日本WPA : Japan Waterless Printing Association

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日本WPAの活動  - 2010年7月 -

PGG実務者会議でさらに詰める

印刷サービスCO2排出量算定ソフトウエア(PGG)を使って、印刷物のカーボンオフセット事業に着手した、第1期研修会の終了実務者が集まり、さらなる利便性向上、精度向上を目指した勉強会を7月27日、東西TV会議を通して開催した。もう一つの意義は、できるだけの解釈統一を図るための意見交換であった。
大阪に出向いた、中尾克太事業部長が司会進行をとり、東京側には、清水和宏講師が陣取ってくれた。冒頭、田畠会長より、本会議の意義と、今年の意気込みを力強く語ってくれた。「日本WPAのカーボンオフセット量の総計は、7月18日現在、318トンに達してくれた。新しい仲間が増えてくれたので、今年は500トンの消化を目指して行く。」と。

この会議で提議された論点は、DDCPをどのようにカウントするか、空調量はどのように案分すべきか、無線綴じのKg-CO2の数字の確認、多地点発送の処理はどうすべきか、PGGではなぜ、廃棄の紙を焼却処理としてカウントするのか、などが論じられた。

また、要望として、CERでなく、J-VERなどの国産クレジットを手当てすべきとの意見も出たが、J-VERを使うとトン当たり、1万円はつき、CERの2.5倍ほどにつく金額に、ほとんどの実務家は顔をしかめてしまった。より普及を目指すには、やはり、クレジットの経済性は無視できない。

最後に清水宏和氏から、
1)今期はできる限り、自社でインキ膜厚を測定し、これを自社マスターデーターに挿入してはどうか、
2)自社の主要マシンはできるだけ、電流計測の実績を履行していただきたい、これが、PGGユーザーのステータス向上となる、
3)標準課題を実務者の手元に送るが、これをもとに各実務家は自社マスターの下で、計算をしていただくが、どれぐらいのばらつきが出るが、確認を取りたい、
と、新しい課題を指摘された。この3課題に我々は真摯に取り組んで行く。

2010年7月28日

シンソー印刷は水なし化で大幅にVOC削減を達成

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この温度湿度条件下でVOC計測が行われた。

シンソー印刷株式会社(社長・草田俊彦氏、新宿区中落合)は本格的印刷工場の完全協業化を実施し、東京都第1号の共同工場として、昭和47年12月に誕生した会社である。会社の社屋の横には次から次へとマンションが建ち並んでしまった。印刷工場としては、環境に気を遣わざるを得ない場所になっしまったのだ。また、得意先の官公庁は環境への注文を一段とつけるようになってきた。需要家筋、立地条件を睨み、同社は平成21年年秋から水なし化へ踏み切った。踏み切る前、水ありの状態時に、工場内で発生するVOCを測定した。この値が、下の表の21.06.18計測の数字である。
1年近くになり、水なしに慣れてきたところで、そのVOCを測定してみた。その値が、22.07.23計測である。驚いたことに、胴(測定箇所)によっては、1/10以下VOC値が下がる数字が出てくれている。水ありの場合、高速性と品質性を保つには、湿し添加剤を入れざるを得ない。湿しローラーは絶えず回転していて、ここからVOCが常時発生する。これに対し、水なし印刷では湿し水が不要で、湿し添加剤などは使わなくてすみ、この部分でのVOCの発生はない。
この結果が、下の数字の差となって表れている。

