日本WPA : Japan Waterless Printing Association

ホーム 日本WPAについて 水なし印刷について バタフライロゴについて お問い合わせ

日本WPAの活動  - 2016年10月 -

20年使い込んだ印刷機をリノベーションし水なし専用機化―――印刷新報(10月13日)で藤原印刷が紹介される

藤原印刷株式会社(藤原愛子社長、本社・長野県松本市、社員94名:http://www.fujiwara-i.com/)は、昭和30年(1955年)に藤原輝氏が、たった1台のタイプライターをもとに、自宅の一室にて「藤原タイプ社」を創業して今期で61年目になる。教育出版系の出版物を中心に、各種印刷物の企画・デザイン・組版から印刷までを行い、東京・神田に支店がある。
創立時の「一文字一文字に心をこめ、一冊一冊を大切にして本をつくる」すなわち「心刷」にこだわり続け、その技術力により生み出された作品は、今まで数々の賞を受賞している。
fujiwaraprinting1.jpgのサムネール画像のサムネール画像のサムネール画像
(左から)杉本取締役、藤原社長、市川次長、土井部長
印刷機は計8台を所有しているが、その中で老朽化し生産性が低下していた2台の四六全判両面一色機(アキヤマJPRINT44)に対して、東レの技術パートナーのタケミ株式会社が中心になり、リノベーションの提案、作業、指導を行った。
fujiwara printing3.jpgのサムネール画像
水なしリノベーションで復活した印刷機
リノベーション後の印刷機を水なし専用機化することにより、2台の印刷機が復活しただけでなく、従来に比べ全体の生産性が10%向上し、品質の向上や安定、オペレーターの負担軽減など想定以上の効果が上がっている。藤原印刷(株)の印刷新報(10月13日)の記事の詳細は、ここ 藤原印刷(印刷新報10月13日付).pdf をクリックしてご覧ください。

2016年10月31日

水なしLED-UV印刷が各紙で取り上げられる-----印刷機のリノベーションとLED-UV装置の後付けでの水なし専用機化(株式会社富士印刷)

水なし印刷の更なる価値を高めることが可能になる「水なしLED-UV印刷」の採用が、本格化してきており、いる業界紙の各紙が取り上げている。
水なしLED-UV印刷は、生産性の向上、品質の向上と安定、人材育成の面で絶大な効果を発揮するとともに、省エネルギ―、VOC発生抑制など環境対応面でも優れた技術である。
更には、老朽化した印刷機をリノベーションし、水なしLED-UV印刷を採用することにより、新たな価値を生み出し、経営効率を飛躍的に向上させている事例が増えている。
akiyama printingpress.jpgのサムネール画像のサムネール画像のサムネール画像のサムネール画像
リノベーションにより水なしLED-UV印刷専用機化になったアキヤマJPRINT菊全両面4色機

「リノベーション+水なしLED-UV印刷」を果たした株式会社富士美術の事例が、日本印刷新聞(10月10日付け)、印刷新報(9月29日付)およびプリテックステージニュース(10月25日付)に掲載された。
日本印刷新聞の記事はここ 富士美術(日本印刷新聞10月10日付).pdf をクリックし、印刷新報の記事はここ 富士美術(印刷新報9月29日付).pdf をクリックしてご覧ください。
また、プリテックステージニュースの記事は、ここ 富士美術(プリテックステージニュース10月25日付).pdf をクリックしてご覧ください。」

また、水なしLED-UV印刷に関する過去記事の詳細は、以下のURLをご覧ください。
http://www.pjl.co.jp/news/enterprise/2014/09/6832.html
http://www.waterless.jp/about/activity/archives/002704.php
http://www.waterless.jp/about/activity/archives/002665.php
http://www.waterless.jp/about/activity/archives/002630.php
http://www.waterless.jp/about/activity/archives/002625.php

2016年10月24日

アインズ株式会社は、「人と地球に優しいコミュニケーション」をコンセプトに「びわ湖環境ビジネスメッセ2016」に出展

「びわ湖環境ビジネスメッセ2016」は、環境と経済の両立」を基本理念に、環境産業の育成振興を図るB to Bに特化した見本市として、10月19日〜21日まで、滋賀県長浜市の長浜バイオ大学ドームで開催された。1998年の初開催から19回目を迎え、292社・団体が出展し、来場者は35,000人にのぼった
shiga lake.JPGのサムネール画像のサムネール画像のサムネール画像

