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日本WPAの活動  - 2005年3月 -

東京都教育庁の「契約事務に関する資料集」読本にバタフライロゴ

「契約事務に関する資料集」読本は東京都教育庁の契約管財課・課長補佐・赤羽哲さんが丹精を込めて、自ら印刷関係の博物館を回り、最近の社会情勢、技術動向を見極めて「刊行物発行の手引き」の章を30ページにわたり書き上げてくれました。その内容は、
(1)読みやすい、分かりやすい印刷物の作り方
(2)紙の知識
(3)印刷の知識
(4)色覚バリアフリー印刷について
(5)音声の出る印刷について
(6)環境に優しい印刷の発注について 「それは水なし印刷です!」
(7)洋製本の各部の名称
(8)印刷等契約における仕様書の役割
以上の項目となっています。印刷物の発注者にとっては、大変分かりやすく、簡潔につかめる内容となっています。一般印刷物の発注者にも流用できるシロモノです。
赤羽さんは以前の部署でも、リサイクルのできる、長持ちできるスチールアングル学校机、それに、間伐材を利用した学校机を編み出し、実用化されました。戦後、山での植林振興が進んだものの、人手不足の世になり、間伐がコスト上の問題から放置される時期がありました。これに目をつけ、間伐で森を再生し、合わせて、この間伐材で学校机を作る構想を赤羽さんは思い立ちました。この机は科学物質を一切使用しない天然素材のウッド+オイル蜜蝋ワックスのみで表面仕上げを行っています。(ドイツ連邦政府安全規格適合)しかも、この商品に地域特産名称をつけ、一種の「地域ブランド」を推奨されました。大量生産、大量消費、大量破棄でない、新しい時代の共生の仕組みを、赤羽さんは東京都に席を置き提唱し続けておられます。これこそが日本が21世紀に生き抜く、中小企業者の方法論ではないでしょうか。
CO2削減も大切だが、VOC削減を本当は配慮すべきと説かれます。
これらの延長線上に立って、赤羽さんはこの度、「刊行物発行の手引き」の章をまとめられたのです。「環境に優しい印刷の発注について」の項目では 「それは水なし印刷です!」とまで言ってくれています。
我々一人一人が赤羽さんの意気込みを、日々の生活を通して引き継ぎたいものです。

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バタフライロゴが入った東京都教育庁の「契約事務に関する資料集」読本

2005年3月24日

バタフライロゴがCSR読本で不正表示

上場A社のCSR (企業倫理と企業の社会的責任) 読本で起きる
16年12月に我が会会員?社が、偶然の機会にA社のCSR読本に、不正使用のバタフライロゴの表示を見つけました。早速、当該会社の広報部に我々は赴き、担当者と面談しました。
既に、外部にこの読本を4000部ほど配布してしまっていて、担当者も平身低頭で応対してくれました。そもそもこの起きた背景は、ちょっとしたミスが重なったものでした。A社にとっては始めてのCSR読本につき、そのデザインコンペを数社の制作会社にさせていたのです。その中のB制作会社が提出した内容とデザインに気に入り、これを採用することになりました。
B制作会社のデザインはR100再生紙、大豆油インキ、バタフライロゴを採用し、CSRイメージとのマッチングを掲げ、これが採用のポイントの一つとなったのです。そして、その印刷は数社の印刷会社の入札で、A社へ古くから出入りしていたC印刷会社が落札しました。C社にとおてはバタフライロゴが初めてのことで、その予備知識もなく、仲間のD社に水なし印刷の下請け方を依頼します。ところが同社も十分な水なし印刷の知識もなく、E紙商に適切なる下請け先を捜すように依頼しました。結局、我が会員X社にこの印刷物の刷りの依頼は、何段階を経て受けることになります。
さらに、悪いことに「アタリ版下」としてB制作会社がつけていたバタフライロゴが、多段階をくぐるうちにフィルム製版され、版に焼かれて最終のX社に印刷依頼が来たのでした。X社も悪気もなく、通常の仕事の流れに乗せて印刷して納めてしまいました。
あることがきっかけで、X社社長がこのロゴの汚さに注目しよく調べたら、印刷物からコピーした偽物であることが判明しました。
CSR読本に偽物ロゴがつくとは、ことがことだけに、A社と直に掛け合った次第です。早速、A社は関係筋に訂正と謝罪文連絡の手はずをとりました。同時に、在庫読本にも訂正文を差し込むことにし、自社のHP上でもこの断り文言を入れることになりました。

ちょっとしたミスが悪気はなかったのですが、結果、ロゴの不正使用と言う結末を引き起こしましたが、ロゴのアタリ版下の差し替えは会員各位も十分に気をつけていただきたいものです。バタフライロゴは商標登録されているものです。この環境ロゴの価値をより高めるよう、使用者の皆様の一層のご理解とご協力をお願いします。


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2005年3月 9日

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