日本WPA : Japan Waterless Printing Association

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日本WPAの活動  - 2005年11月 -

水なし印刷のロゴの蝶々、オオカバマダラがオリンパス株式会社様の広告に登場

水なし印刷のシンボルマークに使用されているオオカバマダラ蝶が、オリンパス株式会社様の広告に登場しています。(11月18日の日経新聞10面全面広告)
自然写真家の海野和男氏の撮影したオオカバマダラの群れをなして渡っている写真を見ることができます。
オリンパス株式会社様ホームページでぜひ、ご覧下さい。

オリンパス株式会社様へのリンク

2005年11月24日

JANPS展でコルチナ講演会

JANPS展の開催に合わせ、KBA社の上級戦略投資部マネージャー・Horst-Walter Hauer氏が来日して、講演会が持たれた。KBA社のCortinaコールドセット輪転機は、水なし専用の輪転機で発売以来、18ヶ月内で7台、29タワー(279色胴)もの機械が中央欧州部の新聞・印刷会社に納入されて話題を呼んでいる。
Horst-Walter Hauer氏はインタビューで大変興味深いことを言われた。RODI輪転印刷会社(オランダ)は数種類の週刊フリーペーパーを自らも編集発行している一方、他新聞社のフリーペーパーも受注して印刷している会社である。フリーペーパーも階層・地域ごとにセグメンテーションされ、発行されるようになってきて、ますます、小ロット化、さらに、色のシビアな広告の羅列の傾向が見えてくる。従来手法では、対処できないので水なし・コールドセットオフ輪をRODI輪転社は導入し、大変、業績を上げている。
VOC規制の厳しい欧州で、ドライヤーやアフターバーナーの要らないコールドセットオフ輪で水なし専用としている意味は大変大きい。都市の中でもこの輪転機ではドライヤー不要で使えるメリットは大きい。また、その用紙も白色度の上がったものを使っている。
JANPS展の主催事務局の酒井寛氏はこの講演内容の印象を語ってくれたが、大変注目すべき動きで、来年度の新聞製作懇話会の欧州視察先にぜひ、RODI社を組み入れたいとされていた。
世はフリーペーパー大流行だが、こんな印刷分野に水なしが使われだしてきている。Hauer氏の講演レジメをぜひ、ご覧いただきたい。

2005年11月16日

第9回水なし印刷セミナー見学会に130名が参加

EWPA(欧州水なし印刷協会)会長招き講演会
11月10日(木)、日本WPAではハイデルベルグ・ジャパンの協力でドイツからEWPA会長・Detlef Braun氏を招いて「第9回水なし印刷セミナー・見学会?UV印刷+新型印刷機・ハイデルベルグ?」を開催した。
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熱心に聴講する参加者と会場風景

全国から130名を越える参加者を得て、冒頭、日本WPA依田英祐会長が「日本WPAとして水なし印刷の発表会は9回目、そして全国印刷工業組合連合会水なし印刷研究会との共催では第5回目を数える水なし印刷セミナー見学会となる。開催するたびに参加者が増えている。今は市場のニーズ、行政の認識、業界の動向にいち早く対応できることが重要。変化に敏感な方の参加が増えるのは大変喜ばしいことである。」
つづいて全印工連水なし印刷研究会会長の田畠久義氏が「昨年の12月発足し水はし印刷の情報発信を行ってきた。シェアはまだ低いが環境負荷が少ない水なし印刷をMacintoshに例えてみると、優れた画期的な技術や製品をたくさん出して地歩を固めている。水なし印刷もいずれW2インキ、VOCの数値化などのアイデアや新製品を出して、印刷産業に役立てていただきたい。」とあいさつした。

その後、全印工運事務局から約1年の活動について報告があった。

「水なしUV印刷技術」Detlef Braun
EWPA(European Waterless Printing Association)会長

ブラウン氏はハンブルグ生まれ、水なし特殊印刷を1968年より30年にわたり実践し、現在、その筋の技術コンサル・指導を行う。最近は、四六全サイズの∪∨水なし印刷で、特殊印刷のみならず、一般商業印刷の水はしUV化にも取り組んでいる。

私は3社の印刷会社に就職した。東レとの緑は私が勤めたMarks 3 Zet社が1983年に東レの水はし版の代理店となり、その責任者となったことに始まる。その後1995年に独立、デュツセルドルフで印刷会社を始めた。2001年まで続け、その間ハイデルベルグGTO-DI 5色機(水なしオフセット印刷機)を購入、自分で開発した∪V水なし印刷技術で、東レの最初のCTP版を使ってプラスチックカード、ラベル、マウスパッド、OHPなどの特殊印刷、厚紙のUV印刷を始めた。2001年4月には印刷技術コンサルにすぐさま転身。ODAで中近東、
アジア諸国にも指導に行くなど水なし印刷初期の立ち上げに尽力した。

