日本WPA : Japan Waterless Printing Association

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日本WPAの活動  - 2006年12月 -

「2006年の活動を振り返って」

大気汚染防止法の施行に当たり、環境配慮を前面に掲げる我々は自らを自問自答してみた。

印刷現場で発生するVOCの実態を我々自身が掴んでいないのではないのか。
東京都のVOC対策アドバイザー制度を活用させていただき、会員企業の印刷現場におけるVOC放散値の計測に当たった。その結果、よくぞ今まで無頓着にして環境への配慮を意識しないで、印刷現場の仕事をしていたかと反省させられた。

文星閣では水あり印刷階と水なし印刷階があり、両者のVOC放散値を測定したが、「水なしでは水ありに比べ、VOC発生量が60?80%削減されている」と言う判定を都からいただく結果となった。
また、水洗浄性インキ(W2インキ)とW3洗浄剤を使うと洗浄作業時に発生するVOCを大幅に削減できることも判明した。

よって、自分達の啓蒙を意識したVOC計測事業に着手することとし、会員には無償で測定サービスを実施させていただくことにした。文祥堂印刷、久栄社六三印刷東芝ドキュメンツ橋本確文堂高桑美術印刷での計測の結果、水なし印刷では印刷室でのVOC発生量は至って低い値になっていることが判明した。

今後は印刷現場での環境改善のあり方まで踏み込んで会員サービスをはかって行きたい。

バタフライロゴの不正使用の問題が発生し、その対策として会員の英知を集めた結果、上場会社に向けてバタフライロゴの正しい使い方、水なし印刷の環境優位性のダイレクトメールを協会名で出してみた。これには会員間でデザインコンペを行い、優秀作品を採用する自己啓発策をとったが、結果、上場会社筋には「水なし印刷のVOC発生の抑制効果」に感心をいただいた。この手法は今後も継続したい。

今年は協会が設立され、4年を終えたが、業界での一定の認知もいただけるようになった。日印産連「オフセット印刷サービス」グリーン基準の改定が行われ、このグリーン基準に水なし印刷が1項目として明示され、水なし印刷の認知度が上がったものとなってくれた。

恒例のセミナー・見学会は8月に岩手県奥州市の六三印刷様で、10月の全日本印刷フォーラムに合わせて、防府市の大村印刷様で「ワンランクアップの印刷」とした、より高い技術目標を掲げて実演の勉強会を行った。
12月の見学会は新日本印刷羽田工場で行われ、参加者制限を加える盛況裏に開催することができた。

2007年はIGAS展が開催されるが、第2回世界水なし印刷大会を開催し、世界市場でのバタフライロゴの一層の認知、水なし印刷の特殊原反、特殊加工用途なる新しい高度な価値付加と言うハードルにも挑戦してゆきたい。

日本水なし印刷協会(日本WPA)
事務局長 五百旗頭忠男

2006年12月31日

当協会事務局長の基調講演「日本の印刷産業を世界の動きから考える」が業界紙に掲載される

「印刷クラブ」に当協会事務局長の講演録が以下のように報じられた。

東洋インキサカタインクスの50:50の合併会社で、両親会社の顧客である印刷会社や製版会社に情報や技術サービスを堤供しているga-city(ジーエーシテイ)は、12月5日午後2時から5時すきまで、恒例のジーエーシテイセミナ一を両国第1ホテルで開催した。

例年は技術セミナーが多かったが、今年は「激変期の印刷産業を考える」という視点で4名が登壇。
2つの基調講演と特別講演が行われた。開催に先立ち、同社の肥田木社長があいさつした。
次いで、基調講演に日本WPA事務局長・五百旗頭忠男が演壇に立った。

基調講演「日本の印刷産業を世界の動きから考える」日本WPA事務局長・五百旗頭忠男

米国と日本の印刷出荷高とGDP、利益率等の資料から印刷出荷と経済指標の関係が見えてきた。米国では印刷出荷とGDPの相関関係は10年前には消滅してきてしまっている。同時に、旧来の印刷ビジネスモデルも消滅してしまっている。
1995-1998まではインターネットの出現が印刷需要を押し上げ、印刷出荷高の伸び率はDTP伸び率を上回ったが、それ以降は乖離現象を起こしている。2000年12月印刷出荷高はピークを迎えた後、急速な下落に見舞われこの6年間で約20%の出荷高落ち込みとなっている。
おかしなことに、GDPが増えると印刷出荷高は減少し、GDPが減少すると印刷出価高が増加する逆相関関係が見えている。

