日本WPA : Japan Waterless Printing Association

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日本WPAの活動  - 2011年5月 -

新・社会貢献印刷商品COD(義捐金付カーボンオフセット)とは

我が(社)日本WPAが5月25日に発表した新・社会貢献印刷商品COD(義捐金付カーボンオフセット)は3つの社会貢献機能を持っている。確認媒体である印刷を通して、日本の復興を願う印刷人の心意気を前面に押し出したつもりだ。これをイラストで説明すると、こうなる.......
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2011年5月30日

「新・社会貢献印刷商品」と「クラウド化PGGの門戸開放」

低炭素化、復興支援、国内地域活性化の3機能を持つ新社会貢献商品を一般社団法人日本WPAが開発
新装・クラウド化PGG(カーボン排出量計算ソフト)を水あり印刷業者に開放しての新商品の一層の普及

(社)日本WPAは法人組織に衣替えし、第1期の決算を無事終えた。お陰様で、低炭素化の環境貢献を意識したカーボンオフセット事業は延べ1,000トン近くに達し、一定の社会評価をいただくまでに至った。
我々は欲張った3機能を持つ、画期的な社会貢献型商品を開発し、より多くの印刷会社を巻き込み、ともすれば、萎縮型になる日本経済に印刷サービスを通しての活性化につなげるようにしたい。

この新商品は原則としては、水なし印刷で行うカーボンオフセットの新商品で、3機能での社会貢献を目指している。
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新社会貢献型商品の第1の機能−低炭素化−
大震災を被ったので低炭素化を休止と言うわけには、国際世論は許してくれない。低炭素化はわが国が世界に公言している約束ごとでもある。
まず、印刷サービス専用のCO2排出量排出量計算ソフト、PGGで印刷サービスにおけるCO2排出量を正確に計算し、このロゴの数字部分に排出量を表示する。これにより、印刷会社のみならず、一般消費者にCO2排出量への意識喚起を図ることができる。その一方で、その印刷サービスに要した総排出量はカーボンオフセット(CO2量の相殺)されるため、見掛け上の排出量はゼロとさせている。

新社会貢献型商品の第2の機能−東日本大震災復興支援−
歴史上まれに見る東日本大震災に全国民を挙げて、継続的に支援をし続けない限り、明日の日本の活性化はありえない。そこで我々のフレームに従って、印刷サービスのカーボンオフセットをするとき、1トン当たり、印刷ご発注者分の義損金500円、それに、(社)日本WPAの3,000円の義捐金で合計3,500円を積み建てて行く。24年3月までに500トンのカーボンオフセット商品を消化すると、日本赤十字社を通して175万円の義捐金を寄贈できる。

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新社会貢献型商品の第3の機能−地域活性化補助金還流−
1トン当たり3,500円もの義援金を積むと、この商品が高くなるとの懸念を心配する必要は一切ない。従来、京都議定書で認められた新興国のCER(認証排出削減枠)をトン当たり、 4,000円で販売してきた。今回これに変わる、経産省の主導のもとで創出された、地域活性化プロジェクトのクレジットを3,400円で販売できる道筋をつけている。
従来、化石燃料を使っていた、暖房設備を自然由来エネルギーに転換させることで生まれた小量の案件を寄せ集め、国内クレジット認証委員会で精査されたクレジットを当てている。これはまさに、地方部の医療・社会施設から生まれたクレジットにその対価として、クレジット代金で還流される、一種の補助金効果でもって、今後、暖房機器などの低炭素化小口設備の導入促進につながってくれる。
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新装・クラウド化PGGを水あり印刷業者に開放しての新商品の一層の普及
この方向を一層強力に進めるため、クラウド型PGGの使用を水あり印刷会社にも開放する。
PGGソフトはスタンドアロンからクラウド化へのバージョンアップを行うが、この新社会貢献型商品を社会に一層の認知を図るがため、クラウド型PGGの水あり印刷会社への開放を行うことにした。一般社団法人日本WPAへの入会をしていただくと、一定の誓約条件のもとで、このクラウド型PGGを水あり印刷会社でも無償で使えるようになり、合わせて、新社会貢献型商品が取り扱えるようになる。
印刷物は貴重な記録確認メディアであり、その一角に新商品表示を行って、国民、消費者に印刷人の心意気を地道に、息長く訴求し続けて行くのだ。
低炭素化、大震災支援、地方・小口の低排出量設備の導入促進と、新商品を印刷人の手を通して社会貢献を進めたい思いでいる。

