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2008年01月19日

北星社が600線相当FM・水なしFMスクリーン印刷をオフ輪で実用化

昨年より北星社はフェアドットFMスクリーンのテストを重ねていたが、縁があってはじめての顧客からこの指定の仕事が舞い込んでくれている。その中の1社、VOGUE NIPPON別刷では600線相当にて水なしオフ輪でテスト印刷をしたところ、大変な好評を得ることができた。すぐに本番印刷にかけたが、同社は水なしでの600相当FMスクリーン印刷の技術を確立することができた。当初はいろんな懸念もした。網点が小さすぎ、現像でのシリコーン層の剥離がうまくできないのではないか、との懸念も現像機の完成度が高まったお陰で問題はなかった。水あり印刷では砂目の上に再現する極小点の安定した再現が難しいが、水なしには砂目がなく、600線スクリーンをこなす上での最大の長所となる。
実際に水なし600線相当FM印刷の刷り本を見た同業・関連業の方々は異口同音に「素晴らしい印刷だ。これ本当にオフ輪なの?」「白抜きにかぶりもなくきれいに抜けている。」「色の発色が違う。」「この宝石の調子と色の再現はまさに、シズル感そのもの。」「まさにハイビジョンの印刷版だ。」と高い評価をしてくれている。
オフ輪だとファンアウトの問題もなく、艶と照りが高まってくれ、シナールDGグロスコート紙にでも超高級感をつけた印刷再現をしてくれている。見た目、枚葉印刷以上の高級感を再現してくれている。
この印刷を実地に指揮してこなした桜井工場長は逆にその反応に驚いている。水なしのインストラクションに忠実にのっとり、通常のオフ輪印刷作業で、水なし印刷で、600線を意識せずに普通に印刷したのだが、こんなに高い話題性と反応が起きるとは、と半分はにかみ気味で語られた。これに意を強くされ、今年は思いを込めて新年挨拶回りを務めたところ、客先で話題になり大変、感謝・感激されることになったと言う。今までの月刊ものは175線での印刷であり、その差異は歴然としたものがある。今年は水なしの良さを引き出したFM600線印刷を同社の新商品として世に売り出すこととなる。
同社の西浦妙子専務は、このVOGUE NIPPONの600線相当の印刷を見て、「うわあ、これは凄いなこの印刷は! さすがに水なしやな?」と大変悦にいってくれている。次の注文も入ってくるようになり、水なしFM600線のお陰で今年はいい年になれそうである、としていた。
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VOGUE GIOIELLO(別冊)の600線水なしオフ輪印刷の刷り本、宝石とルーレーット盤の再現は目を見張るもので、見当もバッチリ。細かい白抜き文字がきれいに再現。