日本WPA : Japan Waterless Printing Association

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日本WPAの活動  - 2007年6月 -

世界初のローランドUV10色反転印刷機でVOC値を計測

清水印刷紙工株式会社群馬工場を訪問し、同社の印刷部門のVOC測定を行った。

同社は特殊パッケージ印刷・加工に特化され、高級パッケージの企画・デザイン・プリプレス・プレス・ポストプレス加工まで社内での一貫生産を確立されている。本工場の従業員数は29名で、平均年齢21歳と言う若い力の構成になっている。

経営者はこの10数年で一気に3代目社長引き継がれた、古くて新しい社風を持つ会社である。祖父の創業者が84歳で他界され、事業を継いだ2代目長男社長がまもなく病死され、米国留学から帰り、ある印刷会社で修業していた孫の現社長が26歳の若さで事業を継承されたのだ。

先代から受け継いだ特殊パッケージの事業に、米国仕込みの知的所有権確保、社内でのパッケージデザインの考案の仕組み、特殊原反の印刷加工技術の確立をなしとげ、10年を得た今、清水社長は満を持してこの新工場の建設に臨んだ。

2年かけて新工場の建設と新鋭機の導入のシュミレーションを作成した。文京区音羽の旧工場を売却し、創業者の出身地でもある館林の工業団地に工場を移設したが、従業員の大半が家を引っ越して館林への移住に賛同したこともあり、円滑に新工場の立ち上げが始まった。清水社長は以前から、欧米のパッケージ工場を50社ほど見学していて、これをベースに未来に夢をかけた投資を決意したのだ。

2007年4月に完成したこの工場の主力機は、世界最初のローランド菊全版UV10色機(反転ユニット付き)と言う機械であった。その他、菊全版UV7色機、菊全版UV5色機が設置されていた。

昼食時、機械の停止されている時の印刷室内は、どこを測ってもT-VOC値は0ppmであった。ところが、機械を動かして印刷状態に入っても室内のT-VOC値は0ppmを示している。これは機密性を保つ中で、空気の対流をはかる工夫が凝らされているのが大きいと見た。自動シャッターの右に通風扉を設けていたが空気の対流は見事にはかられている。

計測のため、UV10色印刷機の1?4胴に水なし用のプロセス4色+UVニスを使い、6?10胴に水あり版用のプロセス4色+UVニスで印刷することにし、両印刷方式の比較を行った。

印刷作業に入ったが、1?4胴の水なし版部分はどのユニットをはかってもVOC量は0ppmである。

6?9胴の水ありユニットを測ったがここも0ppmを示していた。ちなみに、湿し水循環タンクを計測したら、ここからは73ppmを示したが、以前の我々の計測事例から見ると大変低い値である。このエッチ液はMT80NHが使われていた。

環境へ十分に配慮された工場設計、新鋭のローランドUV10色・反転印刷機は環境配慮面でも細かい工夫の凝らされている機械であり、使用印刷材料の厳選と相まって大変低い、VOCの値を示している。

次にローラ洗浄にあたった。水なし印刷の部分、第1胴(墨)は1261ppm、第2胴(藍)は1021ppm、第3胴(紅)は500ppm、第4胴(黄)は970ppmとなった。

他方、水あり印刷の部分の第6胴(墨)は1228ppm、第7胴(藍)は625ppm、第8胴(紅)は625ppm、第9胴(黄)は1021ppmとなった。UVインキを落とすには強力な溶剤が必要で、一部はスポイドで部分洗いをしていたのが数値を押し上げたようである。

他方自動ブランケット洗浄は、ニッカ製含侵タイプのものを組み込んでいたが、水あり印刷部、水なし印刷部とも洗浄時のVOC放散値は0ppmの値をした。

3Fの屋上に上がり、排気ファンのVOC計測を行ったが、この値も0ppmであり、外へは全くVOCを放出していなかった。環境配慮には完璧に近い工場である。

計測が終わった時、ある上場会社のクライアントが工場見学に来られていた。あるパッケージデザインの見本刷りを行っていたが、130倍拡大網点をPC上に映し出し、水なしと水ありの網点品質の比較を見せていた。