水なし印刷の特徴◆湿し水を使用しないオフセット印刷
◆水はし専用の刷版を使用
◆水なし専用のインキを使用
◆印刷機械、版面温度コントロール
◆1970年代に始まった印刷手法

ヨーロツバではなぜ水なしUV印刷を行っているのか
?ニッチな分野であること
?収益性がよく、価格が安定している
?一般方式より生産性が高い(乾燥が早く後加工へすぐ回せる。(短納期)
?単なる刷り屋でなくコンサルを行える
材料はフオイル、PET、ABS樹脂、表面加工した紙、CD-ROM、CDがふさわしい。
ヨーロッパでは水なし専用機(KBAのジー二アス・ラピーダ74G)がある。東レの代理店であるMarks 3 Zet社が水なしIRカラーを実践して水なしの普及、拡販に努めている。へルマンドルック社ではプリントマスター52にプラス431コーテイングユニットを搭載し、後づけの分離タイプのUV乾燥装置で水なしUV印刷をしている。Xラベル社では、トレント
ゲ-ベル社のフォーム印刷機械を水なし専用に使っている。

水はしUV印刷はプラスチック類など材料には高価なものをつかう場合が多い。特殊印刷向け。また、UVオフセット印刷はシェアが伸びている。作業がしやすい、パウダーもいらない、インキは1秒足らすで乾燥するのでエコ印刷と好評である。
水なしIR印刷とはフオイル印刷の新方式で、ドイツではZeller & Gmelin社がちがうタイプのインキを開発。Toracordというインキでプラスチックカード用に開発され、赤外線とホットエアーで乾燥するものでハガレなどの欠点が解消される。

水なし印刷はオフセット印刷の拡張形
私の仕事は・コンサル事業(ハイデルベルグ、KBA、MAN、テクノトランスなどの印刷機械メーカーへの印刷技術指導・枚葉、ラベル印刷工場への水なしUV印刷の訓練や指導・ローラ、インキの新製品開発・水なしIR印刷によるプラスチック印刷・水なし印刷のブロジエクト管理・研究、開発)である。
研究で生まれたのが、『印刷コントロールストリップ日 2/05』。これは、ブラン離れが悪いという水はし印刷の欠点を改善するためのブランケットのテストチャートで、ブラン離れの状態を判断するツールである。
さらに、プロジエクトの結果を発表させていただき、健全な印刷状態に近づけることも重要な仕事である。そのため、各機械における印刷版、プランケツト・着けローラ温度を決める。スピードを落して、冷風装置を着けるなどの実験を通して印刷ユニットの回転力は100%熱に変換することが分かった。その60%の熱がローラ間の接触帯に現れ、それは揺動ローラと回転ローラによるローラ間の接触帯にあり、ローラ間のインキの集まったギャップで発生し、温度は両ローラに配分されることから、揺動ローラと印刷版にはかなり相関関係があることがわかった。水なし印刷機の構造によっては、圧胴を冷やしたり、通風冷却をしないでも印刷版の温度が保てるものもあることもわかった。循環冷却水と冷却水表面の温度差は8℃あり、循環温度コントロールは必須で、しかも短期間で規定温度がかなえられるものでない
と意味がない。
私はハイデルベルグのPM52で水なしUV印刷した時、アルコール代替品で実行した。プラスチック印刷は乳化を防ぐことに苦労したが水を吸わないブラスチックには、水なしは最適
のものであった。でき上がった製品は色に力強さがあった。しかも、環境によい方式には間違いない。
私は水なし印刷は水ありオフセットにかわるものと考えず、幅広いオフセット印刷の拡張形であると理解している。従来スクリーン印刷だった仕事が水なしUV印刷に回ってきていることからみても独特のジャンルを確立してくれている。

BAT(Best Available Technology)の候補に
EU(欧州連合)は環境に対して非常に厳しい法律が今後施行されようとしている。印刷についても環境に良く、印刷生産性も良いという技術だけ、使用認可をしようとの動きが急速に
高まってきた。VOC放出基準を超えている企業は、違法とされる機運にある。
「水なし印刷」はVOCの使用量、水の使用量、VOCの放出量、そして水の放出量も少なくなる技術として印刷バイヤーの間では認められている。そのため印刷機にも環境認証制度が適用されてきていることはユーザーにとっても安心なことである。EPWAは初めてKBAのラピダに対して環境マーク付与を認めた。最近、ハイデルベルグの16色機んまる複数中間乾燥と複数印刷ユニットからなる複合機が市場に導入された背景には、今まであてがいぶちの加工された紙を印刷していたが、安い材料をつかつて紙そのものに自社で高度な紙加工を施し、それを付加価値とする傾向が強まったためで、その1つがUV印刷ともいえる。