これはGDPが増加すると企業の利益増加により情報化投資が増える。すると印刷出荷が減ってくると見られる。好調な米国経済に支えられ、一般企業は総じて印刷回避につながる情報化投資に走る傾向が見られる。


■米国の印刷界

米国の商業印刷の出荷予想、2006年:$91?92B、2007年:$87?88B、2011年:$75?77Bと発表されており、先行きも楽観できない状況である。米国の商業印刷においては、Googleなど他のメディアに侵触される傾向は継続する一方であろう。

また、オフィス・スーパーの登場などで印刷物の流通経路の変化が見られる。ネットによるpdf流通が頭をもたげて来て、印刷物を印刷しない傾向に拍車がかかる。これらのデジタル・メディアへの指向は、アナログに比べてそのメディア特性から広告効果の反応がすばやく読み取れ、さらにそのヒット率(宣伝効果)が高く、ますます傾斜していく。インターネット・ネイティブ(ネット世代)が社会での中核者になる時代では、デジタルメディア、しかも、ユビキタス・モバイルが当たり前の世の中になるだろう。
この動きに備え、印刷業者の中には本業から広告サービス、マーケティングサービスなど他業種への移行も日立っている。


■欧州の印刷界

欧州では過去5年間で8万社の印刷会社の相当数が消滅している。英国では、100数十年の老舗であるBritish Printerがネット系のPrinting Weekに吸収されるなど、メディア革命、インターネットの台顕による攻勢を受けている。
また、EU圏に東欧諸国が加盟したことで、これらの国からは一段と低価格攻勢をかけてきており、それが助長されて今や、中国、アジアでの低価格印刷なども加わり価格が不安定になっている。
また、倒産した印刷経営者は発注代行会社となって、発注者と結びついて印刷サービスを請け負う現象が出て、さらなる混乱を来している。


■日本の印刷技術協会にあたるPIRA(バイラ)がみる欧州の印刷界の未来

・印刷界の未来は、その作業が顧客や最終印刷ユーザーに転移して行く。
・2005年、デスクトップ・カラーの市場は400億ポンドで、印刷会社の受注が相当量を
 占めているが、将来、これが発注者の手元へ移行して行く。
 小売商の多くはカラー請求書や領収書を既成の事務用品でなく、白紙の仕上げ紙に
 印刷していく。
・10年以内に多くの商業印刷業は「分散ドキュメント出力産業」となり、サービス化の
 道を歩むだろう。一般的に、ドキュメントの年産は最終ユーザーの予元に近づいていく。
・特別加工が必要なものや、例外ものの処理力が商業印刷業者の独自能力と
 なっていくだろう。
・印側会社は紙印刷から、データーベース管理、折込み・メーリング、顧客代行予約、
 フルフィルメント、在庫管理、反応集計などへと幅広い業務をこなしていくだろう。
・コンテンツ・マネージメントやワークフローシステムが標準化することで、発注者や
 関連業者との情報運搬や、最適印刷出力ファイルとの交換などもやりやすくなる。
 進歩した情報通絡法で印刷会社は管理や営業機能の自動化を図れ、
 納期ぎりぎりの仕事をネット操作で引き寄せてこられる。
・進歩した情報連絡法により、「印刷手配ネット」を形成でき、これが営業の
 手伝いをしてくれる。印刷機側から顧客に空き情報をネットで通知し、印刷会社は
 生産に専念できるだろう。
・発注者は印刷機の空き情報から最適会社を調べ、仕事を自動ワークフローで
 選定印刷会社に送ればよい。


米国のDavid Worlockに「印刷物はネットからの合法的な派生物と見るのかもしれない」と、言わしめるまでになってしまった。この言葉から、以下に記す、印刷業者が新市場へ参入してゆき、新しい再生の道が計れるであろう。


■コミュニケーションプロセスで再生する7つの再生戦略

○4つのコミュニケーション戦略

 1)送り手戦略=メッセージ創作能力の開発
 2)メッセージ伝達戦略=送り手から受け手へ独自の伝達能力を身につける
 3)受け手戦略=ユニークな方法で独自の受け手対象を持つ
 4)フィードバック戦略=受け手が送り手に戻す、特別な方法を提供する、

