日本WPA : Japan Waterless Printing Association

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日本WPAの活動  - 2009年12月 -

WATERLESS CURRENT2009年12月号

Vinage99社は ワイン作りの歴史を収穫する

北カリフォルニアのサンフランシスコ湾エリアにあるリバモアという歴史的な都市がIWPAの水なし印刷のラベル印刷会社、ヴィンテージ99の故郷である。 会社はリバモア谷にある。そこで、スペイン宣教師が1760年代に最初のワイン用のブドウを植えた時に、カリフォルニア・ワイン産業は始まった。
健全なワイン産業が育ち、近くにラベル印刷会社が生まれたのは当然であろう。 粘着ラベルへの変遷が始まった時に、この地にいたマーク・ゴンザレスによってヴィンテージ99は設立された。マークは、ワインラベル産業に数十年勤めていたが、粘着ラベルが未来の動向であったことに気がついた。そこで、粘着ラベル専門の意図を持って、マークとパートナーはヴィンテージ99を創業した。
彼のパートナーは亡くなって相当経つが、舵取りの彼の妻キャシーとともに、ヴィンテージ99はワインボトルラベルで成功し、高く評価されている製作メーカーになった。
また、ラベル品質がワイン品質の認知上、重要な影響力及ぼす認識が出てきて、さらに高級ラベルの需要は増加してくれた。マークは、最初の水なしオフセット輪転印刷機を入手したことで、この市場の声にこたえた。水なしオフセットで、Vintage99は彼らのクライアントの期待を超えるまでの、鮮明なイメージを作り出すことができた。同業者はヴィンテージ99の先導に続いたが、今日では、高級ワインのラベルは事実上すべて、水なし技術によって生産されている。
高い品質ラベルの要求にこたえ、ヴィンテージ99は完全なデジタル印刷サービスを提供している。ラベル生産と仕分けは非常に専門化している工程である。従って、この部門はこの分野で最も経験されたマネジャー、Isaiah Sailorの監督下で熱意と注意によって運営されている。厳密なカラー・マネジメントが製版印刷プロセスで貫かれている。
ヴィンテージ99は東レ水なし版を使い、255線またはそれ以上の条件で製版している。この版によりクライアントが要求するオフセット品質を提供している。 ラベル輪転機はオフセット印刷が2胴、打抜きの後に箔、浮き出し、および、フレキソ印刷コーティング2胴の構成になっている。
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多機能水なし輪転機はヴィンテージ99の働き頭になっている。

フレキソ印刷と水なしオフセットに加えて、ヴィンテージ99は短納期対応のためにデジタル印刷を持っている。デジタル印刷機と加工設備を収納するために第2工場を拡張した。デジタル印刷機はヒューレットパッカード・インディゴWS4500である。インディゴ上で生産されたラベルは、加工システムのDigiconに入り、浮き出し、箔押し、2つのフレキソ印刷コーティングユニット、高性能スクリーンつや出し、および打抜き工程で完遂される。
ラベルが出荷される前に、徹底的な品質検査を受ける。色の忠実さは提供された仕様を電子的に検査される。ラベルはロットごとに、ラベルの棚での陳列品質を保証するために厳密な耐摩耗試験に合格しなければならない。最終的に、壜詰にする施設に安全な到着を保証するために、特性の包装が採用されていている。
最近、ヴィンテージ99は他の製品分野まで生産拡張をし出した。新たな成長を支援するために、彼らは「ラベル革新部」と称する非ワイン部門を新設した。この部門は他の飲み物、食物、およびオイル交換ステッカーのためにラベルを生産している。新分野の成長の可能性は無限であるようだ。
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ヴィンテージ99のオーナー、キャシーとマーク・ゴンザレス
ヴィンテージ99の評判の多くは、水なしオフセットを通して最高品質を達成するその技術力にかかっていまする。環境面もまた注目されている。水なしプロセスのためだけでなく、30から100パーセントに及ぶ消費者廃棄物を配慮した素材提供を通して環境配慮を行っている。
それが地域産業にわたって、そして他のラベル印刷業者の間で知られつつなってきたが、このプロセスに対する関心は大変、高まってきた。 水なしオフセットはワインと他のラベルにとって未来の不可欠な技術であり続けよう。

2009年12月30日

新バージョンPGGとバタフライCO2ロゴが業界紙・印刷新報の1面トップで報じられる

日本WPAがこの度、発表した、「新バージョンPGGとバタフライCO2ロゴ」が業界紙・印刷新報の第1面トップで大きく報じられた。同紙は環境対応も含め、印刷業界はいよいよ世界を意識して動き始めましたとし、さらに、人々の目を見開かせるようなニュースをどんどん発信してゆく、とされていた。

印刷新報・21年12月21日号.pdf

2009年12月26日

日本WPA会員グループ総勢で15社がエコプロダクツ2009に出品

日本WPAはエコプロダクツ2009展で8社がグループを組んでミニコマの4列対抗8コマのコマ取りで一つの島を形成して出品した。会場中央よりの通路端には精英堂印刷(株)が陣取ってくれた。同社は2009年度に第8回印刷産業環境優良工場で経済産業省大臣賞を見事受賞された企業で、この看板は大変インパクトがあった。
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精英堂印刷が今年の印刷産業環境優良工場で経済産業省大臣賞を受賞

