日本WPA : Japan Waterless Printing Association

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日本WPAの活動  - 2007年3月 -

日本WPA第5期会員総会は北欧水なし印刷視察団を招いて4月17日に開催

日本WPAの定例の会員総会を今年は、例年より1カ月早めて開催する。北欧の水なし印刷視察団20名が来日する機会をとらえ、総会を開催することになった。
この一年間の日本WPAの事業内容と今年の計画を日本側から説明し、北欧側から、一般印刷、北欧の水なし印刷の事情につき、プレゼンをしていただき両国の印刷人の交流を図ろうろしている。

日本WPAはおかげさまで、今年度6月から6年目を迎える。
昨年度は精力的に印刷工場のVOC放散量の実態を各地に出向き測定した。その結果、水なし印刷ではVOCの放散量が大変低いことがわかってきた。
かねてからの念願の、水洗浄性インキ(W2インキ)の実用化を目指し、今年もこの課題に取り組みむ。さらに、新しい課題へのチャレンジをしてゆく。

六三印刷で開催したセミナー見学会では一段と高く設定した技術的課題を印刷会社、複数の関連メーカーが一体となって、その解決にあたり、セミナーの日に実演をすると言う、デッドラインを設け、自らの退路を断つように仕向けた。結果、水なし広色域プロセス+ニス引き、両面刷り、ドブなしの印刷物を1万回転/時超えのスピードで印刷する実技を確立できた。より一段と高い、技術課題に取り組む、この手法を今年も継続してゆく。

以下の内容にて総会を東レの新しい本社所在ビル、日本橋三井タワーの大会議室で行う。会員のできるだけの参加を呼びかけている。
       
      日本WPA第5期総会・懇親会の日程

集合時間  平成19年4月17日(火) 14:30 開場、15:00 開会   
総会会場  東レ(株)本社 25F A会議室

        東京都中央区日本橋室町2-1-1 日本橋三井タワー25F
        *2Fから高層階用エレベーターを利用。
        *東京メトロ「三越前」駅 A7・A8出口直結
        地図・案内はこちらから

第5期総会の日程

4月17日(火)    
15:00?15:30  日本WPA第5期総会、
          1)第5期活動報告
          2)第5期貸借対照表および収支計算書の審議
          3)日本WPA第6期(07.04.01?08.03.31)事業活動予算案

15:40?16:40  日本WPAの活動報告詳細(日本WPA)
           北欧印刷界の状況、水なし印刷の状況(北欧水ない印刷視察団)

16:40?17:00 懇親会場へ徒歩で移動。
17:00?19:00 上野精養軒 日本橋店 にて懇親会
           東京都中央区日本橋室町1-5-3 福島ビル9F

2007年3月29日

Waterless Current 2007年3月号を会員に配信

本号では「グリーン印刷の資産をいかに戦略的に市場に出すか。第2部」としてその戦略項目を明示してくれている。
●廃棄物の管理とか、法規制諸費用のような環境管理コストの切り詰め
●最終ユーザーにまたがる法規制・環境保護のサプライチェーンにまつわるリスクの低減
●優れたグリーン製品を商品化することで、売り上げの増大
●無形の会社のブランド価値の創出
世界のWPA会員が起こしてくれている、エコ印刷のアクションに触れている。
文星閣様が最初に紹介され、Bunseikaku Echology Printing Systemとするブランド「BEPS]ブランドは徐々に市場に浸透してきたが、さらに突っ込んで、BEPS卓上カレンダーを開発し、広く消費者にブランドのアピールを図っている、と書いてくれた。
英国のSeacourt社はEMAS認証、ISO14001認証、さらに、クリーンエネルギー動力を使うという、徹底ぶりでカーボンニュートラルをいち早く実践している。
カナダのWarren'sの環境への取り組みにも参考になる。
スペインのRoldan Graficas社は最近、KBA Rapida74 UV6色水なし印刷機を設置した。銀行、保険会社、航空会社、自動車クラブ、小売りチェーン店のような、クレジットカード、会員カードの少量印刷を手掛ける専門会社である。スペイン国内だけでなく、世界中の顧客を相手にしている。事実、輸出売上は60%を超えまだ、上昇している。水なしだからこそ、小ロットUVがこなしやすくなるのだ。
オーストラリアのFishprint社がsavewater! awards(R)(節水環境賞)に輝いたが、水の資源保護で際立った達成を認知し、報償するものである。わが国では水資源は恵まれているが、水欠乏の国では水なしを正義の方式として見てくれるのだ。