○3つの生産戦略

 1)コミュニケーションロジスティクスへの特化
 2)日用品印刷への集中特化
 3)オフラインメディア戦略への集中

○具体的な事例

1)栃ナビ!:栃木県内の遊び、ショッピング、イベントなどの情報を集めた生活リンク集、
 消費者の書き込み情報が地域マーケティングのデーターベースと化している。
2)ぷらざ読者のファンクラブ(地域の消費者と組んで産直消費・商品化への取り組み)

と、熱弁を振るってくれた。


次いで、ジーエーシティ技術顧問の泉和人氏の技術論の基調講演、特別講演として帆風の宮城荘一郎氏の「グッドカンパニーを目指して」、アスコンの林征治氏の「お客様とのビジョン共有、アスコンの過去・現在・未来」が続けられた。

2006年12月30日

第2回グリーンプリンティング認定工場に日本WPA会員の4工場が登録される

日印産連の新しいグリーン認定制度による、第2回グリーンプリンティング認定工場、20事業所・工場が2006年12月12日に認定され、この中に、わが協会の会員の事業所・工場が4箇所占めてくれた。

(株)プロネクサス本社工場、(株)木元省美堂戸田工場、(株)アイカ本社工場、(株)アイカ・ドリームである。
GPマークの一層の認知、普及と発展を心から願うものである。


第1回グリーンプリンティング認定工場は24工場中、7工場を占めたが、第1回と第2回をあわせると44工場中11工場と25%を占め、わが協会会員の環境へ取り組む意識の高さが現れている。

水なし印刷工場ではVOCの放散量は低い! 金沢の橋本確文堂でも実証

12月20日、日本WPAの計測班は金沢市の橋本確文堂本社工場の印刷室のVOC測定を行った。

全台がハイデルベルグ印刷機で、菊全4色機が2台、菊全2色反転機が1台、菊半裁4色機が1台、計4台が水なし専用で運用され、A全単色機1台、菊半裁2色機1台の計2台は水ありで運用されていた。

始動前の工場中央部はVOC放散値「0」を示してくれた。いっせい稼動に入った状態では16.3を示していた。各々の機械のVOC放散値は次の通りである。

●菊全4色機1(水なし、通水ローラーつき)   3-4胴間:20.5、2-3胴間:28.0
●菊全4色機2(水なし、通水ローラーつき)   3-4胴間:13.4、2-3胴間:28.0
●菊全2色反転機(水なし、通水ローラなし)  1-2胴間:12.1
●菊半裁4色機(水なし、通水ローラなし)   3-4胴間: 4.7、2-3胴間: 4.2、1-2胴間:4.4、

この機械には空調ダクトからの冷風が良く当たっていてより低い値を示していた。ところがこの機械の広報部でエアーの流れの吹き溜まり部ができていて、34と言う値を示した箇所が発見された。空調のエアーの噴き方でこれは解決できよう。

●A全単色機(水あり)  湿し水部:75.0
●菊半2色機(水あり)  1-2胴間:31.0

やはり、水あり機では水なし機に比べ高い値を示している。
特筆すべきことは菊半裁4色機と菊全2色反転機は通水ローラーなしで水なしをこなしていた。工場長は水なしへの切り替えで苦労話を披露してくれたが、空調のエアーの噴き方、冷風がなるべく該当機の方に向いてくれるように空調ペダルの向きを調整した。その上、中央部の吹き出し口には埃防止のフィルターをつけた。これで夏場でも乗り切っている。地汚れがおきそうになると硬化剤AT-50をインキに混ぜている。この機械は年期ものの機械であるが、水なしに転用したお陰でまだ、現役機として立派に働いてくれている。仕事が小ロット化したおかげで既存機の水なし化がはかれやすくなってくれたのだ。
橋本確文堂は環境をテーマにも取り上げる、月刊誌「自然人」を発刊していて、同社の企業イメージと水なし印刷とのマッチングを上手に図っていた。

