日本WPA : Japan Waterless Printing Association

ホーム 日本WPAについて 水なし印刷について バタフライロゴについて お問い合わせ

日本WPAの活動  - 2013年3月 -

水なしを活かして封筒印刷をこなす、ニーズ掘り起こしの達人

 例年より1週間も早く桜満開となる中、護国寺すぐ近くの有限会社ニーズ様を訪問。忙しくされている中で、元気そのものの上田社長と面談させていただいた。社名『Needs』とは?ありそうでなさそうなネーミングであるが・・・、上田末人社長は「25年前までいろんな商売を手がけられたが、異業種で培った経験を生かし、印刷を通して世の中にお役立ちできる「Needs」を達成できるなら、これは大いにやりがいのある事業との思いから印刷会社を興されたのだ。前向きの源は、まさにここにあるのだ。
「ニーズ」では、封筒名入れ印刷は全て水なし印刷で行っている。しかも非冷却の小型印刷機(軽オフ機)を使用しているのだ。理由を伺ってみたところ、社長は「こういう封筒名入れ印刷や端物印刷は、予備が無いのが現実。水なし印刷だからこそ対応できるとする。最初の一枚目から正紙が出てくれるので、これは今の時代には相当ななメリットだ。同業他社で困っているところがあれば、相談にのってあげたいね。製版設備があるので、ネットでデータを送っていただければ、四六半裁までの版出力は可能なのだよ。」と、にこやかに話してくれる。確かに水あり印刷で同様の仕事を行おうと、それなりのヤレ紙が必要で、材料の高い封筒のコストパフォーマンスを上げるには、水なし印刷方式がぴったりである。
needs-press.JPG

 端物印刷を行っている同業他社の多くは、相当使い込んだ小型オフセット印刷機を使っているので、湿し水周りに何らかの問題を抱えている場合が多い。それなら、一層のこと、湿し水を使わないわがニーズ方式でいいのじゃないか・・・社長は、水なし印刷立ち上げの指導を公の組織の日本JWPAが行ってくれれば、端物関係で水なし印刷を導入する会社が増えるのではないかと提言してくれた。ごもっともである。
needs-ueda-inst.JPG

 会話の合間も、上田社長は新人オペレータに水なし印刷を指導されていた。わずか数時間の指導で、同オペレータは、500枚の封筒を一枚のヤレを出すこともなく刷了しているではないか!湿し水の影響がないので、刷ものの濃度変化が少ない。こんなことが可能になるのだ。熟練技術者が少なくなっていく中で、新人に早く印刷に慣れて仕事を覚えてもらうには、これしかないね・・・が社長の鋭い分析である。
 『将来に向かっては、さらに飛躍しお客様の様々な『Needs』に応えていきたい。また、近隣の仕事も取り込んで、業務をもっと広げていきたい。お客様もこの大変な時代頑張っているので、私も頑張っていかなくてはならない。』と、明日を見据え力強く語ってくれた。
 入口ドア上の、「プリント ニーズ」のサインが、社長の思いを表しれくれていた。

【一口コメント】非冷却の経年歴の小型印刷機を駆使し、水なし印刷で封筒印刷をこなす、一般的には思いつかない機械の活用法である。それに、新人を仕込むにはこれに限るとは言い当てていよう。でも、そのインストラクションの仕組みを君たちがやるべきだ・・・確かに至言である。さすが「ニーズの掘り起こしをする達人」の言葉は重い。

2013年3月28日

菊全両面8色の主力機2台を水なしに移行した!

