日本WPA : Japan Waterless Printing Association

ホーム 日本WPAについて 水なし印刷について バタフライロゴについて お問い合わせ

日本WPAの活動  - 2005年8月 -

第8回 水なし印刷セミナー見学会 ?オフ輪全台を水なしへの転換成功事例?

水なし印刷セミナー見学会―オフ輪全台を水なしへの転換成功事例

 今年は夏本番が早く到来しそうです。暑い最中、ご活躍の日々をお過ごしのことと存じます。

 北の地でオフ輪転機を水なしに切り替えられ、着実に成果を上げておられる、
総合商研(株)で、セミナー見学会を開催させていただきます。同社が中心として結成された、
協同組合プリントピアはユニークな高層印刷団地の仕組みですが、これは都市型印刷の一つの
姿を暗示しています。その会社構成と設備は、見学に値します。

 現下の印刷条件はますますシビアになっています。用紙はより軽量化へ、それでいて
印刷デザインはかけ合わせのインデックス色を出し、しかも、白抜きの毛抜きの見当を
求めてきます。水を使っていると、紙伸びが起き、見当が入りにくくなってしまいます。
そこで総合商研様は1台のA輪オフを水なしに切り替えて運用されました。予想以上に、
クライアントからの品質の評価を得られ、この度、オフ輪全台の水なし化へ踏み切られます。
合わせて、環境への取り組み姿勢を鮮明化すべく、つとめてバタフライロゴの印刷物への
挿入をはかられています。これが評判を生み出してきました。

 セミナーの部では、IRODRY水洗浄性インキの商用試験運用に文星閣様は7月から取組んで
おられますが、その運用の成果、問題点につき、中間発表をしていただきます。

 また、私どもは京都議定書の約束を企業、市民レベルでの参画を意図し、「team-6%」への
協賛をしています。地球温暖化係数から引っ張り出した、水なし印刷のCO2排出量からみた
環境優位性の考え方を披露させていただきます。経済性、生産性だけでの印刷技術でなく、
環境共生の仕組みを入れた新印刷技術の確立を目指したいものです。

 ぜひ、北の地で集いましょう。
                                        

  ●このセミナーの申し込みはこちらから


1.日 程: 平成17年8月29日(月) 午後13時50分集合
  
2.会 場: 総合商研(株)(プリントピア) 

       〒007-0802 札幌市東区東苗穂二条三丁目4?48
       TEL(011)780-5677
       地図はこちら

3.対 象: 日本WPA会員・日本WPA賛助会員

4.費 用: 講演・見学会:無料
       懇親会:3,000円(当日現金徴収)
      
5.セミナー日程

 13:50     総合商研様に集合

 14:00?14:10 日本WPA・依田英祐会長の挨拶、

 14:10?14:40 報告1「水洗浄性インキ・IRODRY W2インキの商用運転」
        印刷室で発生するVOCの大きい要素は洗浄液ですが、この洗浄液は
        アルカリ水溶液につき、VOCは全く発生しません。
        しかも、この洗浄廃液は自社内でリサイクルできる可能性を持っています。
        7月から行っているIRODRY W2インキの商用運転の中間結果を発表します。

 14:45?15:15 報告2「地球温暖化係数から見た水なし印刷のCO2削減効果」
        京都議定書の精神を踏まえ、印刷もこれに呼応する技術の確立を是非に
        図りたいものです。地球温暖化係数から水なし印刷を見直します。

 15:20?15:50 講演3「オフ輪機の水なし印刷への転換をはかった体験談」
        総合商研(株) 会長・加藤優様
        総合商研はなぜ、水なし転換を図ろうと思ったのか。取組むときの苦労、
        転換後のメリット、今後の営業展開などに触れていただきます。

 15:50?16:00 プリントピアと工場見学の注意と版編成。

 16:00?16:50 プリントピア・工場見学と質疑応答、16:50 見学会を散会

 16:50?17:40 サッポロビール園へ車で移動

 18:00?    参加者による懇親会

6.その他 : 都合により日程の一部変更が生じることがございます。
       その節は、ご連絡申し上げます。
       参加者には参加者要綱を追ってお送りいたします。


第8回水なし印刷セミナー見学会

部署・役職参加者氏名 セミナー・見学会  懇親会 
参加不参加参加不参加
参加不参加参加不参加
参加不参加参加不参加

貴社名
電話FAX
連絡担当者E-mail


連絡先:全印工連水なし印刷研究会・事務局
     TEL:090-8480-3274 FAX:03-5976-8030

2005年8月29日

講演録「官公需から見た水なし印刷 ― 仕事の壁を被る! 道を開く ―」

東京都教育庁  赤羽哲
JR四日本の職員態様に見られる理念無き行動規範や組織的対応の欠如は、鉄道への信頼を失墜させ、多くの怒りと悲しみを拡げている。また、新大阪駅構内の天井アスベストの放置には、安全第一の鉄道事業者の良識を疑い、再生に疑問を投げかける?
一方で、労使共同路線による危機意識欠如にして、斜陽の日産を、顧客第一と原価改善により奇跡の復活に導いたカルロス・ゴーン氏、これまでの事業本部制を廃止した上で、社員の意識改革に成功し、大きく躍進している卓越した指導者にパナソニックの中村氏がいる。