比較のために水あり専用の近くの工場を訪問しVOC計測を行った。
この工場では国産菊全4色機が2台入っていた。1台は停止していて、1台は仕事が満杯の運転を行っていた。工場の換気はよいため、工場内は「0」を示してくれた。
ところが、印刷稼動に入ったとたん、2-3胴間は「275」、3-4胴間は「257」と言う値を示した。機長に聞いたら、アルコール5%を入れていて、エッチ液としてはあるインキメーカーのものを使用しているとしていた。
橋本確文堂のハイデルベルグ水なし機と比較すると国産水あり機のVOC放散値は大変高い値を示していた。

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橋本確文堂本社工場でのVOC測定風景

2006年12月20日

エコプロダクツ展出品企業へのDMの結果を展示会場で反応を聞く

日本WPAの会員企業5社、?久栄社、?文星閣、?栄光舎(旧・文祥堂印刷)、精英堂印刷?、新日本印刷?がエコプロダクツ展2006に出品した。3日間の来場者は約15.3万人で昨年より1万人強の増加となった。各社は過日、日本WPAから出品企業550社に送付したDM、特報「水なし印刷協会新聞」を各社のブースで掲示し、その反応を読み取ることに勤めた。
やはり、VOCの削減効果に注目してくれていて、水なしと水ありのVOC排出量の差、4:1と言う数字が注目された。やはり、出展者企業にはVOC削減に感心がある、と見受けられた。

VOC reduction chart.bmp
DMの中で注目された箇所

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精英堂印刷の受付にはこのDMを貼って反応読み取りに勤めた

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DMを壁面に掲示している会員ブース

2006年12月16日

第12回工場見学会が新日本印刷羽田東京工場で開催される

12月15日、第12回工場見学会は新日本印刷・羽田東京工場で開催され、13時からの第1コース、15時からの第2コースに北は岩手県、南は鹿児島県から合計、111名の日本WPA会員ならびに、全印工連水なし印刷研究会会員が年末の多忙の中にかかわらず、参集してくれ、熱心に見学してくれた。
電線会社のしっかりと造られた建物をリフォームし、1階にB輪、3階にA輪を建物の特性をうまく利用し増床して設置され、理想的な都心型印刷工場の姿を披露していただいた。
最初に、新日本印刷?・社長・佐野年計氏が同社の概要内容を紹介してくれた。この水なし専用工場を建てられた意図、印刷の新しい基準、エコロジーとハイクオリティの両立を目指したこと、話は会社の沿革に移る。同社の創業、さらに、昭和53年、27歳で家業を継承してから、58年6月に大阪市場への進出、62年2月にプリペイドカード印刷をひっ下げての東京市場への進出、62年6月、プリプレス設備、サイテックスを6台設置して通信回線にいち早く手がけたCCSの経緯、その後の社会情勢の変化と新たな対応、平成9年6月、東京支社ビルの建設、この度の羽田東京工場の新設を忌憚無く披露していただいた。東京、大阪、中・四国地区でバランスの取れた売上を確保し、最大でも5%シェアーと言う得意先分散を図っている経営方針を貫かれている。

15トンエレベーターを備えた立体物流のできる都市型工場を見学したが、目下、仕事を満杯に抱え身動きできない中での工場見学を許可していただいた。
熱心な質疑応答が最後に行われたが、製造部・小田原部長、生産管理課・道城課長が親切に質疑に応えられた。質疑に答えられた内容は次の通りである。
○CTPデーターは築地の東京支社ビルにある生産管理部でリップ化されたデーターを、羽田工場に転送し、ここにあるCTP装置で出力をしている。よって、こちらではアルバイト要員で対応できるのだ。校正は生産管理部の方でインキジェット出力をして確認している。
○水なしオフ輪での水なし版の耐刷力は最高で18万に達してくれた。10万枚は日常問題なく通している。
○水なしを上手に使いこなすには、一にも二にも工場内の環境整備、温度湿度管理、適正材料の選択である。一旦、環境整備が図られると、この版式では確かに、スキルレスで運用できる。条件未整備ではスキルレスの運用は図れない。
○上質紙・粗面紙ではスピードは落し気味になるが、アート・コート紙では水ありと同様のスピードでこなしている。
○まもなく1年を経験するが、4シーズンを経験して工場内環境整備、運用のコツをつかめて来た。
○空調設備としては、ダクト方式と水循環ファン方式を採用している。六三印刷の事例を参考にすると面白い。
大変含蓄にあふれるサジェスションをいただくことができた。

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新日本印刷工場見学会の1コマ、佐野社長の話に熱心に聞き入る参加者

