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2016年11月27日

精英堂印刷(株)が、第26回シールラベルコンテストで日本印刷産業連合会会長賞を受賞

精英堂印刷(山形県米沢市、井上吉昭社長、http://www.seieido.co.jp/index.html)は、2016年度第26回シールラベルコンテストにおいて、日本印刷産業連合会会長賞を受賞した。
精英堂印刷は、大正4年創業の歴史を有し、企画デザインから製版・印刷・製函工程まで一貫した生産体制を築く「トータルパッケージング製造」会社である。
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   日本印刷産業連合会会長賞のラベル
今回の日本印刷産業連合会会長賞を受賞した「シールラベルコンテスト」はシール・ラベル印刷の技術を競う目的で1990年からほぼ毎年開催されており、精英堂印刷では、2000年から出展し、最高位の経済産業大臣賞や、日本印刷産業連合会会長賞など数多くの賞を受賞している。
さらに、世界の9団体が主催する世界ラベルコンテストでも、最優秀賞を幾度も受賞し、2015年には世界NO.1の証である「Best of the Best」を受賞した実績を持つ。
http://www.seieido.co.jp/cn22/seallabel-top.html
seieido3.JPGのサムネール画像
seieido1.jpgのサムネール画像
2015年度の「Best of the Best」受賞の  ラベルと受賞プレート
同社の技術力と品質力については、数々の賞に裏付けられているが、何よりも井上社長が提唱される「毎年、新技術を開発する」姿勢に感銘を受けた。この「毎年、新技術を開発する」ことが、如何に困難かは、火を見るより明らかである。新規設備を導入したお仕着せの(新)技術を追うのではなく、自社の技術に更なる磨きをかけ、世界最高水準のラベルを創造するのは、一朝一夕で出来るものでは決してない。デザイナーから印刷技術者まで一丸となって、毎年、新技術を開発する精神こそが、100年の歴史をもつ精英堂印刷の発展の原動力である。新技術の開発は、ラベル製造に限られるものではなく、主力のパッケージ製造を含む広範囲な分野に及んでいる。
印刷人として、同社の精神をお手本として、研鑽したいものである。
なお、同社のラベル印刷は、高精細印刷、FM印刷を得意とする水なし印刷を中核技術としており、さらには同社の誇る多彩な特殊加工が加えられている。
水なし印刷は、パッケージ、ラベル印刷分野で、UV印刷、油性印刷とも採用されており、環境配慮印刷のパイオニア的存在である。