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2006年10月19日

大村印刷でのリスロンSP機、水あり時と水なし時のVOC発生量を計測

9月7日に一度計測したものの、Micro-FIDのendlog動作に入り、測定不能の事態とな利、作業の一部を中断した。今回、10月19日、セミナー見学会の合間をぬって再計測してみた。
●計測1)SP機、水あり時の放散量(9月7日) 計測単位は全てt-ppm
VOC放散量 2階ユニット部    1胴目40.0 2胴目35.0 3胴目50.7 4胴目40.4
         1階ユニット部    1胴目41.5 2胴目39.5 3胴目39.8 4胴目42.1
         給紙部    35.8
         排紙部    41.9
●計測2)SP機、水なし時の放散量(9月8日)  
VOC放散量 給紙部    5.8
●計測3)SP機、水ありから水なしへ切り替えのため機械を洗浄している状態での放散量(10月19日)
VOC放散量 2階ユニット部    1胴目 33.0 2胴目 40.0 3胴目 54.0 4胴目 36.0
         1階ユニット部   1胴目 33.0  2胴目 33.0 3胴目 34.5 4胴目 33.0         給紙部    32.0 室内中央部 27.8
         排紙部    25.0
●計測4)SP機、水なしへ切り替えて印刷時の放散量(10月19日)
VOC放散量 2階ユニット部    1胴目35.0 2胴目33.0 3胴目 350 4胴目52.0
         1階ユニット部   1胴目14.0 2胴目14.2 3胴目14.3 4胴目 14.0
         給紙部     7.0 室内中央部 —
         排紙部    —
●計測5)リスロン菊全4色・2/2反転機 水ありで使用(10月19日)
        1胴目38.0 2胴目25.0 3胴目43.0 4胴目 65.0
        給紙部    28.0
        排紙部    26.0
計測3は本来水ありの状態でVOC量の計測したかったが、切り替えのための洗浄作業に入ってしまい、純粋な水あり運転の状態は計測できなかった。しかし、計測5、隣の機械のリスロン機でのVOC放散量はやはり、高い値を示していた。
計測4では水なし時のVOC放散量がやっとはかれた。1階ユニットは低い値を示してくれたが、2階ユニットは切り替えのための洗浄後直ぐに水なし運転をしたため、VOC成分が天井に漂った感じになっていたと思われる。
しかし、1階ベースで見ると明らかに水ありと水なしではVOC放散量が、33.0と14.0と違っていた。