なお、一般社団法人日本WPAへの入会はhttp://www.waterless.jp/about/join.php
からできる。
また、この専用webinarを開催しているが、http://www.waterless.jp/wpa-cfp/ から視聴できる。

注)水ありで印刷した場合、このバタフライ義捐金ロゴは使えない。ただし、当会の会員企業に仕事を出した場合は、この義捐金ロゴは掲示できる。水ありで行うには、COJロゴとCO2排出量を明示することで代用する。

2011年5月25日

WATERLESS CURRENT 2011年6月号

ポーランドの水なしディーラーは高い水準を設定する
水なしの印刷の東レブランドを成長させるには、優れたプレート製品が必須と言うだけでなくディーラーの強い国際的なネットワークも求められる。ディーラーは水なし印刷に関する包括的な知識を持ち、その印刷を極める必要なすべての装置・材料を用意しなければならない。
ディーラーは、セミナーを実施し、地域の印刷展示会に出品することによって水なし印刷を販促することで主導権を示さなければならない。ありきたりの製品では、印刷人のニーズを満たすのに十分ではない。ディーラーは、また、新製品とよりよい技術的なソリューションの研究を重ね、市場のニーズに迅速に反応しなければならない。

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ポーランドのポズナニで最近開催された、印刷、材料、および関連サービスの展示会、Poligrafia 2011国際展でのColour Screen社の社員

東レにとって幸運なことに、世界中に重要な市場にそのようなディーラーがいるのだ。 そのようなすぐれもののディーラーがポーランドのポズナニにあるColour Screen社である。 同社は、印刷業界で長年の経験を持つAlekisander Tarnickiにより、2006年の初頭に設立された。水なし印刷を前面に強調しつつ、広い製造品目を主に、オフセット印刷会社に売り込んでいる。
Colour Screen社スタッフの6名は英語をこなしてくれ、ポーランドの国外で顧客を発掘することにも、全然、躊躇しない。直近の展示会はポズナニで開催されたのが、印刷、材料、および関連サービスのPoligrafia 2011国際展であった。水なしUVの特別セミナーは6月に計画されている。

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Colour Screen社が取り扱う東レ水なし版が示されている

水なし印刷での最も重要な材料の1つはPresstek、VIM、またはコダックなどの繊細なポリエステル版向けのブランケットである。
Colour Screen社のブランケットでは、5,000部以上もポリエステルプレートの耐刷力を伸ばしてくれる。もう一種のブランケット、アルファHC 2は、東レが特別に推薦しているブランケットである。 このブランケットはドイツのContiTech社のColour Screen社向け独自ブランド製品である。

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HCラインの印刷ブランケットは、新しいカレンダー技術を使って、製造される。 通常の塗工工程の代わりに、スチールローラーはゴムを平板状に作り上げる。 HCとはhighly compressible(高圧縮性)を意味し、新しく設計されたブランケット技術によって非常に圧縮しやすくなっている。それは極めて閉鎖されたマイクロセルの中の反撥的なガス圧力を借り、高くて、精密な反撥弾力性によって均一な応力の圧縮性を作り出す。その特性は斬新な「2倍のねじれ」テクノロジーによって作られる。いろんな紙種を頻繁に切り替える変化が起きても、画像全体で均一な印刷を可能にしてくれる。EPDM表面加工でUVインク用に作られたHCバージョンもある。
水なし用の「BLUE SCREEN」独自ブランドのフルライン化学品が東レ版に用意されている。これらは、毎日、使用するプレートクリーナー、水なし版の保存用により強力なプレートクリなー、および、生分解可能なプレートクリーナーを含む。水なし印刷会社の独自のニーズを発掘し、専門製品を迅速に配達してくれる、Color Screen社に謝意を表したい。