水なしの網点はフリンジがなく、くっきりとしているのがわかる。水ありの網点はどうしてもフリンジが出る。ドットゲインカーブを描いてみたが、水なしではきれいな連続的な曲線を描くが、水ありのものはどこかで歪が出て、連続線を描いてくれない。肌色の再現を同じ模様で水ありと水なしで見せてくれたが、この網点品質とドットゲインカーブの連続性のお陰で肌色がなめらかに再現してくれる。ともすると、水なし印刷では網点のガザツキが出るとの所見が従来出ていたが、CTPを駆使すると、これは当たらないことがわかる。

同社ではプラスチック素材のUV印刷を頻繁に行うが、これらの原反には印刷適性を高めるため、特殊な薬剤が表面に塗布されている。水あり印刷で印刷していると、この薬剤が湿し水で溶出され、これが湿し水に混入してくれ、ついに、版面に地汚れ現象を起こす。水なしに切り替えた途端、この薬剤溶出の地汚れ現象は見事克服することができた。原反が非吸収素材になればなるほど、水あり印刷での水との戦いは避けられなくなる。この点、今更ながら水なし印刷の良さの再発見をこの印刷工場でしていただけた。

特殊原反パッケージものが一貫してこなせられる、素晴らしい工場でのVOC計測であったが、環境面では最高点の得点をえられる内容であった。同時に、その印刷品質はトップクラスのものであった。清水印刷紙工様のさらなるご健闘をたたえたい。

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気密の印刷室にして、通気口として設けた開き窓

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新鋭機ローランド900 UV10色・反転印刷機の全景

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印刷機から発生するVOC量の計測

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3F屋上に取り付けられた排出ファン

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排出ファンから出る排気のVOC値は0ppmを示す

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新鋭機にはインキミスト防止装置が付設されていて、その環境への配慮は他に類を見ない内容のもの

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新鋭機は印刷中の用紙の品質管理を行ってくれるが、そのイーグルアイ装置

2007年6月28日

Waterless Current2007年7月号を会員に配信

(株)アイカDream Factoryが本格稼働に入り出し、文字通りDreamを再現してくれている様子を伝えている。

印刷単価の下落する中にあって、同社はいちはやく、フルフィルメント路線が軌道に乗り、業績を上昇軌道に乗せている。その中心設備が、水なしサンデープレス4000(A倍判5/5輪転機)、さらに、ウエブ8+eコートと言う、PP貼りに変わる自社開発のUVニスコーティングである。環境面で一歩先んじた仕組みを構築され、しかも、すぐれたフルフィルメント路線のお陰で、クライアント筋から大変な信頼を獲得してくれている。


W2インキは1998年、米国でその開発構想が発表され、2年後、Amos Communications社で商用のためのβーテストに入った。同社も、本格採用の意志を表示した途端、メーカー筋は理由を明らかにしない中、その生産をドイツのサンケミカル社に移管してくれた。ユーロカラーのW2インキが誕生し、一部で使われ出されてはきた。しかし、その洗浄液が強アルカリであるが故、印刷現場での使いにくさが付きまとい、ノンVOC上では決定的な印刷システム材料と見なされていたが、印刷現場での採用は進まなかった。

2004年日本では大気汚染防止法の施行が間近になり、印刷現場でのVOC削減と言う課題に大変意欲を注いでいた、久栄社の田畠社長、文星閣の奥社長は印刷物のVOC放散量計測に取り組み出した。

印刷物、印刷室のVOC放散量の計測をする中で、日本WPAはW2インキを見直し、2005年2月、日本WPAの一行4名は、Hartmann社(ドイツ・サンケミカル社)を訪問し、開発責任者のDr.Fritzと面談し、その開発コンセプトと製品内容を教えていただいた。幸い、このサンプルW2インキを分けていただき、文星閣でテストの結果、これは実用品として使えるとの確信を得た。そのVOC計測を含め、2006年2月、東京都VOC対策アドバイサリー制度にのっとり、文星閣の水あり工場と水なし工場で行った。結果、W2インキのVOC放散量が大変低いこと、水なし印刷の印刷現場は水あり印刷の印刷現場よりVOC放散量は低いことがつきとめられた。

