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2018年11月21日

東レとハイデルベルグが長期パートナーシップを祝う—東レ欧州発

 東レの欧州での水なし平版の製造・販売・技術サービス・研究開発拠点である東レ・グラフィックスのR&Dセンター(チェコ共和国)に、ハイデルベルグスピードマスターXL75 5色印刷機が設置された。
ハイデルベルグのプロダクトマネージャー、ヨアヒム・フーバー(Joachim Hueber)は次のように述べている。
「我々は東レと30年以上にわたり協力してきました。 ハイデルベルグスピードマスターXL75を導入した東レの新しいR&Dセンターを、誇りを思います。 顧客は水なしオフセット印刷の高品質を、とりわけ、セキュリティ印刷分野で求めています。そして、持続的で環境に優しい印刷も求めています。」Hueber氏によると、同社は毎年10社から15社が水なしオフセット印刷機を設置する見通しとのことである。
heidelberg.jpgのサムネール画像スピードマスターXL75 5色機 東レ R&Dセンター(チェコ、Prostejov)に設置
東レ欧州での水なし平版事業を統括する林氏は、「R&Dセンターへ印刷機の設置は、ハイデルベルグが水なし印刷がターゲットにしているセキュリティ印刷やその他の特殊印刷市場に最適な印刷機、スピードマスターXL75を導入した時期と時を同じくしている。我々は、ハイデルベルクとの継続的な関係を継続することを喜んでいる」と述べている。
Hueber氏によると、「水なし印刷の魅力は、それがすでに実証された技術であることである。顧客のニーズと求めている要件を詳細に検討し、水なし印刷が最善の解決策であるとき、水なし印刷を躊躇することなく推薦する。」とのことである。
Hueber氏は、また、印刷分野の一部のセグメントは縮小しているが、成長が著しい他のセグメントも存在すると指摘する。 「これらは水なし印刷が最良の選択肢であることがしばしばであり、この市場には、セキュリティ印刷、パッケージングや他の特殊印刷分野がある。」と彼は結論づけている。。
水なし印刷は、印刷の準備コストが低いため、小ロット、中ロットのフレキソ印刷方式の魅力的な代替技術となっている。また、水なし印刷は、幅広い用紙に対応し、箔やフイルムなどの非吸収性体への印刷にも適している。他にも基材に対して優れた印刷結果を提供します。 水なし印刷は、水使用の削減だけでなく、印刷工程において有毒な化学物質を使用することもない。
出典:
http://cs2.toray.co.jp/news/waterless/newsrrs03en.nsf/0/
17C91CF8C7AD193E492582480016EED1