日本WPA : Japan Waterless Printing Association

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日本WPAの活動  - 2010年10月 -

一般社団法人日本WPAの設立総会

一般社団法人日本WPAの設立総会は、平成22年10月8日 午後2時30分より第1ホテル両国・5回清澄で事業部長・中尾克太の司会の下で開催された。
冒頭、会長・田畠久義より、次の通り挨拶があった。

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設立総会風景

「一般社団法人日本WPA は2010年9月15日に法務局で登録認可され、10月8日の設立総会をもって、任意団体 日本WPA(日本水なし印刷協会)から一般社団法人 日本WPAへと正式に移行することになりました。
日本WPAは、8年前の2002年5月31日にわずか30社余りの会員で、WPA(米国シカゴ)の日本支部として発足いたしました。以来、数多くのセミナーや印刷工場の見学会をはじめ、海外の展示会や海外印刷企業の視察ツアーを多く企画しました。付帯サービスとしては、VOC測定器を購入しての会員印刷工場でのVOC測定サービスや、海外会員企業との協力による印刷資材の輸入・販売、水洗浄性Non-VOCインキの開発・販売など多岐にわたるサービスを手掛け、最近では、購入した電力計による各印刷関連機器の電力使用量の測定サービスや、CO2排出権の購入を手がけ、カーボンフットプリント、カーボンオフセットの事業の一環として提供しています。
これら多くの事業やサービスが会員企業の差別化や売上の向上に繫がり、結果、多くの他団体が会員数の減少に直面する中、毎年着実に増加し、国内外での会員総数が200社近くまでに成長することが出来ました。
これもひとえに、会員企業の皆様や、協賛会員様、その他関係各位の多大なご支援の賜物と、この場をかりて改めて感謝申し上げる次第です。
会員の増加は、同時に運営予算の増加となり、事業範囲が拡大する一方で、社会的責任もより求められるようになったと思います。そこで、今年度、法人化を計画し、一般社団法人として再スタートをきることになりました。法人化により会計処理を明確化し、運営組織のより一層の透明性を確保するとともに、より多くの事業やサービスを展開して、会員企業や業界の皆様に貢献していきたいと考えております。
昨年度からはじめたカーボンオフセット事業を挙げさせていただければ、業界に先駆けで軌道に乗せ、累計のCO2オフセット量 が600tを超えるまでになりました。これは当事業が着実に差別化された新ビジネスとして会員企業の印刷物の受注に結びついている証であり、同時にCO2を確実に削減し、地球温暖化防止に貢献していると言えます。
昨今は、電子ブックやインターネットの台頭により、紙媒体の減少、特に印刷工場で製造する印刷物が減少し、印刷産業の構造不況が叫ばれる中、まさに印刷会社の存在価値そのものが問われている厳しい淘汰の時代と言われています。
しかしながら、我々はカーボンフットプリントでの研修から、紙製印刷物が環境負荷の少ない大変優れた情報媒体であると確信しています。その使用や維持においては、一切のエネルギーを必要とせず、また用紙そのものは、人的に再生産が可能なCO2由来の木材から製造され、更に同じ用紙へのリサイクルが可能です。一方で、パソコンは、使用や情報の維持に電力を消費し、石油由来のプラスチックや金属等の鉱物資源から構成されています。その製造には多くのCO2を一方的に排出するだけでなく、部品のほとんどはリサイクルされていません。
日本WPAは、最新の技術、最新のサービスを追求しながらもオフセット印刷を基軸にすることに、一切の変わりはありません。我々は、今後とも印刷の持つ環境対応性、表現の豊かさや一覧性、扱い易さや経済性を追求し、水なしオフセット印刷を志す会員企業の皆様に有益な情報や技術・サービスを提供していく所存です。
どうぞ、引き続き変わらぬご支援・ご鞭撻を頂きますよう、よろしくお願い申し上げます。」

引き続き、総会に入り、
事務局長から、以降の手続きの経過説明、本総会で決議する内容の説明と今まで取り組んだ主たる事業活動の説明を行った。
●セミナー見学会の開催    ●印刷ネットEMS   ●世界水なし印刷会議の開催  
● Waterless Current日本語版  ●UV水なし印刷解説書 ●海外視察団の派遣
●VOC計測事業 ●環境展への出品 ●バタフライCO2ロゴ    
●電流計測事業 ●全印工連水なし印刷研究会 ●水なし版材の購買会
●PGGの実用化、カーボンオフセット事業への取り組み

議案審議に入り、
第一号議案   任意団体日本WPAの解散決算報告
第二号議案   解散決議と剰余金の新法人への譲渡
を議決した。
総会最後に、日本印刷技術協会・会長・浅野健様がこの会に駆けつけて下さり、激励と祝福の挨拶をいただいた。

引き続き、15:20から、記念セミナー、米国Infotrends社、取締役Barbara Pellow女史の特別記念VTR講演「米国の業態変革 新しい機会… 新印刷会社の青い海戦略」を事務局長の通訳説明で行った。この内容は、手直しして、近々、ホームページに掲載させていただく。

16:40から、25階のアジュールに席を移し事務局担当・斧理人の司会で、和やかな宴席を開催した。この席には、来賓として、日本印刷産業団体連合会の専務理事・池田政寛氏、全国印刷工業組合連合会の専務理事・武石三平氏が駆けつけて下さった。

2010年10月10日

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