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水なし導入後のVOC測定風景

2010年7月23日

WATERLESS CURRENT 2010年8月号

WATERLESS CURRENT 2010年8月号を会員各位に送信させていただいた。巻頭記事をここに掲載する。

一滴の水も必要ない、湿し水の除去
7年前、このニューズレターの中の巻頭記事で水なしの印刷を使うことで水を使わないことを強調した。今日、我々は、浄水の供給不足をきたす問題を思い出させてくれる。多くの人々が水の渇望する一方で、世界の工業国側の人々は水の価値を無視する傾向は大変な問題である。この記事の素材は2004年4月に出版されたものである。
●私達が浄化できる給水量は一定である。2,000年前に地球上にあった浄水以上の量はないのだ。当時の人口は今の3%規模であった。
●前世紀に、世界の総人口は3倍になり、浄水の使用量が6倍も跳ね上がった。
●世界の60 億人の住人は川、湖、地下帯水層にある、摂取できる浄水の54%に手を伸ばしている。2025 年までに人口増加に基づくと人類の摂取シェアーは70%になる。一人当たりの水資源の消費量が今の割合で上昇し続けるなら、25 年内に使える浄水の90%を使いき
り、他の生物は残り10%しか残らない。
●この傾向が持続すると、2025 年には世界人口の2/3 は深刻な水不足、水欠如に見舞われ
よう。
●人体の70%以上は水で構成されている。体内水1%の以下の欠如で喉の渇きを覚える。5%
の欠如で微熱が出る。8%の欠如で唾液が出なくなり、皮膚が蒼白になる。10%の欠如で
歩けなくなり、12%では死に追いやられる。*
* 世界水アセスメント計画
●地域によって異なるが、工業は世界の人類の水使用量の23%を占めている。
●米国はもっとも巨大な水の使用者の一員である。一人頭の平均、水使用量は1 日、150ガロン(567 リッター)で、欧州人は50 ガロン(189 リッター)、アフリカ人は7-1/2 ガロン(28 リッター)である。

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* 世界保健機構、世界銀行、および米国国際開発局は1日あたり人あたり20〜40リットルの水を推奨する。水の摂取量が多いほど、人間の健康と体力をつけてくれる。 詳細について2ページの年間用法チャートを参照。

この数年の間に、私達は水なしの印刷に起因する水資源保護に関する統計を掲載してきた。さて、J. L. Lennard Pty Ltd.( オーストラリア)の前会員・Norm Fizellのおかげで、私達はさまざまな印刷機での湿し水消費量の統計を持っている。 Normの研究は、オーストラリアベースの数字であるが、私達の米国印刷にもほとんどにあてはまってくれよう。

1直制あたりの年間湿し水使用量
印刷機寸法と色数    リッター ガロン
28" インチ/ 61cm
5-6色 . . . . . . . . .    10,000 〜 12,000 . . . . . 2,646 〜3,175
40" / 102cm
5-6色 . . . . . . . . .    12,000 〜 14,000 . . . . . 3,175 〜3,704
8ユニットオフ輪
巻取り(1メートル幅) . . 90,000 〜100,000. . . . . 23,810〜26,455
4ユニットオフ輪
巻取り(2メートル幅) . . 130,000〜150,000 . . . . . 34,392〜39,683

これらの数字によると、2 台の40 インチ水あり印刷機と1 台の28 インチ水あり印刷機を3 交替で回している中堅印刷企業では1 年間に、102,000- 120,000 リッター(27,000〜 32,000ガロン)の水を使うことになる。大した量でないように今は映るが、数年のうちに1 日当たり、75–85 ガロンの余分な水が致命的と言いかねないであろう。これを考えると、20 年以内に水供給で国家間の争いが起きるのでないか。

