ニュース

展示会

2008年09月23日

NEW環境展大阪会場でバタフライロゴを訴える

2008年9月18日(木)〜20日(土)、インテックス大阪でNEW環境展大阪会場が開催された。台風来襲崩れの3日間であったが、延べ入場者は48,503人、我々にとっては大きな反響をいただくことができた。我々はNEW環境展東京会場には過去、5年間、連続出品させていただき、今年も会員企業6社が出品するまでになった。大阪会場は始めての出品であった。事務局の単独出品の形は、過去の反省から訴求力が薄く、会員企業を巻き込んで出品する形をとった。大阪市のサン美術印刷株式会社、福井市のスキット株式会社、日本WPA事務局の3社共同出品の形となった。
サン美術印刷はこの場で、環境に高い意識を持つ企業への新規開拓を見据え、出品前に、社内での新規開拓シミュレーションを実施した。印刷企業の大部分は固定客との取引で売り上げの多くを確保し、通常は、新規開拓にあまり力を注がなくてよいだろうが、長期的な視点から、絶えず、一定割合の新規開拓を履行しておく必要性は論をまたない。環境をキーワードに、水なし印刷を新規切り込みの商品として同社は取り組んだ。バタフライロゴの意味、水なし印刷の環境上の利点、セールストークを標準化して整備し、新規開拓パンフを作った。また、独自の環境ロゴをゆるキャラ風に作り上げた。各営業マンにそのパンフレットを使い、標準セールストークを使わせての実地訓練を積ませた。
展示会の当日、訪問者を通路で捕まえ、呼びかけ、訪問者と向かい合った姿勢で後ずさりして、ブース内での話に持ち込む。5問アンケートに答えていただき、御礼としてエコバックをさし上げる。この応対作業を繰り返したのだ。3日間で、380名刺を回収されたが、大変な応対効率である。この2〜3年、企業の環境意識は単に、上場大会社が持つだけのものでなく、確かに、中小企業の段階まで浸透し出してきている。同じ用度品を購入するならロハス製品と言う感じに定着してきた。
他方、スキット株式会社は、新人の営業員がブースに詰めて頑張ってくれた。水なし印刷のほかに、「メール便発送代行」「ポケットホールダー」「大判出力サービス」の新商品・新サービスを打ち出したが、3日間で120社の名刺を確保することができた。
企業に環境ロゴを売り込むことも大切であるが、一般消費者へのロゴの認知がさらに大切であることを勉強させられた。
080918new-kankyo fair.JPG
NEW環境展大阪会場の立て看板アーチ付近
080918jwpa-booth.JPG
同展示会に出品したスキット株式会社、日本WPA、サン美術印刷株式会社の共同出品ブース