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2016年10月12日

品質と生産性向上を求めたら、答えは「水なし印刷」にあった。———(株)ファビオが、「印刷情報」「印刷新報」で「印刷元気企業の条件」として紹介される

株式会社ファビオ(岡山市:池上鎌三郎社長、社員40名:http://www.fabio.co.jp/)は、1965年に前身の池上写真製版所として創業し、2000年ごろから印刷分野に進出し、印刷会社へと業態変革を成し遂げた。
president ikegami.JPGのサムネール画像のサムネール画像のサムネール画像(池上鎌三郎社長)
2001年には東京支社を開設し、池上社長自ら先頭に立って、東京市場を開拓してきた。現在は、売上の半分を東京が占めており、池上社長自身も月2〜3回、各2〜3日間東京に出張し、攻めの営業を継続している。
昨年、50周年を迎えて、記念誌を制作された。
「Make Next Wonders」(次の驚きと感動を創り出そう)のスローガンのもと、「お客さまの成長が私たちの成長につながり、私たちの成長がお客ささまの成長につながる」を具現化するため、既存の枠組みや常識にとらわれず、期待を超える「驚き」と「感動」を提供し続ける印刷会社である。
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50周年記念誌
水なし印刷については、「品質と生産性の向上を追い求めた結果到達した結論である。所有するオフセット印刷機2台はともに水なし印刷で運用している。水なし印刷の採用、ジャパンカラーによる数値管理、印刷機械の定期的なメンテナンスの三位一体の運営により、時間短縮、色調の安定、複数版の色の平準化、ほぼゼロの裏移り、ファンアウトの解消、機械故障の未然防止など改善が顕著に表れた。24時間稼働だった工場が16時間稼働になり、同じ設備と人員で売上をアップする効果を上げている。池上社長は、岡山県印刷工業組合の副理事長として、地元の印刷業界のレベルアップのための旗振り役を担っている。
月間「印刷情報」9月号に詳細記事が掲載されているので、fabio.pdfここをクリックしてご覧いただきたい。