私達が吸う空気
印刷で使われている環境汚染物質のリストは化学実験室のようである。ある調査員が見積るには、米国だけで印刷会社は4,100 万ポンドの有害化合物を毎年、外界環境に放出している。米国環境保護庁の報告では、印刷工業は全有害放出物(TRI)の99%は空気中に、残り1%が地中と水中へと向かう。他の有害化合物を放出している工業では、60%が空気中、30%が地中、10%が水中へ向かう。
アメリカン・インターナショナル・グループによると、毎年、ほぼ石油ベースのインクで20億ポンド以上の量が米国の印刷業界によって使われる。インキ添加剤に加えて有害化学物質の多くは石油系のもので機械洗浄やブラン洗浄に使われ、環境への重大な危惧をもたらしている。石油系洗浄剤は60%以上のVOC(揮発性有機化合物)を含み、これがスモッグを引き起こしたり、オゾン層の破壊、呼吸困難の要因になったりする。
呼吸困難の最も一般的症状はぜんそくで、それは驚くほどの早い割合で進行してきている。 2,300万人のアメリカ人がぜんそくに苦しむとアメリカ肺協会は概算する。最近、ハーレムの中心部(ニューヨークのマンハッタンの北端)の主に貧しい市街部の4人の子供の内の1人がぜんそくであることが発見された。ニューヨーク・タイムズによると、その進行度は、専門家が予期していたものの2倍である。
スモッグ、屋内外のオゾン、および大気汚染粒子など、ぜんそくを引き起こすには多くの要因がある。印刷業界に向けられたほとんどの規制法は、スモッグとオゾンを起こす化学薬品の使用を減らすか、取り除くように求めている。
版を濡らすアルコール代用品は、環境問題である大気汚染を満足させることを意図している。しかし、これらは、高い沸点を持っていて、オフセット版で主力に使われていた、あのイソプロピルアルコールより少なく蒸発するグリコールである。究極の目的はこれら化学薬品を使わないことだが、代用品でもまだ、EPAメソッド24テストをもっても、揮発性の有機化合物(VOC)として分類される。エチレングリコールはまた危険な大気汚染物質(HAP)として大気汚染防止法によって分類される。例として、最も一般的な湿し水添加剤は、2ブトキシエタノール・ブチル・セロソルヴ、エチレングリコールn−ブチルエーテル、エチレングリコール、またはモノ-ブチル・エーテル(CAS # 111-76-2)でIPAの代用すとなる。 これらは米国大気汚染防止規則の下でVOCとHAP(危険な大気汚染物質)と考えられる。それはまた有害廃棄物であり、CERCLA条項の下で報告義務を課せられ、水で薄めての放出には不適当とされている。目、皮膚、吸入、または摂取との接触に関するこれらの化学薬品への警告; 刺激物で、これが目、皮膚、血、腎臓、肝臓、リンパ系、および中枢神経系を犯したりする。
OSHA(職業衛生と安全管理協会)は50ppmの放散規制としている。汚染された湿し廃液の処分は印刷会社にとって経済的負担と規制報告の提出を義務付けられる。1ガロンあたりおおよそ42セントから1.00ドルのコストがかかり、危険でないとみなされると、55ガロンのドラムは、55.00ドルとなる。最高に危険と見なされると、1つのドラムあたり約100ドルかけられる。有害廃液では会社の利益を減らすことになる。
Norm Fizellのリポートでは、枚葉機、1直制・8時間稼働での年間アルコール使用を、10%運用(オーストラリアでは抑え気味と解釈、氏によると、暑い地区では蒸発が早く実際の用法は多分15%とか20%とする)としたとき、

枚葉機、1直制、年間アルコール使用量
印刷機用紙サイズ・色数   リッター      ガロン
28" / 61cm
5-6色 . . . . . . . . 1,000 〜 1,400 . . . . . 265 〜 370
40" / 102cm
5-6色 . . . . . . . . 1,200 〜 1,600. . . . . .320 〜 425

湿し液の注釈:湿し液の主要成分は水である。印刷機の上で、湿し水として75%から95%までは使われてしまおう。この湿し水の有効性は地場の水質に依存する。湿し水は自然なPhが必要で、外部から浄水を入れてpH調整をしたりする必要があるかもしれない。蒸留水とか、イオンを取り除いた水は、最も安定度のあり、使ってみるかもしれない。
版を濡らす特性は湿し水の表面張力が影響する。湿し水中のアルコール、グリコール、またはゴムは、非画像部での濡れをよくしてくれ、版上の表面張力を切ってくれる。添加物は、インクを引き付けて高感度化された画像部では吸収されない。ゴムは酸性条件の下で最もよく機能するので、ほとんどの湿し水はpH 4-5と酸性化させている。