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新日本印刷工場見学会の1コマ、活発な質疑応答がはかられた

2006年12月15日

日本WPAの新会長に田畠久義氏が就任

日本WPAの会長・依田英祐氏は会社の経営権変更により、代表取締役を11月末日に辞任することとなり、本人より日本WPA会長の役職の辞任の意向を11月29日の理事会で申し出られた。理事会で討議の結果、辞任が了承され、互選の結果後任に、田畠久義氏が全理事一致で推挙する中で、新会長に就任することとなった。12月15日(金)にプレス発表をした後、第12回工場見学会の席で会員の前で新会長就任の挨拶を行った。
水俣病から50年の節目の年、環境問題はあらゆる業界において、取組まねばならない課題となってきている。また、本日の一般紙で報じられているが、印刷料金の値上げの容認を業界として要望し、個々の企業を通じてクライアント企業への働きかけを行いたいとしている。前会長・依田英祐氏は精力的に、公官庁への水なし印刷の環境対応性を訴える活動をしてくれ、他方、世界のWPAとの連帯にも力を注いでくれた。この良き伝統を引き継ぎ、水なしの環境保全性を業界内外に訴え、バタフライロゴの一層の認知を図りたいと、力強い抱負を込めて挨拶した。
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日本WPA・新会長に就任した田畠久義氏は力強い挨拶をしてくれた。

【ご案内】 第12回・日本WPA・水なし印刷工場見学会―新日本印刷羽田東京工場―

ご案内「日本WPA・水なし印刷工場見学会―新日本印刷羽田東京工場―」

お陰様で、定員の申し込みに達しました。見学会の受付は終了させていただきます。

秋の夜長の時節となり、繁忙期に入りご多忙にて、ご活躍の日々をお過ごしのことと存じます。

新日本印刷(株)様はこの3月、羽田に斬新的な水なし印刷工場を新設されました。
ビルの壁面がバタフライロゴであしらわれた水なし印刷工場で、まさに環境指向の印刷方式を象徴した建物です。
この工場には枚葉菊四裁4色機から菊全4/4・8色機、四六全5色機、さらにUV対応機が設備されています。オフ輪もB輪とA輪が設備されていて、しかも、水なしを主力に運用されています。無論、製本加工設備も一式揃えておられます。
この大掛かりな新工場を23区内に新設された意気込みを佐野社長から語っていただきます。

ちょうど、エコプロダクツ展を開催の期間で、出展者にも広く、開放して見学を呼びかけ、水なし印刷の啓蒙に努めている最中です。エコプロダクツ展を見学していただき、こちらに足を伸ばしていただくと幸いです。
エコプロダクツ展はこちらから事前登録していただくと便利です。

大変前評判の高い見学会につき、100名様になり次第、締め切らせていただきます。なお、今回のご参加は1社2名様に制限させていただきます。
                                                 敬具
    
●日本WPA第12回水なし印刷工場見学会

1.集合時間 : 平成18年12月15日(金)
          13:00 または15:00 のどちらかを選択してください。(内容は同じです)

2.集合場所・見学先 : 新日本印刷株式会社 羽田東京工場

          東京都大田区昭和島1-2-1 TEL:03-5753-6000(代)
          東京モノレール・昭和島駅・西口から徒歩7分 (案内を出しています)
          地図1:東京工場 
          地図2:<マピオン案内図

3.見学会の日程

第1コース:13:00 新日本印刷・羽田工場4階集合

 13:00?13:30  日本WPA会長の挨拶、
            新日本印刷株式会社・社長・佐野年計様から
            工場紹介、建設の背景のご説明
 13:30?13:40  工場見学の班編成、待機
 13:40?14:00  工場見学
 14:00?14:10   4階ホールにて質疑応答の後に散会。

第2コース: 新日本印刷・羽田工場4階集合

 15:00?15:30  日本WPA会長の挨拶、
            新日本印刷株式会社・社長・佐野年計様から
            工場紹介、建設の背景のご説明
 15:30?15:40  工場見学の班編成、待機
 15:40?16:00  工場見学
 16:00?16:10  4階会議室にて質疑応答の後に散会。

4.費用 : 参加費:無料(日本WPA会員・協賛会員、一般参加の方いずれも)

5.定員 : 先着100名様(1社2名までとさせていただきます)