洗浄液が非石油系のNON-VOC化へ
「水なし印刷」は水を使わないのはもちろんだが、近い将来には水なし印刷の洗浄液が限りなく水に近いものになってくれる画期的な技術要素を含んでいる。安全にして、高採算性をもたらすのが「水なしUVオフセット印刷」である。
私の希望として、ぜひ、各印刷機メーカーさんが水なし専用機を作ってほしいところだが、コールドタイプの新聞輪転でKBAがコルティナという専用機を作ってくれた。同機の東レの刷版使用量は1日、200?ほどになる。また、東洋インキが欧州で初めて紹介したハイブリッドインキは高級感があり、ヨーロッパでは人気がある。それにも増して、東レがヨーロッパでも水なし版を作ってくれることを待ち望んでいる。

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写真左から
全印工連水なし印刷研究会会長 田畠久義氏、EWPA会長 Detlef Braun氏、日本WPA会長依田英祐氏

2005年11月10日

第9回水なし印刷セミナー見学会?UV印刷+新型印刷機・ハイデルベルグ?

               日本WPA・水なし印刷セミナー見学会

                    ―水なしUV印刷―

 秋の夜長の時節となりました。繁忙期に入りご多忙、ご活躍の日々をお過ごしのことと存じます。

 ドイツからEWPA会長・Detlef Braun氏を招いて、「水なしUV印刷技術」の講演をしていただきます。氏の近著「Waterless UV technology」は水なしオフセット特殊印刷について書かれたサンプル付ファイルバインダー綴じ本ですが、特殊印刷の名著とその分野では認知されているものです。氏は水なし特殊印刷を30年にわたり実践され、現在、その筋の技術コンサル・指導の実務をされています。最近は、四六全サイズのUV水なし印刷を指導され、特殊印刷のみならず、一般商業印刷の水なしUV化にも取り組んでおられます。その豊富な体験談には、我々が取り組むべき、より環境価値、より付加価値を高める方策であり、目指すべき近未来像の一端がうかがえます。

 今回、ハイデルベルグ・ジャパン?様のご協力を得て、同社ショールームに水なし仕様印刷機3台を整列され、水なしシフトへの姿勢をいただき、実演会と合わせて行います。
 何かと繁忙の折ではございますが、またとない機会の催しにつき、ぜひ、ご参加いただきたく存じます。                                                    敬具

追伸:大変恐縮ですが、協賛会員様で機械メーカーの方は講演会からのご参加でお願いします。ハイデルベルグのショールームへの入室はご遠慮願います。)

  ●このセミナーの申し込みはこちらから


1.日 程: 平成17年11月10日(木) 
   特殊印刷指向コースの方は11:00集合(軽食を用意します)
   一般コースの方は13:00 集合   
2.見学会場: ハイデルベルグ・ジャパン株式会社
        〒140-8541 東京都品川区東品川3-31-8 TEL 03-5715-7255     

3.講演会場 : 第一ホテル東京シーフォート
         〒140-0002 東京都品川区東品川2-3-15 TEL 03-5460-4411

4.対 象: 日本WPA会員、水なし印刷研究会、一般参加

5.費 用: 見学会:無料
       講演会:日本WPA会員:2,000円,水なし印刷研究会:3,000円,一般:4,000円
       懇親会:日本WPA会員:3,000円,水なし印刷研究会:5,000円,一般:6,000円

6.セミナー日程

 10:30       特殊印刷指向コースの方が集合
 11:00?11:50 ショールール設置水なし3機種の実演と説明
 12:00?13:20 軽食をご用意いたします。
           この場で講師Braun氏を囲んで特殊水なし印刷のプリレクチャー、
           ならびに、特殊印刷の質問を受付けます。
 13:00       一般コースの方がご集合
 13:30?14:30 ショールール設置水なし3機種の実演と説明
 14:30?15:00 ハイデルショールームより、講演会場に専用バスにて移動
 15:00?16:30 EWPA会長・Detlef Braun氏の講演「水なしUV印刷技術」
 16:30       講演会を散会
 16:45?18:45 水なし2団体主催、「Detlef Braun会長を囲んでの記念パーティ 」

なお、ハイデルベルグ・ジャパン様のショールームには次の水なし3機種で実演いたします。

 ●スピードマスターSM102-10-P (IR対応圧胴冷却装置付)
 ●スピードマスターCD102-6+LX UV (水なしUV印刷の実演)
 ●クイックマスターDI Pro
  
6.その他 : 都合により日程の一部変更が生じることがございます。
       その節は、ご連絡申し上げます。
       参加者には参加者要綱を追ってお送りいたします。

第9回水なし印刷セミナー見学会

部署・役職参加者氏名 セミナー・見学会  懇親会 
参加不参加参加不参加
参加不参加参加不参加
参加不参加参加不参加

貴社名
電話FAX
連絡担当者E-mail


連絡先:日本WPA/全印工連水なし印刷研究会・事務局 五百旗頭忠男
     TEL:090-8480-3274 FAX:03-5976-8030

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