パンフレットや広報誌などで、J-クレジットを活用した事例が増加するなど、印刷物のCO2排出量をゼロにする「カーボンオフセット印刷」が広がっています。
日本WPAではカーボンオフセットセミナーを定期的に開催しており、印刷業界全体の脱炭素化を加速させる取り組みを行っていますが、カーボンオフセットをするための仕組みであるPGGに関してのバージョンアップや、PGGにおけるCO2排出量の算定方式を監修頂いてる一般社団法人サステナブル経営推進機構(SuMPO)についてご紹介します。
・PGG(Printing Goes Green)とは?
PGGは、印刷工程で発生するCO2排出量をクラウドで簡易的に算出できる仕組みです。原材料から輸送までをカバーし、J-クレジットによるオフセット申請もワンストップで可能。 水なし印刷やデジタル印刷にも対応しており、環境配慮型印刷のツールとして注目されています。
・PGGのバージョンアップに向けて準備が進行中! PGGの次期バージョンでは、算出精度の向上や対応パートナーの拡大を予定。
最新印刷機との連携や、より簡単な操作性を目指して準備が進んでいます。
PGGの次期バージョンの算出方式等をまとめた文書の策定も進めており、第三者機関であるSuMPOの監修をお願いしています。SuMPOはISO準拠のLCA・EPD制度を運営し、PGGの算定方式の透明性と客観性を担保する役割を果たしています。
※SuMPOは、PGGの算定方式に関する技術的助言・内容確認を実施しており、PGGで算出された結果の保証を行うものではありません。
・一般社団法人サステナブル経営推進機構(SuMPO)について
SuMPOは、LCA(ライフサイクルアセスメント)やEPD(環境製品宣言)など、国際基準に準拠した科学的手法を用いて、環境情報の「見える化」を推進する中立的な非営利組織です。
2019年の設立以来、企業や自治体と伴走し、SX戦略支援や普及活動を通じて、2030年のサステナブル社会への推進、2050年のカーボンニュートラルの実現を目指しています。
今回、PGGの次期バージョンにおけるCO₂排出量算定方式や基準値の透明性を確保するため、SuMPOが第三者機関として監修を行っています。また、SuMPOが開発したLCA・CFP算定用データベース『CORD』の排出係数を搭載しております。これにより、印刷業界の脱炭素化に向けた取り組みに対する信頼性を与え、企業のESG評価や取引継続に直結する価値を提供します。
今後もカーボンオフセットやPGGに関しての取り組みを発信いたします。