5.その他 : 都合により日程の一部変更が生じることがございます。
         その節は、ご連絡申し上げます。
         参加者には参加者要綱を追ってお送りいたします。

お陰様で、定員の申し込みに達しました。見学会の受付は終了させていただきます。

日本WPA第12回水なし印刷セミナー・見学会

部署・役職参加者氏名 13:00  15:00 
参加不参加参加不参加
参加不参加参加不参加
参加不参加参加不参加

貴社名
電話FAX
連絡担当者E-mail


連絡先:日本WPA 事務局 五百旗頭忠男
     TEL:090-8480-3274 FAX:03-5976-8030

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新工場の外観


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壁面に巨大なバタフライロゴ


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三菱重工・四六全判5色枚葉印刷機(左)ハイデルベルグ・菊全判8色枚葉印刷機


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小森・A横全判両面4色輪転機 SYSTEM38S

満員御礼のお断り

「新日本印刷・羽田東京工場見学会」はお陰様で第1コース、第2コースとも予定の50名様の申し込みをいただき誠に有難うございます。
よって、定員締め切りとさせていただきます。見学ご希望の方にはご期待にそえなくて申し訳ございませんでした。

2006年12月14日

エコプロダクツ2006に日本WPA会員企業が意欲的に出品

エコプロダクツ2006展が12月14日より3日間、ビッグサイトで開催された。日本WPA会員企業は意欲的にこの展示会に出品し、環境にやさしい印刷のあり方を出品者、来場者に訴求してくれている。精英堂印刷は消費者をよりひきつける、箔押し上への印刷、プラスチックシートの印刷、マイクロ文字印刷など、意欲的な新分野へのチャレンジを見せてくれた。この展示会前に出品企業には、日本WPAからバタフライロゴの案内のダイレクトメールを送らせて頂いた。
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日本WPAのブース
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新日本印刷のブース・羽田工場での水なし印刷転換を大きく訴求
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環境対応印刷を訴える久栄社のブース
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装いも新たに展示した?栄光社のブース
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VOC削減を訴求する文星閣のブース
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2コマのブースで意欲的な水なし特殊印刷によるカレンダーを展示してくれた精英堂印刷のブース、マイクロ文字印刷、箔上印刷と言う凝った技法を展示。

環境省「環境ラベル等データベース」にバタフライロゴが登録される

日本WPAのバタフライロゴがこの度、印刷プロセス上の環境保全ラベルとしては初めてのものとして「環境省「環境ラベル等データベース」に登録された。バタフライロゴの使用条件などについて、詳細な情報が掲載されている。ぜひ、ご参考いただきたい。

日本WPA事務局長が18年12月に、3回セミナーの演壇に立つ

ジーエーシティセミナーは「激変期の印刷産業を考える」と題し、12月5日(火) 両国第一ホテル、清澄の間に180名の聴講者を得て盛会裏に開催された。日本WPA・事務局長・五百旗頭忠男が基調講演「日本の印刷産業を世界の動きから考える」と題し、14:05から14:50まで熱弁を振るった。米国の印刷集荷高はこの5年で20%の落ち込みを見せ、その主要因はデジタルメディアにとって変えられてきていると指摘、特に、広告反応の読み取りではアナログメディアと違い、即時的な反応が読み取れ、広告主もデジタル広告へシフト換えする傾向にあるとしている。典型的な例が、Googleで今や、世界一の広告代理店に成長し、全米の新聞社が束になってもその売上、収益はかなわないのだ。
欧州では東欧圏が拡大ECに加わったことが、印刷価格のかく乱要因となり、印刷業者の倒産件数にもすさまじいものがある。
しかし、その中で巧みな対応を見せて成長を図る手立てが米国で提言されている。…

12月6日(水)、メディアフロントの関東ブロック交流会が?モリサワの9回ホールで開催され、約50名の会員が参集した。ここで日本WPA・事務局長は「五百旗頭レポート2006・印刷界の将来を見る」と言うテーマで1時間の講演を行った。

12月8日(金)、メディアフロンティアの中部ブロック交流会が名古屋市Be-1会議室で行われ、同じテーマで基調講演を行った。
印刷界の現状を緻密に見つめ、一層の前進のヒントになればとの思いで日本WPAは幅広い領域にかけて活動している。

2006年12月 9日

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