紆余曲折を得て、2006年年央に、東レが強アルカリに変わる、中性のW2洗浄液の開発に成功する。これでW2インキの欠点の一部が取り払われ、W2インキの日本国内での開発に弾みがつく。一連の現場テストの結果、改善項目は若干出てきたものの、2次改良製品がリリースされる段階になってきた。

この間、数奇な運命をたどったW2インキの開発の歴史は米国、ドイツ、最後は、日本の技術者の手に渡され、約10年近くの歳月のもと、W2インキと中性洗浄液が対になって世に出るまでになってきた。このようなくだりをArthur編集長は述懐してくれている。

フランスの知識人をリードする日刊紙、フィガロ紙は水なし印刷で印刷されることになった。世界主要紙では始めての、日刊水なし印刷の新聞が誕生する。

2007年6月22日

第20回インターフェックスジャパン展に日本WPA5社が出品

第20回インターフェックスジャパン(医薬品・化粧品・洗剤 研究開発・製造技術国際展)が東京ビッグサイトで6月20日(水)より22日(金)まで開催されている。

今年は過去最大の出品社数になり、大変活気のある展示会となったが、日本WPAの会員企業5社が各社の独自色を打ち出して、意欲的な出品を見せていた。会場を巡回し、意見交換をさせていただいたが、その見聞録を書かせていただく。

来場されるクライアントに環境にやさしい水なし印刷を出品4社は訴えていた。

最近、外国製菊全6色機を設置されたある会社は、UV水なし印刷と新鋭機の高性能さがうまく噛み合い、15,000回転でパケージ厚もの印刷をこなし出した。人員の手当てがつけば3交代制の持ち込みたいとされていた。隣の、従来機では8,000回転しか出ないので、ほぼ倍の効率を上げてくれている。オフセットUV印刷の場合、水とインキのバランス幅がなく、オペレーターは苦労されるが、水なし印刷はこのハードルを取り除いてくれるのだ。

ある会社は、商品化間近い、水洗浄性インキのテストをパッケージ印刷の分野で重ねている。テストインキが到着し、近々、印刷テストと同時に、この新インキと新洗浄剤でを使った時の、VOC放散量の実測を重ね、従来インキと洗油ので放散量との比較をされると言う。恐らく、VOC放散量を極端に抑え込んだ数値が出るものと、期待されている。これは、医薬品関係、食品関係のパッケージングには受けるものと思われる。

ある会社は外国製多色機を使っているが、クリヤケースのパッケージUV印刷を水ありから、水なしに切り替えたところ、意外な事実を発見された。今まで印刷上の難問であった諸問題が、嘘のように水なし化で解決することができた。これを見た、機械メーカーの技術者は驚き、さっそく、ドイツ本社に報告され、近々、水なしセミナーがこのメーカーの肝いりによりドイツで開催されると言う。この会社は、プラスチックの原反メーカーの方と一緒に、クライアントに売り込みをはかっておられた。


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シグマ紙業の出品風景

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シグマ紙業のバタフライをあしらったサンプル薬剤パッケージ

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精英堂印刷?の出品風景、水なし印刷を前面に訴求

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野崎印刷紙業?の出品風景

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クリヤパッページと水なし印刷を訴求した清水印刷紙工?のブース

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ICタグを商品化して展示、大日本印刷?のブース

2007年6月21日

会員訪問 山田美術印刷株式会社

6月7日(木)の午後、名古屋市北区水草町に瀟洒なビルを構える、当会会員企業の山田美術印刷株式会社を訪問する機会を得た。

1958年1月に会長・山田郁夫氏によって創設され、創業して半世紀を間もなく迎えるシール印刷会社である。会長は岐阜県郡上の出身で、今もその縁で郡上市に岐阜工場を構えておられる。また、浜松市にも営業所を構え、片方では地域密着の姿勢を貫いている。現社長は2代目の森川雅弘氏が継がれ、業績は順調に伸ばされ、年商8億円、社員数は53名、名古屋では大手のシール印刷会社の地位を築いている。