表面張力はゴム(界面活性剤)とアルコール(cosurfactant=共力剤)両方によって減らされる。アルコールは、また、湿し水の粘度を上げてくれ、版の非画像部に塗布される湿し水の層を厚盛りに保ってくれる。アルコールは水より速く蒸発するので、湿し水は紙にそれほど残らない。アルコールは、湿し水の中でのインキ乳化の傾向を減らす。
先の例を使うと、2台の菊全機と1台の菊半裁寸伸び機を持つ中堅の印刷会社では3交代制の下では年間10,200〜13,800リットルのアルコール、または、3,650ガロンを使うであろう。米国ではアルコール代用品が広く使われることは注目されるべきであろう。
水と湿し添加物をなくすこと、特に一般のオフセット印刷で水と添加物が使われてきたことを考慮すると、水なしの印刷プロセスに切り替えると有利になる。これは浄水の莫大な節約につながり、世界中の水なし印刷業者を賞賛するしたい。私達は、印刷業界の残りの方々が水なしPresstekまたは東レの水なし版への切り替えを考慮することを望む。
私達の会員にとっても、会員の顧客と検討されている方々にも、水なし印刷の大きな環境の利点をマーケティングし続けて行くよう激励したい。

2010年7月18日

『持続可能な地域づくりECOプラン』パンフを水なしカーボンオフセットで製作

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関西の山の手住宅地として知られる地域の、西宮市は平成15 年12 月、環境学習を通じた持続可能なまちづくりを目指して、全国初となる『環境学習都市宣言』を行っている。このたび、地球温暖化を防止し、持続可能な地域づくりを行うための計画として、同市は『持続可能な地域づくりECOプラン(西宮市地球温暖化対策地方公共団体実行計画・区域施策編)』を策定した。
市民、事業者、行政の参画と協働の下に進める計画で、その概要パンフの製作を水なしカーボンオフセットを使って行われた。地元で、環境志向を宣言されているわかくさ印刷が真摯にこれに取り組み、1部あたり99gのカーボンオフセット、5,000部の製作をおこなった。わかくさ印刷は平成21年度のクリーンパーフォーマンス事業でのLCAの講習を受講し、LCAの算出を自力でできる能力をいち早く習得されている。
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2010年7月 4日

WATERLESS CURRENT 2010年7月号を送信

2010年7月号はインキジェットプリンターにつき、身構える時が来たと、アーサー編集長は警鐘を鳴らしてくれている。以下はその該当部である。

水なし印刷人はインクジェットプリンタを知るべき
新世代の枚葉並びに、輪転インクジェット印刷機は、小ロットもの(50部から800部まで領域)がこなせ、可変データ機能も持つため、未来のデジタル印刷機と言われている。 現在でも、デジタルの印刷出荷量は米国では15%を占め、その成長はいたって早い。2050年までには、デジタル・インクジェット方式が、最も主要な印刷の領域を占め、オフセット方式を支配してしまうと予測される。
この増加は凸版印刷とオフセット印刷の代価分である。インクジェット市場の成長は、その適用範囲が商業印刷から新聞印刷へ、軽印刷から包装印刷へと展開されてゆく状況によって推進されて行く。アメリカの印刷の55%は、包装、広告プロモーション、およびダイレクトメール分野から成り立つ。

ダイレクトメールの役割
インクジェット印刷機の大きなはずみは、アドビPDFの存在と可変のデータ印刷(PDF/VT--VDP印刷生産とのPDF仕事交換)の力であろう。現在、我々の印刷業者会員が軽く手を染めておくのが、この発達して行く有益な分野である。そうだ! このVDPサービスは一般の印刷出荷高を越えている。
現下は、印刷に関するものは何でもすべて売っていようが、現在、印刷以外のことでクライアントとともに協業を目指す時である。なぜって? クリエイティブ、データベース、およびメールサービス部門では、もっと金を生む機会が存在する。
ダイレクトメールの詳細については次の記事を見ていただきたい。
VDPダイレクトメールは既存のマーケティング・ミックスを補足し、反応が計測できるだけでなく、どのようなクライアントの予算にでも合わせられる柔軟性があり、VDPダイレクトメールは新しいビジネスの門戸を開いてくれる。

