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2009年03月16日

WATERLESS CURRENT2009 年3月号を送信

WPAの地球気候変動サミットはやる気を奮い立たせる
2月26日(木)の夕刻、国際的な、親密にして専門の仲間が、水なし印刷を元気づけるためにイリノイ州のウッドストックにある歴史的なウェイヴァリー・ハウスに集まった。
参加した印刷会社と関連業者は日本、オランダ、カナダ、および合衆国から見えた。
達成した成果とその課題を共有して、成功したマーケティング戦略ついて話しあった。
国連の参加
3日間のイベントには多くのハイライトが見受けられたが、中でも特筆すべきは、ユネスコ(国際連合教育科学文化機関)のニューヨークオフィス理事・ユネスコ国連代表の理事であるHelene Marie Gosselinがスカイプ会議システムで講演してくれたことだ。
国連内には26もの部門と機関が水の統轄の責任を負っているということを知って我々は驚いた。
Ms. Gosselin女史は、国連Global Compact、CEO Water Mandateの仕組みと世界の淡水供給の不安定な本質に関して彼女のことばで明快に語ってくれた。
国連の水の概念「水は生命なり」を我々に喚起することから、彼女の所見が始まった。
地球のすべての人は1日あたりの20〜50リットルの淡水を必要とする。先進国では、毎日の水の使用量は200〜300リットルである。(Currentsの2003年4月/5月号で水の厳しい統計を参照)
彼女は、水が気候変動で主要なベクトルであり、淡水へのアクセスが時には戦争を引き起こしたりするとした。2000年7月に始められた国連Global Compactとは世界的な主要経営者によって是認された先導活動である。
それは人権、労働、環境、および反汚職の領域での一般に受け入れられた10原則に基づき、事業活動とこの基本戦略を整合させようとしている。
事業の3つの環境原則:
○事業とは環境挑戦への入念なアプローチを伴う
○より裾野を拡大した環境責任を促進する先導負担
○そして、環境に優しい技術の開発と拡散に奨励
2007年7月に始められた、CEO Water Mandateは、淡水の持続性と敷設の開発、実現、および情報公開について企業を助けるように制度設計されている。
これを実行するCEOは、より持続可能な方法で動き、国連Global Compactの展望と長期開発目標の実現の貢献を目指し、水資源管理の優先度を策定して、この世界的な水挑戦について政府、UBエージェンシー、NGOや他の投資家と協調して働く責務があると自認する。
この環境原則と淡水保護は明らかに水なし印刷の根源長所の中心をなし、Gosselin女史はこの水なし印刷技術が世界の水の危機に関する国連のビジョンを賞賛してくれるものと思えるとした。
当然、我々はWPAグループとしてCEO Water Mandateに参加することを切望したが、Gosselin女史は、我々に、個人会員として参加しながら役立たれた方がよいと示唆してくれた。
参加費用はかからないが、ただ、他者とは違う情熱と献身度を持つことだ。
参加は国連Global Compactの法人の裏書人に制限されるが、Water Mandateについて裏書申請した後に、それは遅くても6カ月後に認証が来る。
私たちは、WPAメンバーが lobalcompact@un.org で彼らのCEO最高経営責任者の裏書きを取り付けられるよう奨励する。
CEO Water Mandateの第3回ワーキング会議はトルコのInstanbulで3月16日〜18日に開催される。
2年以上にわたり取りまとめ中の国連Water Reportの発行を楽しみにしている。
このインターネットウェブサイト、www.unglobal-compact.orgでその情報を見ることができる。
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ブライアン・アモスは彼の会社の長くて痛ましかった水なし印刷の逸話を語ってくれた。
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参加者は世界中から集まった数十点の印刷サンプルテーブルを閲覧してくれた。
また、ここには、フランスのラベル専用印刷機メーカーCodimagからの素晴らしい見本と米国のWorthen Industriesによって提供された材料を使ったキャンバス地の芸術印刷が光った。
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情報と考えの交換をお互いに行った。左からRuud Kempers、女神インキのテリー村川氏とChris Kempers