小口のリピートものの仕事が中心のシール印刷物をこなすには、顧客の信頼を獲得することが必要である。顧客信頼の構築の仕組みを脈々と構築されたことに同社の存立基盤はある。コストと納期は印刷業では避けられないが、そのためにはできるだけの自社内加工、ワンパスでこなせる仕組みを作り上げてきた。機械台数は陣容にしては多いのもそのせいである。

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印刷再現を数段と向上することにつながった間欠水なし輪転シール印刷機

一昔前まで、凸版が中心のシール印刷機の構成であったが、1994年7月にシール業界では他社に先行して、間欠型水なしシールオフセット印刷機を導入した。凸版技術しか知らない技術者集団であり、水を使うことに当時抵抗もあり、それではと、水なし印刷に取り組んだのだ。結果、これにより、デザイン力を一段と上げたシール印刷物を造り上げることができた。

同社の間欠シール印刷機で、マイクロ文字の刷り見本を作り上げていた。高度な偽造防止の観点から、さらなる高度化技術に水なし輪転印刷の技術を使って挑戦してくれている。


シールだけでなく、シュリンク包装品、タグラベルなど顧客ニーズを取り上げた商品開発に努めてきたが、余裕を持って建てたたた工場内には、これ以上機械が入らなくなってしまった。そこでシール業界では珍しい2交代制を数年前から打ち出している。

シールとは商品の顔であり、その品質管理は厳格を極める。ピンホールはもちろん、小さい虫が付着すと、商品価値を台無しにする。従来は人の目での検品であったが、今は、CCDカメラによる、シール検査機で見当ずれ、色ずれ、異物付着、ピンホールなどを発見してくれるようになったが、検査機2台をフル稼働してくれていた。

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シール印刷検品機、2台がフル稼働

工場内の入口2か所には、食品工場並みの中間部にエアーシャワーを持たせた2重シャッターを装備している。その上、採虫モニタリングトラップ装置を配置し、同様な虫が入り込んでくるかをモニタリングしている。

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中間にエアーシャワーが装備された二重シャッター、2扉を配置

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採虫モニタリングトラップ装置

これらの装備は品質にいかにこだわっているかの証である。

加えて、近年、環境配慮を前面に打ち出してくれている。同社のホームページを見ると
「製造工程からも環境保全への取り組みとしての『水なし印刷』のご提案。お客様のあらゆるニーズや『環境競争力』に当社、最新トータルシステムでお応えします。当社は、『日本水なし印刷協会』に加盟し、環境保全活動への取り組みを印刷物を通して提供します。弊社では「日本水なし印刷協会」に加盟しておりますので、当社で製造する「水なし印刷」には「バタフライロゴ」を掲載する事が出来ます。」と、トップページに掲示してくれている。

目下、日印産連のGPマーク取得に向けて、全社挙げて取り組んでくれている。シール業界では先陣を切っての取得となろう。

シールの中に、バタフライロゴをあしらうのは大変難しいものの、顧客は水なし印刷の環境保全性を高く評価してくれる。仕組みとして作り上げた、自然体の努力が顧客に通じているのであろう。社内の礼儀の正しさは一級品で、来訪客には全社員、あいさつを徹底されていた。工場内は、全員が白衣の作業着、キャップ着用が励行され、製薬会社の作業場の様相である。工場見学歓迎とホームページ上でもうたい、まさに、シール印刷に自信を持つ作業集団と見受けた。同社の発展を祈って見学を終えた次第である。

