日本WPA : Japan Waterless Printing Association

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日本WPAの活動  - 2009年8月 -

水なし印刷技術者が技術研修で集う

8月3日(月)、株式会社文星閣に日本WPA会員企業、10社20名が、日本WPA水なし印刷技術実習会に参集してくれた。10時から始まり、冒頭、田畠久義会長から、相互の技術を交流し合い、より技術の向上練磨をはかる一日としていただきたいとの挨拶があった。
引き続き、実習に当たる注意点を(株)文星閣・社長・奥継雄氏から説明があり、中嶋常務、佐野生産本部長の指導のもと、3階の練習機三菱ダイヤF型機を使い、実演講習に入った。午前中は油性水なしインキでポスターを刷ったが、ゴミの出るトラブルが起きた。調べた結果、ローラーの整備不良であることが判明する。思わぬところでトラブル対策の実習ができた。
午後からは、同じ絵柄で、W2インキに切り替えて、その印刷を実演した。文星閣様のW2インキはL型であり、壺の開閉具合も微調整をする必要はあったが、その印刷要領を披露していただく。W2インキの洗浄は専用洗浄液WW-1と仕上げ洗浄に「水」を使って行う。水で洗浄すると言うことで、参加者から驚嘆の声が聞かれた。われわれが意識して、印刷ユーザーにこれを勧め、もっとインキ使用量を上げていくことで、一段のコストダウンをメーカーにお願いすることを願う次第である。
その後、水なし印刷の重要点、ローラーセットにつき、実習を交えて行う。会社によっては、正しい使い方を再確認したと、お褒めの言葉をいただいた。
最後に、各社のトラブル印刷物を持ち寄り、いかにしてトラブル対策を行うかにつき、中嶋常務、佐野本部長から生きたサジェスションをいただいた。
水なし印刷では、静電気が起きやすくなり、部屋の湿度は63%に保つとより少なくなる点とか、排紙部での紙のスムーズな落とし方とか(さもないと再生紙などで髭のような裏付き汚れが出る)、場合によっては、着けローラーを一定内で振るとかの裏技も披露していただいた。エッジピッグと地汚れの対処はのコツ(正しいローラーセットを保ち、その上でインキの微調合をはかる)、これに尽きることを教わった。スプレーパウダー過多はオペレーターまかせでなく、管理者が絶えず、現場に過多防止の指示を出し、喚起を促さないと解決しない点、機械ダブり、再生紙などでの滑車の傷の対処法とか、印刷全般にわたりことなども意見交換をはかった。あっという間の1日であったが、参加者は納得した一日を過ごし、多くの技術収穫を得て散会することとなった。この企画はぜひ、継続して行いたい。

090803Bunseikaku.JPG水なし印刷実習会の講習風景

2009年8月 6日

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