地元滋賀県の日本WPA会員のアインズ株式会社(滋賀県蒲生郡:大森七幸社長http://www.shiga-web.or.jp/eins/index.html)は、毎年この見本市に出展しており、今年度は、「人と地球に優しいコミュニケーション」をコンセプトにECO(Ecology)&UCD(Universal Communication Design)製品の展示を行った。eins1.JPG

ECO製品として温室効果ガス排出権付き水なし印刷[グリーンアイ]、琵琶湖環境保全寄付金付印刷用紙[びわ湖環境ペーパー]、購入者とアインズが共に緑の募金をする[エコカレンダー]が展示されていた。eins5.JPGのサムネール画像のサムネール画像のサムネール画像のサムネール画像のサムネール画像のサムネール画像のサムネール画像eins2 (2).JPGのサムネール画像のサムネール画像のサムネール画像
また、UCD製品として、訪日外国人や障害のある人が、指差し・筆談で使用できる[コミュニケーション支援ボード]、刃物無しでひっぱるだけで開けることのできる封筒[楽ぷる封筒]、フォント、色彩を適切に使用し、読みやすい情報量にコントロールできる[情報の見える化]などが展示され多くの注目を集めていた。
eins3.JPGのサムネール画像のサムネール画像eins6.JPGのサムネール画像のサムネール画像のサムネール画像のサムネール画像


長浜市は、羽柴秀吉が整備した長浜城の城下町として発展してきた滋賀県北部の中心地である。会場の長浜バイオ大学は、この長浜市に、2003年、日本初のバイオ・生物系の単科大学として開学し、科学誌「ネイチャー」に掲載される研究論文の本数では私学で9位(2017年度版大学ランキング)で高水準の研究成果を誇っている。

2016年10月22日

千葉大学工学部画像系学科100周年記念式典開会される。 ---水なし平版と千葉大学画像系学科との深い関係

千葉大学は、国立大学唯一の画像を専門に扱う画像科学科を持ち、化学・物理はもとより,人間の感性など広範囲にわたる総合学問領域を扱っている。この画像系の学科は1915年に創設された東京美術学校の写真・製版学科を起源にしており、10月15日に千葉大学のキャンパスにおいて記念式典が開催された。
日本WPAは、この100周年記念事業として創設されるイメージングラボの設備基金への寄付を行った。
chiba unv-k.JPGのサムネール画像chiba1 unv_.JPG
挨拶をする小森コーポレーションの小森会長

水なし平版のインキ反発層は、シリコーン層で出来ているが、シリコーン層がインキを反発性するメカニズムを理論的に解明したのが、千葉大学の山岡亜夫教授(現名誉教授)である。
chiba univ-y.jpg.png      WFBL理論(Weak Fluid Boundary Layer)
山岡教授は、1970年代の初め、シリコーン層がインキを反発するのは、インキ中の溶剤がシリコーン層に浸透し、シリコーン層の表面に溶剤の極薄い膜を形成することにより、インキを反発することを解明した。一般的にはWFBL理論(Weak Fluid Boundary Layer理論)と呼ばれ、この理論により、水なし平版の改良、水なしインキの開発・改良が一気に進んだ歴史がある。

品質と生産性向上を求めたら、答えは「水なし印刷」にあった。―――(株)ファビオが、「印刷情報」「印刷新報」で「印刷元気企業の条件」として紹介される

株式会社ファビオ(岡山市:池上鎌三郎社長、社員40名:http://www.fabio.co.jp/)は、1965年に前身の池上写真製版所として創業し、2000年ごろから印刷分野に進出し、印刷会社へと業態変革を成し遂げた。
president ikegami.JPGのサムネール画像のサムネール画像のサムネール画像(池上鎌三郎社長)


2001年には東京支社を開設し、池上社長自ら先頭に立って、東京市場を開拓してきた。現在は、売上の半分を東京が占めており、池上社長自身も月2〜3回、各2〜3日間東京に出張し、攻めの営業を継続している。

