日本WPA : Japan Waterless Printing Association

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日本WPAの活動  - 2017年6月 -

岡山市の独創的クレジット—バイオディーゼル燃料事業により創出

日本WPAのカーボンオフセット事業に新たに参加する会員が増えている。その中の一社である岡山市に本社がある(株)ファビオがオフセットに使用したクレジットが、少し変わっている。
排出権クレジットは、省エネルギーによるCO2削減、再生可能エネルギーに転換することによる削減、適切な森林管理による削減による創出で通常である。

(公募により決定した岡山市のクレジットのロゴマーク)okayamalogo.jpgのサムネール画像のサムネール画像

岡山市は、一般家庭や食品加工会社などの工場から、てんぷら油を回収して、それをバイオディーゼル燃料(BDF)に精製している。このBDFを岡山市の「ごみ収集車」等の燃料として活用してする活動により、排出権クレジットを創出している。

食品加工工場では、てんぷら油は通常は産業廃棄物に当たる。岡山市の取り組みは、産業廃棄物を減らすとともに、市民生活に欠かせないごみ収集車の燃料に使用する取り組みから生まれた独創的なクレジットである。石油由来のディーゼル燃料(軽油)に比べて、植物由来であるためカーボンニュートラルの効果が適用され、CO2削減効果が大きい。

            (印刷物に付けられたカーボンオフセットバタフライマーク)fabio3.jpgのサムネール画像

(株)ファビオは、カーボンオフセット事業に参加するにあたり、地元の地産地消クレジットを希望され、岡山市のクレジットを採用した。カーボンオフセットした印刷物には、排出量を記載したカーボンオフセットバタフライマークを付けて、可視化している。

日本WPAでは、カーボンオフセット事業への参加を希望される印刷会社には、基本となるLCAの理念、実際のCO2排出量の計算の指導、クレジットのオフセット手続きまで、会員サービスの一環として取り組んでいる。
事業への参加を常時受け付けているので、希望される会社は、事務局まで一報をお願いしたい。

2017年6月24日

第7期定期総会を熊本県で開催—熊本地震からの復興を祈念して

6月16日、日本WPAは、第7期定期総会を、昨年の4月に発生した熊本地震の爪痕が、いまだに残る熊本県にて開催した。generalmeeting.jpg
総会に併せて敷島印刷株式会社(熊本県宇城市:敷島武法社長)の工場見学会と、印刷通販大手のプリントネット株式会社(鹿児島市)の小田原洋一社長を講師に招いての講演会を開催した。
見学会、講演会には熊本県印刷工業組合の協力も得て、熊本県、福岡県からも多数の参加があり、60余名の大盛況であった。
熊本県印刷工業組合の藤井直樹理事長からは、総会、工場見学会、講演会を熊本県で開催したことに対し、講演会後の懇親会の席上にて、謝意が述べられた。

(日本WPA 田畠久義会長)
tabatachairman.jpgのサムネール画像のサムネール画像のサムネール画像のサムネール画像のサムネール画像のサムネール画像のサムネール画像第7期定期総会では、冒頭に田畠会長より、小川勇造新事務局長体制に代わり、多くの団体が会員減に苦しむ中、日本WPAの会員数が増加に転じていること触れ、水なしLED-UV印刷の新規採用や、印刷機のリノベーションによる経営効率の改善などの実績が出ており、これらの実績が会員増につながっているとの報告があった。
第8期は、植物油インキに比べてより環境性能に優位性のある省電力UV印刷用のNONVOCのロゴの提案があり、業界統一マークとして推進する決意が述べられた。
更には、2012年に開始したカーボンオフセット事業は、総オフセット量が間もなく5,000トンに達することに触れ、日本WPAの先進的で、継続的で、着実な「環境保全印刷」事業を更に推し進める決意も示された。
総会に提案された第7期の事業・決算報告、第8期の事業計画。予算は満場一致で可決された。詳細は、(一社)日本WPA第7期総会報告をご覧いただきたい。

総会に先立って、敷島印刷(株)の工場見学会を開催した。敷島印刷(株)は、熊本地震で多大な被害を被りながら敷島社長を先頭に、「奇跡の復活」を会社スローガンにして、全社員が「現場力」を結集して見事に復興を成し遂げられた。

   (会社スローガンと従業員の決意を表す写真入り「現場力」のポスター)
shikishima2.jpgのサムネール画像のサムネール画像のサムネール画像のサムネール画像のサムネール画像のサムネール画像shikishima5.jpgのサムネール画像のサムネール画像のサムネール画像のサムネール画像                
敷島印刷(株)では、就労継続支援A事業所「かけはし」も運営されており、この事業所の就労者の皆さんの印刷現場での真面目で丁寧な働きぶりに感心した次第である。

odawarapresident.jpgのサムネール画像のサムネール画像(プリントネット(株)小田原社長)

総会後に、「中小印刷会社の生き残り方」の演題のもとに、プリントネット(株)の小田原社長の講演会を開催した。予定時間を超え、一時間以上の熱のこもった、時には、プライベートな話題に触れながら、ユーモアを交えた本音の講演であった。講演会参加者の誰もが、自社の状況に照らし、大いなる指針やヒントを得たと絶賛していた。
プリントネット(株)は、2005年に印刷通販事業を興し、目標とした「業界のリーディングカンパニー」にまで、成長させた小田原社長の経営手腕、理念を、直接聞くことができる貴重な講演会であった。

プリントネット(株)は、東京西工場で水なし印刷を採用しており、4色機1台で5600版/月を記録したこともあるとの説明もあった。

2017年6月21日

環境印刷ブランドとしてのバタフライマーク

日本WPAの登録商標となっているバタフライマークは、1993年シカゴで非営利団体のWaterless Printing Associationが結成された後に誕生した。
2002年に日本WPAが任意団体として発足時に、日本で商標登録され、以来、環境印刷のシンボルマークとして広く認知されるに至った。butterfly2.jpgのサムネール画像のサムネール画像のサムネール画像のサムネール画像

バタフライマークには、会員個別のPINを割り当て厳格な管理もとで使用されている。企業の発行するCSR報告書の大部分にはバタフライマークが付き、環境保護印刷のシンボルとして浸透している。


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ニュープリンティング(株)の月刊誌であるプリンテックステージで、バタフライマークの由来であるオオカバマダラの紹介を含め、日本WPA会員各社のバタフイマークのブランド化に取り組む活動を詳しく取り上げている。
詳細は、ここプリンテックステージ6月号「環境印刷ブランド・バタフライマーク」.pdfをクリックしてご覧ください。

2017年6月13日

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