インクジェットのパイオニア
世界の最も大きな商業印刷会社RR Donnelleyは現在のデジタル・インクジェット市場の状況よりずっと進んでいる。南北アメリカ、ヨーロッパ、中国、およびインドの工場では、1,000台を超える稼働中のデジタル印刷機があると報告している。Donnelleyは数年前インクジェットテクノロジーの可能性を認めていた。その段階では、彼らが必要とした種類の機械が全然、存在しなかった。
RR Donnelleyは、自身でインクジェット印刷機を開発することに決めた。2008年までに、会社はProteusJetと呼ばれる最初の30インチの幅(76 cm)インクジェット印刷機を発表した。それは、1,200x600 dpiの解像度で、4色ものを1分あたり400フィートで印刷が可能な機器である。2色機として使うと、800フィート/記録のスピードで運転できる。
同社のモジュール式のバージョンはオフセット輪転機の上にも、フレキソ印刷機の上にもインクジェット画像処理ユニットとしてインライン操作ができる。これらはモノクロ1,200x400dpiの解像度で最高1,200フィート/分までのインラインスピードで運転できる。

あなたが、知る必要があるもの
B2枚葉機では富士フィルム、大日本スクリーン、およびアグファM(これは輪転)、大ロット用の輪転機ではHP、富士フィルム、大日本スクリーン、アグファMが現在出ている。トナーに基づいた機械が今日では支配中だが、大判インクジェットは急速に成長している。
ジェットプレス720は、1分あたり約180枚のシート(A4サイズ換算)または1時間に2,700枚のB2シートを印刷してくれる。また、4つの可変のドットサイズによって1,200dpi x1,200dpiの解像度を達成する。その印刷面積は、720mm(28.34インチ)x520mm(20.72インチ)である。同機は、印刷に先がけて、あらかじめ紙にプレコートをしてくれる。
インクジェット印刷では製版工程はなく、前準備も事実上、除去される。インキはいわゆる、CMYKであり、メーカーによっては他社のトナーまたは光沢コーティングユニットを乗せることができる。HPのインディゴラインは最高3色までの特色を処理することができる。
大きなB2サイズとか、高速カットオフのメーカーは、特に高解像度をかなり主張している。この持ち味がこれらのマシンを相対的に小ロットでコスト競争性をもたらしてくれる。
インクジェットプレスのドラマチックな成長にもかかわらず、この方式へのいくつかの否定的側面がある。 第一に、ほとんどのインクは溶剤ベースである。私達がこの記事を書いている途中、エコ溶媒インキ、UVインキ(この傾向へ向かう)、または水性のラテックスインキなどのより環境にやさしいインク選択肢が発表されている。富士フィルムジェットプレス720の水性インキは脱墨性に優れ、循環再生に寄与している。
インクジェット紙は、追加費用消耗品を使う上記のジェットプレス720を除いて通常のオフセットまたはつや出し紙より30〜40パーセント高いかもしれない。ほんのわずかのインクジェットプリンタは、私達が普通紙と呼ぶものを使っている。
いくつかのインクジェットシステムは非塗工紙でうまく刷れ、他は塗工紙でより適性をもつ。今日現在、これらの印刷機で利用可能な紙には、非常に制約されたものである。多様な紙で使えるようになって、インクジェットはより速く成長してくれよう。
デスクトッププリンタ用のインクジェットカートリッジが、ロレックス時計と同じくらい高価であり、新しいマシンのための消耗カートリッジも、相当、高価であろうとしている。 画像処理ヘッドがこのプロセスの鍵であり、それらのメンテナンスまたは入れ替えは考慮しておく必要がある。
ジェットプレス720のようなインクジェットプリンタは2,000枚以下の小ロットものには、費用効率が高いものとなろう。あなたの顧客が独自でマシンを購入することさえ可能でとなろう。
あなたが現在可変のデータ印刷に没頭しているとか、非常に小ロットものに適応させるニーズを持っているなら、これらのインクジェットを導入することは考えられる。 過去の例から見て、ほとんどの印刷会社は適応するであろう。オフセット印刷が凸版印刷の方法を引き継いだ時を覚えている? 古いトナーベースのプリンタよりカラフルで、より鋭いイメージによってマーケティングできるとされ、インクジェットプリンタが到来したのはわずか数年前のことである。
すべての印刷方式はある程度まで残存するであろう。消費者が最終的な裁判官になるであろう。いつも、品質への要求と水なしの印刷の独自性が存在するであろう。インキジェットの市場が成長するであろうし、市場での水なしの印刷のニッチは存在するし、決して水なしの印刷を「取り除かない」であろう。印刷会社こそが、どの選択肢を自分の顧客を提供するかを決める役者になるのではないか。

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