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SDGs

2022年12月21日

COP15?? 気候変動も生物多様性も!

COPは、気候変動対策について話し合う締約国会議「Conference of the Parties」の略語として使われ、1995年以降、基本的に毎年1回開かれている。今年は27回目で「COP27」となる。エジプトのシャルムエルシェイクで、11月11日~20日まで開催され、1.5℃目標達成に向けて「損失と被害」の基金創設で合意した。
そして12月19日には、もう一つのCOPが、カナダのモントリオールで開催された。これは、生物多様性条約第15回締約国会議(COP15)で、その全体会議で、2030年までの世界目標が採択した。「生態系の損失を止めて回復に向かわせる緊急行動をとる」と強調し、地球上の陸域と海域のそれぞれ30%を保全区域に指定する「30by30」のほか、企業の環境負荷の開示を促すことで一致した。
合意文書では「動植物の25%が絶滅の危機にひんしている。人間による土地や海の利用、直接搾取、気候変動、汚染、外来種の侵入が影響を与える」と訴えた。森林や農水産物といった生物資源を持続可能な形で利用することを確認した。

今や、SDGsは小学校の学習課題にも組み入れられ、誰もが知るキーワードになり、気候変動、生物多様性に対して、誰もが自分ごととして取り組む時期になっている。
日本WPAは、印刷を通じてサステナブルな社会の実現に貢献する活動に取り組んでいる。Z世代と大人世代がサステナビリティに関して共通のリテラシーを持ち、力を合わせて地球規模の危機に対処することを目指し積極的な行動している「一般社団法人SWiTCH(佐座マナ代表理事:https://switch.bio/」の活動にも、協力している。この一般社団法人SWiTCHが、11月13日に主催し、日本WPAも参加出展した100万 Sustainable  Ambassadores Launch Eventの報告書が公開されている。
★20221113_報告書100万人イベント (switch.bio)

内容は、国連からのメッセージ「GEO-6 for youth」の日本語への翻訳情報、3本のトークセッション(COP27の今と日本にできること、若者が企業に期待するサステナブルアクション、若者と考える日本のサステナビリティの発信拠点:渋谷の未来)及びは参加出展した団体、学校法人、研究機関、一般企業の紹介である。
若者たちが自分ごととして、地球規模の危機に立ち向かう姿勢が読み取れる内容である。