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事例紹介

近畿日本ツーリスト ◆ 中島印刷

中島印刷クライアント「近畿日本ツーリスト」辻井副部長インタビュー

ホテルや旅館の外景、温泉、料理の ビジュアル品質がツアー応募に影響する。

◆ 今年の夏の旅行キャンペーンの目玉商品は、なんでしょうか?

辻井◎ シーズンのレギュラーものでは、北海道と沖縄。海外ではハワイ、オーストラリアです。それからスポットとして六月のワールドカップと蓮如上人のツアーですね。

◆ 貴社は、北海道、沖縄、サイパン、グァムの集客率が非常に高いですが、年間、どのぐらいの旅行客を集めますか?

辻井◎ 沖縄と北海道が三十数万人。サイパン、グァムが六万人ぐらいです。

◆ ひとつの企画で、だいだい、何部ぐらいのパンフレットを印刷しますか?

辻井◎ 年間通じて、シーズン別、レギュラー合わせて300から400種類ありますが、だいだいひとつの企画で平均60ページ、10万部印刷します。しかも、入稿後一週間という、厳しい納期が課せられます。

◆そんなに、短いんですか?

辻井◎ これは、他社さんも同じでしょうが、我々の業界は、一日でも、一時間でも早く、店頭に並べた方が勝ちなんです。ですから、納期限を待たずに5万部入れてほしいとか、3万部入れてほしいとか、中島印刷さんには、しょっちゅう無理をお願いしています(笑)。でも、もう30年来のおつき合いですから、こちらが、いつ出すかのタイミングを心得てます。阿吽の呼吸でわかり合えるというのが、我々にとって一番頼りがいがありますね。

◆ 旅行の企画も多様化して、小ロット、多品種になっているとお聞きしていますが、どうでしょうか?

辻井◎ いや、その逆です。たとえば海外旅行は、半期ごとに出していたものを合冊して、ワンシーズンに統一されました。他の企画もそういう傾向で、一冊に集約されてきています。ただ、その分、増刷が増えています。

◆ 旅行用カタログにとって、印刷品質は集客にどれだけの影響を与えますか?

辻井◎ たいがい、お客さんが、パンフレットを見て、ツアーなり企画に応募する最初のアクションは、ホテル・旅館の外観、温泉、料理の順です。ですから、まずビジュアルインパクトは風景のクオリティが最優先されます。ただし、格安ツアーのようなスポット企画は、料理の見栄えが左右します。

◆ 例えば、どんな格安ツアーがありますか?

辻井◎ 今年の秋から冬にかけてヒットした稚内一泊二日のカニ食べ放題で22、800円とか、知床三泊四日とか、雪祭り日帰りコース23、000円とかですね。むろんコンテンツも需要ですが、ビジュアルのインパクトもかなり影響してきます。

◆ 貴社は、旅行用の出版物も出されておりますが、年間でどれだけの売上を達成しておりますか?

辻井◎ 海外、国内編合わせて年間12億5千万円ほどです。

◆ ほぼ、中堅の出版社並みの売上ですね。

辻井◎ 今後は、出版点数を増やしてゆく所存ですが、出版に限らず、ビジュアル系のカタログやパンフレットの制作は、今、四割ほどDTPで内製化が進んでいます。今後も、これを継続的に進めていく方針ですが、内製化できない印刷部門のクオリティを損なわないというのが当社の基本姿勢です。中島印刷さんは、水なし平版で印刷していますが、網点がシャープに出るし、色にバラツキがない。やはり、こういう安定した品質を今後も維持していただきたい。

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