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水なしUV印刷

2015年05月10日

印刷の未来はLightTouch(快光感触)にある

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「LightTouch(快光感触)こそが、未来の印刷だ。」と世界で始めて水なし+LED-UV印刷を実用化した、Seacourt社(英国)・社長・Gareth Dinnageが大いに語る。水なし印刷の母国は日本と思っていたが、いまや、英国が先んじた事例LightTouchを作り上げている。
高性能で、低負荷なる印刷革命。LightTouchとは、水なし印刷技術とLEDによる瞬時乾燥技術の恩恵を結合した世界初のプロセスである。
LightTouchは不都合との妥協が全然ない。
水をほとんど使わず、VOC排出はほぼなく、最小の損紙を保証するプロセスにより、最も精密で、躍動感のある印刷が上がり、多用な素材への印刷を受け付ける。これ以上の、より速く、より正確な、またはより信頼できる印刷プロセスは他にないと言えよう。
Seacourtは持続可能性を自分達の行動の中心に置いている。自分達は1997年以来、水なし印刷を開拓していて、このプロセスを提供する一握りの英国での会社の1社である。私達は継続的に信頼できる印刷領域を推進し、LightTouchは現下の私達の最大の打開策とする。
水なし印刷
水なし印刷は膨大な水の量を節約し、化学公害を軽減し、しかも、高品質の仕事をなしとげる。
伝統的なオフセット印刷(水あり印刷)では化学物質を添加した大量の水を使う。この混合水(湿し水)は、インクをはねつけるために、印刷版の非画像部を濡らす重要な役目を担う。これに反し、水なし印刷ではインク反撥層にシリコン材を使っていて、湿し水の必要が全くない。
瞬時の乾燥
瞬間乾燥により印刷プロセスを加速し、精密で、高い印刷品質を保証する。
伝統的な水あり印刷では、乾燥時にインクは紙に浸透してくれる。光化学反応を通してページ表面上のインクを直ちに硬化処理するためLightTouchではLED-UV灯を使う。印刷用紙は乾燥して排紙され、パウダーなどの残留物もない。
G.Dinnageは次のようにまとめた。
印刷の未来はこうなろう
高性能

速い
LED瞬時乾燥により、傷や汚れなどの事故を低減してくれ、劇的に仕事回転数を増大させてくれる。
躍動感
水なし印刷は、インク希釈が全くなく、色をより躍動させて、より力強いイメージを保証してくれる。同時に瞬時乾燥により色のマッチングはこの上ない。
多素材をこなす
LightTouchプロセスは、プラスチックや他の非吸収素材を含む多種多様な素材でも印刷できる。
環境障壁が少ない
水が不要
LightTouchは1年あたり数千リットルの水を節約するので、環境への最小の影響に留まる。
化学薬品を使わない
LightTouchによって、スプレーパウダー、オンラインコータ(乾燥用)、湿し液添加物、または水を汚染し、環境を損う揮発性有機化合物(VOC)から開放される。
効率的な資源
私達が瞬時乾燥のために使うLED灯は伝統的なハロゲンUVライトに比べて10倍長く持ち、水銀を全然含んでないので、8分の1の省エネルギーですむ。
「私達は、水なし印刷と瞬時乾燥を結合することで高性能の、低い環境障壁なるLightTouchを打ち出し、改革に繋げると信じている。」