昨年、50周年を迎えて、記念誌を制作された。
「Make Next Wonders」(次の驚きと感動を創り出そう)のスローガンのもと、「お客さまの成長が私たちの成長につながり、私たちの成長がお客ささまの成長につながる」を具現化するため、既存の枠組みや常識にとらわれず、期待を超える「驚き」と「感動」を提供し続ける印刷会社である。

fabio1.JPG
50周年記念誌

水なし印刷については、「品質と生産性の向上を追い求めた結果到達した結論である。所有するオフセット印刷機2台はともに水なし印刷で運用している。水なし印刷の採用、ジャパンカラーによる数値管理、印刷機械の定期的なメンテナンスの三位一体の運営により、時間短縮、色調の安定、複数版の色の平準化、ほぼゼロの裏移り、ファンアウトの解消、機械故障の未然防止など改善が顕著に表れた。24時間稼働だった工場が16時間稼働になり、同じ設備と人員で売上をアップする効果を上げている。池上社長は、岡山県印刷工業組合の副理事長として、地元の印刷業界のレベルアップのための旗振り役を担っている。
月間「印刷情報」9月号に詳細記事が掲載されているので、fabio.pdfここをクリックしてご覧いただきたい。

2016年10月12日

12年前から水なし印刷で環境対応 −−−プリテックステージニュースで井上総合印刷が紹介される

株式会社井上総合印刷(栃木県宇都宮市:井上加容子社長、http://www.inoue-gp.jp/)は、従業員90名で、昭和41年に創業し、商印・出版印刷、企画・デザイン、製版、印刷、製本、加工、デジタル印刷、出庫管理までワンストップサービス体制を構築している。
president Inoue.JPGのサムネール画像
井上加容子社長
宇都宮CSRまちづくり貢献事業所の認定を受け、今を生きる心の季刊誌として「しもつけの心」を出版し、栃木県に特化した電子書籍ポータールサイト「トチギイーブックス「」を運営し、広く地域社会に貢献している印刷会社である。
「水なし印刷」は、平成16年に高精細カラー印刷の取り組みから開始し、平成20年のジャグラ作品展では、出版印刷部門で「熊本の海釣り」が経済産業大臣賞を受賞している。
inoue printing.JPG
水なし印刷採用の小森菊全4/4両面機
生産工場の環境対応に加えて、印刷物そのものの環境対応に注力し、環境にやさしく、高品質な製品の提供をモットーとしている。プリテックステージニュース(2016.9.25)の記事の詳細はInoue General Printing.pdfここをクリックして、ご覧いただきたい。

2016年10月10日

人にも環境にやさしい独創的なパッケージを展示 ―――富山市の会員企業、朝日印刷(株)、富山スガキ(株)が、TOKYO PACK 2016に出展

10月4日〜7日、東京ビッグサイトで開催された「2016 東京国際包装展−TOKYO PACK 2016」に、会員企業で、明治初期創業の老舗2社である朝日印刷株式会社(富山市:濱尚社長、http://www.asahi-pp.co.jp/)、富山スガキ株式会社(富山市:須垣貴雄社長、https://www.sugaki.co.jp/index.html)が、独創的な医薬品パッケージを展示し、多大な関心を引いていた。
tokyopack.JPG
TOKYO PACK 2016は、包装資材、包装機械、環境対応機材、物流機器類に至る生産・包装・流通の最新情報を発信する国際的展示会として、毎年15万人以上の来場者がある展示会である。会員企業である大手印刷会社、大手印刷インキメーカーも独自の自社製品の展示を行い各社とも盛り上がりを見せていた。

その中でも「くすりの富山」を代表する2社の展示は、使う人の立場に立った商品パッケージであり、医薬品を扱う人々、医薬品を必要とする人に、真にやさしい考え抜かれた商品であった。

朝日印刷(株)は、1872年(明治5年)の創業で、医薬品・化粧品分野における印刷包装材のトップメーカーである。創業から一貫して顧客本位のものづくりを実践し、今回は「子どもの医薬品誤飲事故」防止に焦点を当てたパッケージの展示であった。
asahi printing package display.JPGのサムネール画像
子どもの医薬品の誤飲事故の内、子ども本人の誤飲事故が764件にも上るとのパネル展示は驚きであった。子どもと大人との「力の差、知恵の差」を利用したパッケージは、顧客本位の伝統が生み出した製品そのものである。
asahi printing package.JPGのサムネール画像
子どもの医薬品の誤飲事故内容