2011年5月23日

米国ではMarketing Service Providerに向けた挑戦が始まる

大日本スクリーン製造(株)様がサポートされている、Ladybirdクラブの機関誌「bird’s‐eye」20号に我が事務局長のインタービュー記事が掲載された。米国印刷界の最近の動向につき、調べ上げた内容が網羅されている。
日本では全印工連がソリューション・プロバイダーと言う用語で未来の印刷会社の姿を描いているが、米国ではリーマンショック以降、印刷会社はMarketing Service Providerになれと、識者は言い始めている。一頃前までは、Print Service Providerという姿が描かれていたが、インターネットの時代になり、単なる紙印刷だけでない、グラフィック資産の活用と言う意味で、Graphic Service Providerと言う姿に変更されてきた。
ところが、これだけでは飯は十分に食えない、もっと領域を広げようと言うことで、Marketing Service Providerと言う用語が標榜されてきた。
その具体的内容は、 このpdf をご覧いただきたい。

2011年5月 8日

田畠会長、「環境と経済にメリットをもたらす。」と、再び熱く語る。

(社)日本WPAのカーボンオフセット事業は累計900トンを達成しようとしている。これを機に、今までのCERでなく、国内クレジットに切り替え、しかも、この方式でクレジット代金の国内還流とともに、地域の中小クレジット創出業者への自然エネルギー転換支援に結び付く、斬新的な国内クレジットに取り組む姿勢を会長・田畠久義は熱く、業界記者に語った。
これはまさに、環境貢献の観点だけでなく、中小印刷会社の新商材として経済メリットももたらしてくれると、熱く、業界新聞記者に語ってくれた。
詳しくは、日本印刷新聞11.04.26.pdfをご覧いただきたい。

2011年5月 1日

WATERLESS CURRENT 2011年5月号

英国の印刷会社2社は、最上位の環境認知を達成

英国のUWPA会員企業、2社が最上位の環境ステータスを成し遂げている、と発表したい。両社は、世界で最も持続可性を持った水なし印刷の会社で、IWPA会員でもある。ここにOxford にあるSeacourt 社と、Suffolk州のBecclesにあるAnglia Print Services社の成果のお披露目をさせていただく。

Seacourt社、自然回帰に責任持つ
「自然回帰へ責任持つ印刷」がSeacourt社の標語である。 そのために自ら何をすべきか、どうすべきかと問われる。それは業界先端の環境のワークフローであり、彼らが可能な最も環境負荷の少ない足跡のもとで印刷物を生産に励んでくれている。
Seacourtを紹介すると:
先駆的な水なし専業の印刷業者
更新可能エネルギーによる電気を100%使用
植物性インクによる印刷
50%、75%、および100%の再生紙を使用
EMAS(環境管理・環境監査スキーム )に登録
ISO14001に登録
カーボンニュートラルを実施する印刷会社
FSC 認証- TT-COC-2132

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上記に示したSeacourt社の「自然回帰に責任持つ印刷」が、小見出しとして顧客の印刷物上につけられている。Seacourts社は、主たる東レプレートの水なしの印刷と、二次的に使うデジタル印刷に付けている。
紙は画像再現の重要な役者である。 Seacourt社は、以下の紙種を顧客に薦めている
1. シルク紙(50、75、100%の再生紙)
2. 光沢紙(50、100%の再生紙)
3. マット紙(100%の再生紙)
4. 非塗土紙(100%の再生紙)
5. オフセット紙(50、100%の再生紙)
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Seacourtのホームページでは多くの受賞を強調され、推薦状を表示し、ゼロエミッション達成を訴求している。