2007年6月12日

Watrless Current2007年6月号を会員に配信

6月号では、欧州で水なし版が新聞輪転機Cortinaでブレークしている様子を伝えている。
この1台の印刷機で1日に、1800版を食べる、文字通り版食いの小ロット新聞輪転印刷機なのである。このCortinaは、間もなく9台目が動き出す。Cortinaユーザーとしては、この版材が東レ版1社に集中する不安も生ずるわけである。無論、?東レ様もチェコに版裁断梱包工場を作り、欧州ユーザーへのより迅速対応に乗り出しているものの、ユーザーの思いは極東の地で万がいつ災害でも起きればどうなるものかと、不安がるのである。逆に言うと、それだけ水なしが欧州でブレークしてくれている。
欧州寄稿者のBienvenido Andinoが報じるところでは、今年3月、IFRA(国際新聞技術協会、70カ国から3000名会員)の会議がスペインのバルセロナで開催された。
このイベントの主たるトピックスは新聞印刷での紙ヤレの減少であった。ドイツの新聞社・Freiburuger DruckのCortina機では水なし印刷により、紙ヤレを75%も切り詰め、同時に、人員コストを45%も削減したと報告している。どうしてできたのであろうか? 
これらの削減の確認とこの驚く内容の披露はベルギーのDe Morgen新聞のPersgroep EcoPrint Centerの技術取締役、Mr.Wim Maesが行った。これは数ヶ月間における、Cortinaだけの単独、偉業と言うわけでなく、機械排紙側にドライヤーを入れ、コールドセットの水なしインキを変えることなく、ヒートセットでも使いこなしていることによる。この開発により、こるてぃなコールドセットのCortinaを商業印刷品質まで持ち上げてくれたのだ。
ドイツの印刷業界誌、Deutscher Druckerは隔週、12,000部を発行しているが、今年の始めに印刷会社は考慮を必要とする、と題した要因を取り上げた。この中で、最初に、水なしオフセット印刷の活動に対し、数名のプロ専門家に質問をなげかけた。KBA社・社長・Mr.Albrecht Bolza-Schunemannに投げた質問は、水なし印刷の将来をどう評価するか? 彼は答える。疑いもなく、大変いい質問だ。水なし新聞オフセット印刷の分野で唯一、深くかかわっているメーカーとして心にとめてほしい。既に8台の水なしオフセットCortina(間もなく、9台になる)が稼働してくれ、この版式がドイツの印刷会社で、新聞の分野だけでなく、水なし枚葉印刷機としても認知されてきたのは、大変意義がある。
現在の水なしオフセットと15?20年前のそれとは比較にならない。Mr.Albrecht Bolza-Schunemannは、今日の水なしオフセット印刷機は優れた温調装置を持ち、諸材料もしかり、その工程事態が以前とは比べ物にならない水準に達している、と言う。さらに、最近の水なし印刷は大進歩を遂げ、場合によっては、水ありオフセットの水準を超えるものとなっていると強調した。
ニッチ市場であるが、Genius52UV機は世界中で60台も稼働すると言う成功を収めてくれた。この成功はRapida74G枚葉機にはまだ、伝播してくれていない。両機ともレンチキュラー印刷、プラスチック印刷(PVC)の分野には最適である。「壺キーなし水なしオフセット機では、正確な標準化、EUの厳しい環境規制のもとで、時代にマッチして成長し、大きい市場シェアーを獲得しよう。」 と、Mr.Albrecht Bolza-Schunemannは結んだ。
水なし印刷が主要業界誌に心にとめるべき要素の一つと取り上げられたのは、印刷市場のプロ専門家に注目されてきていることなのだ。

2007年6月11日

光文堂セミナーで東レ・光本清一氏が「水なし印刷とバタフライマークについて」を講演

6月7日(木) 15時30分より名古屋市の株式会社光文堂の本社で「グリーンプリンティングの取り組みとその効果」と題し、環境対応のセミナー(PDF)が催され、40名の参加者が熱心に聴講した。

第1講は、?アサヒグラフィックスの石橋智章氏がグリーンプリンティングについて解説された。

第2講は、協賛会員の東レ株式会社、光本清一氏が、「水なし印刷とバタフライマークについて」を講演してくれた。VOC対応を迫られる印刷業界、オフセット印刷のVOC発生源、水なし印刷によるVOC削減効果(東京都の計測事例)、VOC削減効果(久栄社での計測事例)を図解で解説、バタフライロゴが環境報告書で大幅に採用され、認知されてき出したこと、さらに、日欧米で幅広く印刷界に認知されていることを話してくれた。

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第2部の講師:東レ(株) 光本清一氏

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同時開催されたミニ展示会の様子

2007年6月10日

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