2007年3月13日

?ソノベ(仙台市)でVOC計測を実施

3月9日(金) ソノベ(仙台市)の工場で三菱菊全4色機3G型を使い、ジャパンカラー対応になった水洗浄性インキ(W2)の実用印刷試験とVOC放散量の測定を行った。

既に数社でジャパンカラー対応のW2インキの実用試験は行っている。ソノベでは6000枚を通してみて地汚れ度、インキの流動性と転移性、印刷適性を検証してみた。ソノベの水なしインキの使い方として、比較的高温31度の温度設定で水なしインキを使っている。地汚れ一歩手前で、できるだけの流動性と転移性を確保したいからとの観点である。ところがW2インキでは30度を切れる範囲での運用が適正なのだ。試験して判明したが、その流動性と転移性は従来の水なしインキより格段と上がってくれている。したがって、べたの着きは大変、優れていた。途中、黄と紅に地汚れが生じたが、添加剤を加えて改善を図った。

それ以降は、11,200rphのスピードで保険のパンフレットの仕事を6,000枚通した。このときの版面温度は27度を示す。

この状態でVOC放散量を測定したが、1胴目は1.4ppm、2胴目は7.9ppm、3胴目は17.2ppmと大変低い値を示した。数字の変動幅は、空気の流れによるものだ。これは大変低い値である。
ボトルに入れたW3洗浄剤でローラーにかけて、手動インキ洗浄を行った。このときのVOC放散量は
1胴目は501ppm、2胴目は304ppm、3胴目は170ppmと示した。

自動洗浄よりは当然、数字は跳ね上がったが、過去に洗油ボトルで行った手動洗浄の値から見るとこの数字も低い。しかも、一瞬にしてこの数字は減衰してくれた。滞留がないという感じであった。
この洗浄液は粘度が若干高く、自動洗浄化への対応、ブランケット洗浄時への液の粘性の改善が必要と思われる。しかし、W2インキの前回バージョンからみると、使えるめどがついてきた。条件を整備すると、印刷時のVOC放散量は一段と低い値を示してくれた。
070309sonobe.JPG
?ソノベでのW2インキテスト時にVOC放散量の測定を行う

2007年3月 9日

Waterless Current 2007年2月号を会員に配信

WATERLESS CURRENT 2007年2月号では、印刷会社として環境保全を目指す方向性をまとめて明示してくれている。環境保全には10大挑戦事項があげられ、特に水なし印刷はその工程からみて、環境保全の7項目をカバーしてくれる。
また、上手に整理された表、エコマーケティング計画図から見ても、環境保全は自社の仕組みの問題でもあり、何らかの環境マネージメントシステムを確立しなければならない、と述べている。
米国の環境保全のポータルサイト、Ecological Internetが紹介されている。毎日、3万ビューの閲覧があり、その検索エンジンの強力さのおかげで、最新ニュースの閲覧、インターフェースを通したサイトまで検索できる。
このインターネットサイトで積極的な環境保護行動が可能となり、気象変動、古代森林伐採を阻止へ、世界的なエコロジカル持続継続性の達成に前進することを実証してくれる。Dr.Glen Barryが言うには、もし、政府が先導しないと、草の根が行う、と言いきってくれている。
Joe Finan(www.genius-innovation.com)は、彼の会社で正確な機械温度調整の水準を達成した、と報告している。彼によると、シックス・シグマの力を借り、インキ温度を分速3000フィートで±2度Fに収めている。その結果、印刷中の色の一貫性が向上した。さらに、画像の転移性の向上により、インキが30%も節約できたとしている。

2007年3月 4日

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