり、多岐にわたる商品群の中でも日本各地の酒造メーカーのパッケージ印刷やシール・ラベル印刷は夙にその名を知られている。
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この度、精英堂印刷は酒造メーカーとの取引の中から、その多くが産業廃棄物として処理される「酒粕」に注目した商品の開発に成功した。「酒粕」は、豊富なアミノ酸などの栄養素を含み、また日本酒の保湿効果が凝縮されていることは、よく知られている。
同社は化粧品・健康食品メーカーのエル・エスコーポレーションと「田酒」のブランドで有名な「(株)西田酒造社」との3社のコラボレーションで「DENSHU(田酒)」ブランドの酒粕石鹸、酒粕入浴剤、酒粕入りサプリメントを商品化し、既に通販サイトで販売を行っているが、一部には品切れの状態になるほど注目を集めている。
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印刷会社が取引先の商品に注目に、他社とのコラボレーションにより新たな商品(物品)の開発に成功したのは画期的であり、新たなビジネスモデルだと言える。
精英堂印刷は、「毎年、新技術を開発する」ことに全社を挙げて取り組んでいる。印刷技術での新技術開発は、シールラベルコンテストで、毎年連続して最高位を含む高位の受賞をする成果になっている。この新技術を開発する精神が、この度の「酒粕商品群」の開発にも結びついたことは明らかである。
詳細については、ここ食品包装12月号をクリックしてご覧いただきたい。