1 紙がおしゃべりをする?共生社会の構築に向けて?
本日は携帯器具の特別秘書として、「スビーチオ」を伴いました。そこで、容姿と機能を紹介しますので少しの時間ですがどご静聴をお願いします。SPコードの印刷で音声に変換されます。
取扱と疑義照会先(印刷の助言もしてくれます…
団体名 日本視覚障がい、情報普及支援協会 TEL03-3208-5023 FAX03-3208-5025
新宿区高田馬場 1‐9‐23 東京都盲人福祉センター3階
副理事長 能登谷 和則 氏

2 宮公庁の体質と展望
間違いがあってはならない立場から、前例踏襲と減点主義が役所体質です。私は、民間経験のせいか、役所の中では異質なタイプですが、公僕意識は欠如していません。
さて、第一線で教育条件の整備担当をしていた時、また、本庁で教育行財政の担当をしていた時に、以下の口頭説明のような前例打破の多くの経験と体験をしました。
仕事の壁は厚く困難でしたが、北風と太陽の心で挑戦すれば、おのずと道は開けてくるものです。

3 印刷産業は不況業種であった
バブル経済崩壊以降、チラシやカタログなどの主力商業分野の低迷や書籍離れの影響等に
より、2003年7月?12月印刷産業は経済産業省より不況業種の認定を受けました。
前年の同省の工業統計調査によれば、従業員4名以上で東京の事業所数4,659 箇所(全国
シェアの24%)、従業員数は84,847名で製造品出荷額は1兆9千億に及ぶのであるが…。
ここ数年は、CTP化(直接、刷版印刷)による印刷工程の合理化やデジタル化の取り込みで、一息状態であるが取巻く状況は予断を許さない。

4 中国市場に展望はあるか
ガイアの夜明け(東京放送)という番組で、北京に進出している北京陸通印刷公司の越智氏が紹介された。さしずめ「チャイナ・ドリーム」の状況と記憶している。当面は中国進出の日本企業を主とした顧客としているが…。

5 官公庁の発注と今後の展望
景気が好転し財政に反映するには1年から2年の歳月を必要とします。また、地方財政法によれば、最少の経費で最大の行政効果が、行財政運営での至上課題であり、そのためには、入札は避けて通れない選択肢の一つです。
そこで、発注側としては、機会均等に受注機会の確保に努める必要があるところですが、企業として社公的使命を来たしていないところには発注を躊躇します。例えば、高齢者や障害者を雇用していない、また、ISOを取得していないや「水なし印刷を導入」していない等が第一のハードルになります。しかも、グリーン購入法や京都議定書の批准による二酸化炭素の減少の開題もあり、環境は行政が主体的に取組む必要がある大きな課題です。

6 文祥堂印刷?で、水なし印刷を体験して
訪問して第一に思ったことは、一人一人が企業・組織の将来像と思いを共有化し、姿勢や行動に示していることには驚きました。
廃液の開題、製版セル、排紙用の澱粉、カラー印刷の上がりと紙の伸縮、デジタル化の状況、大豆油インキ等を多岐に渡り経験させていただきました。長所や短所を見た上で、今後は水なし印刷及び大豆油インキに関しては、以下の取扱をする予定です。

7 水なし印刷の団体・印刷のプロの皆様に期待すること
廃液、臭気、健康等を勘案すれば、用紙+印刷+インキ+動力を一連で組み合わせることで、
VOCやCO2にも対応した成果品の作成が可能です。私も、江戸川区の小川印刷(株)で、水なし印刷の概要を説明され教示されるまで知りませんでした。どうして知り得なかったのでしょうか? 記憶では、飯田橋の凸版印刷博物館でも水なし印刷の紹介コナーがあったか…。
そこで、以下のようなご提案をいたします。
秋葉原駅に入る手前に、ある印刷会社の大きな看板が目に付く。この看板などにバタフライロゴを載せてみてはどうでしょうか。
コンビニ商品のパッケージに、バタフライロゴをつけるようにしてはどうであろう。水なしの浸透度は消費者に認識してもらう努力を重ねるべきではないでしょうか。
ご静聴、ありがとうございました。

2005年8月 2日

ページのトップに戻る