この列の隣には、日本WPA事務局が出品し、新装PGG(印刷サービスCO2排出量算定ソフトウエア)と新設のバタフライCO2ロゴを出品展示した。
この隣には(株)日精ピーアールが陣取ったが、環境対応の水なし印刷+FM10ミクロンの網点・超高精細によるブランディングをPR。勤務者はバタフライマークのエプロン着用してくれた。チラシ・エコメモの手交など3日間で要した土産物は完売となってくれた。
河北印刷(株)は東レの人工レザー・エクセーヌを装丁した上品な水なし印刷の手帳を出品してくれた。
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日本WPAのグループ駒の一角
対抗列の会場中央寄りの端には、サン美術印刷(株)が出品した。Gスキャナーのドットパターン印刷及びステルスインキ、さらに情報デバイス・ソフトウェア・コンテンツを披露してくれた。
六三印刷(株)は環境配慮印刷物、リサイクル対応型印刷物の提案につきディスプレーを使って行ってくれた。(株)野毛印刷社は水なし印刷、ノンVOCインキ、FSC、エリアマッピングDM、プリントプラス(印刷+WEB)、環境コミュニケーションサイト(エコイロ)とマーケッティングに踏み込む姿勢を強調していた。スキット (株)はカバーホルダー・ポスター・ダイレクトメール・ノベルティー商品の展示をしてくれた。
水なし印刷の環境適性、品質適性を来場者に訴求することができた。
主催者の掲示してくれた、入り口の看板には、「環境に配慮した用紙や印刷技術の利用
ポスターやチラシなどの印刷物には、リサイクルペーパーやFSC認証紙などを用途に応じて使用し、水なし印刷などの環境に配慮した印刷技術も可能な限り利用しています。」掲示していた。
その他、独力で出品した会員会社としては、(株)久栄社、(株)栄光舎、新日本印刷(株)、(株)新藤、(株)文星閣、清水印刷紙工(株)、サンエー印刷(株)が出品し、日本WPA会員企業としては総勢15社が出品してくれた。
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栄光舎は印刷物のカーボンオフセットを強調していた

2009年12月13日

新装・印刷サービスCO2排出量算定ソフトウエア(PGG)とバタフライCO2ロゴがエコプロダクツ2009で初披露

btflyCO2logo.jpg新設されたバタフライCO2ロゴ

エコプロダクツ2009は12月10日から12日まで、ビッグサイトで開催され、史上最高の182,510人もの来場者を迎え、盛会裏に終了した。今年度の多くの展示会が来場者減になっている中で、前年より増加の来場者を迎えるとは、如何にこの展示会の人気の高さがあるかが推し量られる。
日本WPAはこの場で、印刷サービスCO2排出量算定ソフトウエア(PGG)の装いを一新し、ファイルメーカープロで作り上げた新ソフトウエアを発表した。このソフトウエアは、日本WPA会員・清水印刷紙工(株)の清水宏和氏が創作したもので、従来、エクセルで作られていたが、よりセキュリティを強化し、ユーザーフレンドリーにし、多国語対応を図ったものにした。日本国内だけでなく、日本で開発された印刷サービスCO2排出量算定ソフトウエア(PGG)を広く外国へも普及させ、いささかなりとも、国際的にも印刷物のCO2の見える化に貢献したい思いでいる。
大変喜ばしいことに、創作者の清水印刷紙工(株)・清水和宏氏がこのソフトウエアを駆使し、印刷サービスで顧客を巻き込み、LCA普及での貢献が評価され、展示会開催期間中に、LCA日本フォーラム(会長・山本良一氏)の会長賞をビッグサイト6階会議室での式典でいただいた。この受賞講演では同社の製造本部・担当部長の赤城秀一氏が120名の祝賀参加者を前に、新装PGGの内容とこれを駆使してのLCAの認知の普及の生々しい様子を語ってくれた。
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PGGを絡めた活動が評価され、清水印刷紙工さまはLCA日本フォーラム会長賞を授与されることになった
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赤城秀一氏が受賞記念講演で力強く、PGGを使っての活動の様子を披露してくれた

PGGは水なし印刷を前提としてCO2排出量算定がなされているが、日本WPA会員なら一定の資格要件を満たせば、誰でもこのソフトウエアを無償貸与のもとで使用できる。
また、この展示会の場で発表した新設のバタフライCO2ロゴを使うと、従来、バタフライロゴ、COJロゴ(提携しているバーボンオフセットプロバイダーのロゴ)、一部当たりのカーボンオフセット量と3パーツを表示していたものを新設ロゴの1パーツで代替使用ができる。見た目にもすっきりするし、印刷物内でのスペース節約も図れるようになった。
COP15が開催され、鳩山総理のCO2−25%削減目標の設定には、我々も前向きに取り組まねばならない時代に入った。このPGGを使いこなし、印刷サービスでの新しいジャンルを切り開いてゆきたいものだ。

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