130319hokutou-waterless.jpg

印刷タイムス3月10日号では興味ある取材記事を掲載してくれている。これはこれからの印刷機の活用法への大きなヒントとなってくれるのではないだろうか。以下は記事の抜粋である。

『また同社では、主力機である菊全判両面8 色機「J-print」2台を水無し印刷へと移行させることにも成功している。
同社が既存機を水なしへ移行する大きな要因となったのは、東條社長が昨年末、成功事例の1社である埼玉県の印刷工場を見学したことがある。見学先の印刷会社では老朽化して品質不良が顕在化していた1995年導入の1台を水なし印刷にしたところ、最大の問題であったファンナウトが見事に消えて見当精度が改善した。廃棄処分寸前の印刷機が期せずしてまだまだ使える機械へとリニ ューアルした様子を目の当たりにした東條社長は、早速年初から同社の J-printでテスト印刷を開始。問題なくクリアできたことで、引き続き2号機を水なし化へと移行させた。
「主力機を水なし化させることは大きな決断でしたが、これまで同機の構造的に構造的に限界があったファンアウト現象が抑えられることで、オペレーターの負担が大幅に軽減されました。オフセット印刷を難しくしている原因は水だと言われますが、今回、水そのものを使わなくすることで印刷作業が飛躍的に優しくなり、事故防止と生産性向上につながっています。もともと高精細印刷を得意とする水無し印刷ですからデータ調整により色再現の自由度も広がります。」と東條社長は自信を示す。
このように岡社では、新技術への挑戦によって作業効率アップと事故を未然に防ぐことで、さらなる顧客満雪高める体制が構築されたこととなった。』

2013年3月19日

緊急・限定者で募集・Print2013とCopy Craft社 弾丸旅行会(13.09.08~13)

Print2009.jpg

9月のPrint2013の見学を兼ね、大変特徴ある印刷ネット通販を25年前から始めて、盛業中のテキサス州ラボック市にあるCopy Craft社を弾丸訪問する内容の濃い勉強ツアーを募集します。
Print2013&Copy Craft.jpg
自社の立ち位置を再確認したい方、印刷ネット通販を狙いたい方、マーケティング・サービス・プロバイダーを目指したい方を歓迎します。
この旅行会には米国プレプレス界でで活躍した、Joel Friedmanが主要旅程を付き添うコーディネートしてくれます。コピークラフト社については「ここをクリック」してご覧ください。その素晴らしい会社内容をお確かめください。

また、旅程と費用については「ここをクリック」して見てください。
大変恐縮ですが、面倒見の関係上、定員6名で打ち切らせていただきます。
申し込みは25年3月末日とさせてください。

2013年3月16日

KBA RotaJET 76は最大のデジタル輪転印刷機である

RotaJet76.jpg
スイス・ルツェルンでのフンケラー・イノベイティブ・デイで展示されたKBA RotaJet 76デジタル輪転印刷機

drupaでお目見えして以来、今まで、KBA RotaJET 76はインク供給装置、インキシステム、スクリーニング、およびカラー・マネジメントなどの諸点での改良をかさねていた。これらの改良と多様なターゲット市場の潜在的ユーザーとの綿密な協力のおかげで、完成度の高い、高速デジタル印刷機を出せるようになった。ルツェルンで開催されたフンケラー・イノベーション・デイでは、KBA RotaJETは、競争機をしのぎ、差をつけた実演をしてくれた。KBAまたは、他のデジタル印刷機メーカーで本番の仕事で印刷評価テストしたことのある感心深い印刷業者から執拗なテスト依頼を受けている。KBAの新しい巻取装置と新しい、効率を上げたIR/熱乾燥の両システムとも自社内開発品で、全体の性能を強化し、すでに、ルツェルンではRotaJETに組み込まれていた。印刷品質が改善された一要因は、新しく開発されたポリマーベースの顔料インク「RotaColor」に負ものが大きい。従来のインクに比べて、このインキはかなり毛管効果(紙の中への顔料の浸透力)を減らし、高再現性をもたらし、色抜け抑制をもたらしてくれる。KBAは、大量インクジェットシステムの中で新しいポリマーベースのインクを使う最初のメーカーである。KBAによると、新しいインクによりプリコートなしで印刷ができる用紙領域を拡張してくれ、未来はさらなる品質の進歩と原価節約のかなりの可能性をもたらそう。フンケラー・イノベーション・デイでは実に、多様な印刷実演をして見せつけてくれた。

2013年3月13日

ページのトップに戻る