富山スガキ(株)は、1877年(明治10年)の創業で、多様化、個性化、ハイグレード化を「お客様第一主義」の理念のもとに推進し、シルクスクリーン印刷、UV印刷など新技術にいち早く取り組み、また、パッケージ印刷業界としては先駆けて「水なし印刷」を採用した会社である。
toyama sugaki display.JPGのサムネール画像
今回の展示では、「富山スガキのタグ付きパッケージ(パッケージを廃棄してもパッケージに取り付けたタグを取り外せ医薬品の管理情報が残せる商品)」及び、新しいカタチの「開封・再封・廃棄」を提案するパッケージには、医療従事者のみならず、使用するシニア層への配慮が行き届き、かつ子どもの誤飲事故も防止できる画期的な商品である。.
toyama sugaki paca.JPGのサムネール画像
新しいカタチの「開封・再封・廃棄」パッケージ
今回の2社の出展は、自社の伝統を守り、自社の強みをより進化させ、かつ新技術を積極的に取り入れ、「顧客本位」を貫く姿勢を色濃く出した展示であり、強く印象付けられた。

自社のパッケージの印刷技術活用し、タイ・ACE諸国にビジネス展開 ―――サンメッセ(株)がTOKYO PACK 2016でアピール

サンメッセ株式会社(岐阜県大垣市:田中義一社長、http://www.sunmesse.co.jp/)は、タイのセキュリティ印刷のリーディングカンパニーであるCSP(CHANWANICH SECURITY PRINTING)社とコラボレーション展示を行い、ACE共同体に拠点を持つクライアントの要望に応える体制を訴求していた。
sunmesse display1.jpgのサムネール画像
2012年にサンメッセタイランドを設立し、日本基準の品質・対応・納期管理を徹底させ、食品、化粧品、セキュリティ、フレキシブルパッケージなど様々な製品を、サンメッセ&CSPグループが供給、サポートする体制を整えている。

展示品のパッケージ品質は多岐にわたっており、全てが日本品質そのものであり、技術の水準の高さを誇示するものであった。
sunmesse.JPG
サンメッセは、創業80年を超える企業であるが、常に挑戦を続ける企業として評価が高く、海外展開もその精神が如実に表れている。「水なし印刷」を早くから採用し、現在はカーボンフットプリントに極めて積極的に取り組んでいる会員企業の一社である。

2016年10月 9日

東レ先端材料展で、「水なし平版のグロール展開」について講演が行われる

東レ株式会社は、創立90周年を迎え、10月6日?8日まで東京国際フォーラムで「東レ先端材料展」を開催した。
「素材で、世界を変えていく」の理念のもとに、生活関連の繊維・プラスチック・医薬医療製品から、社会インフラに関連する水処理、車・航空宇宙関連、砂漠の緑化製品など幅広い展示がなされていた。

その中で、イノベーションステージプログラムとして水なし平版のグローバル展開について、印写部販売3課長 槙田祥子氏が、対話形式でプレゼンした。印刷に馴染みのない人たちにも理解できる分かり易い内容のプレゼンであった。

toray lecture 1.jpgのサムネール画像のサムネール画像
東レ(株)印写部販売3課長 槙田祥子氏


水なし印刷の環境印刷特性を基本にしつつ、チェコ共和国での水なし平版工場操業によるグローバル展開、日本での商業印刷、欧州の新聞印刷、アジアの高品質印刷など世界の各マーケットに適した版材、サポートの紹介等は、水なし印刷の世界的な広がりを印象付けるものであった。
また、水なし「バタフライマーク」を大写ししながらの説明は、聴講者の「バタフライマーク」の認知度の向上に大いに役立ったと確信している。
なお、講演詳細は、別途配信の予定。

その他、ホットな展示として、生体関係では、心臓機能や筋肉の動きを常時モニターできるウエアブル素材、トップアスリートのために義足、炭素繊維を多用したボーイング787の実物大模型など、一貫して素材開発にこだわる東レ(株)の姿勢を実感できる展示であった。toray lecture2.jpgのサムネール画像のサムネール画像のサムネール画像水なし平版の素材面からの更なる進歩を期待したい。

ページのトップに戻る