ゼロエミッションの最初の印刷会社
この14年で、Seacourt社は、ありふれた3Kの会社から英国ではクローズドループ下での、最初のゼロエミッションを成し遂げた印刷会社となった。今日Seacourt社は環境へ急進的なアプローチをした会社として知られていて、1999年にはEMAS認証(非常に高い基準と厳しい要求度として広く認められている認証)を取得した最初の印刷会社の1社となった。
Seacourt社のうたい文句は、reduce, reuse and recycle(3R)で、結果として、埋立て地へ廃棄物を持ち込むことをしていない。彼らはごみ廃棄箱を持っていたが、その最後の無駄なる収拾日は2009年10月14日であった。印刷プロセスの全体にわたって、再利用とか、再使用されていない廃棄物の流れは一つもない。どんなヤレでも再利用とか、再生して、再生紙にする、クローズドループにしている。
同社の紙の使用量は、年間273トンと言う素晴らしい数字であるが、この量で偉業を達成している。
2度目のクイーンズ賞と言う光栄ある地位を占めている。
この半世紀以内でめったに印刷会社は切望するクイーンズ賞(英国で最も名誉ある賞)を受賞していない。これは5年ごとの開催で、全産業の全ての会社に門戸を開いている。 Seacourt社は最初、2007年に持続可能な環境開発としてその賞を勝ち取った。その受賞の栄誉として、クイーンズ賞のエンブレムを固定場所に表示でき、5年の期間の間クイーンズ賞旗を掲げる権利を得たが、Seacourtは再び2011年、今それを再び、勝ち取ったところである。ある1社が2回も、この賞を取得するのはまったくユニークなわけではないが、多分、印刷会社で同じ分野でこれまでにそれを勝ち取ったことがないのだ。
クイーンズ賞は別として、Seacourt社の最も顕著な業績は、たくさんの受賞をいただいていることだ。 昨年6月に、環境とエネルギー賞で100会社(全産業の企業が対象)に選ばれ、 最終的に、最後の6社にSeacourt社は選ばれた。 代表務取締役Jim Dinnageは、英国のNEC(バーミンガムの国立展示センター)で数千人の人々の前で、居並ぶ他の5国際多国籍企業と伍してSeacourt社が並ばされたのだ。しかも、一等賞を授与されて、従って、年間持続可能企業賞(印刷会社での例はない)の栄誉を預かった。
ここに、Seacourt社が2004年以来ずっと受賞した数々の賞を紹介する:
ゴミ減量化最優秀賞
環境パイオニア賞2010、英国環境大臣・Chris Hulmeの臨席のもと、ウエストミンスター人員で開催
環境とエネルギー賞2010

主要な環境表彰
BCE環境リーダーシップ賞2009
ヨーロッパEMAS優秀賞2008
最優秀女王賞・持続可能な開発2007
「持続可能な開発の最優秀女王賞」の授与では、女王と前総理大臣ブレアの臨席のもとで授与された。
グリーン・アップル環境優秀・グリーンチャンピオン賞2006
ヨーロッパビジネス優秀賞2006
オックスフォードシャービジネス優秀候補者2005
都市快適環境・大気品質貢献賞2005
SEEDAビジネス優秀賞2004 持続可能ビジネス南東地区
WINNERオックスフォードシャー持続可能ビジネス優秀賞2004
Jim Dinnageが、私達に表示したかったのは、水なしオフセットおよび他の環境の抑制策が、彼の成功の達成に役立っていた。Seacourt社の成功例は、印刷の世界界では大変、ユニークなものであった。Seacourtが1998年、 IWPAの会員になって以来、早いうちから水なしに関与し、完全なる持続可能な印刷へと進まれたことを見させていただき、誇りに感じている。www.seacourt.netをご覧いただきたい。

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