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先駆けてやって良かった!--水なしLED-UV印刷見学会((株)富士美術)

2018年3月21日

                                         (小柳富士夫社長)koyanagi president.jpgのサムネール画像
3月14日,(株)富士美術(大阪市東成区、小柳富士夫社長)で、富士フイルムグローバルグラフィックシステムと東レ主催で、「水なし+LED-UV印刷セミナー・工場見学会」が行われた。  

セミナーでは、小柳社長から、水無しLED-UV印刷に取り組んだ経緯、と現状について詳細な説明があった。宣伝物のペパーレス化が進む中で、仲間仕事中心に事業を展開している同社としての特徴を出すために、UV印刷化による短納期に目をつけた。所有するアキヤマ菊全8色両面機と厚紙兼用のハイデルベルグ菊全4色機に、後付けのLED-UV装置を装着し、当初は水あり印刷でUV印刷を開始した。
fujibijutu4.jpgUV印刷による短納期化が実現でき、油性印刷時の裏付きや粉落ちなどのトラブルが減少した。更に湿し水まわりトラブルの減少、高精細・高品質印刷の実現、環境の改善をめざして、今まで油性の水なし印刷さえ採用していなかったにも関わらず、水なしLED-UV印刷に2台の印刷機を転換した。水なし印刷により人材育成・確保の面でも大きな成果があがった。
パウダーレス,VOCレスのクリーンで環境に優しい工場への見学を大歓迎とのことであった。「当初不安もあったが、今は先駆けて水なしLED-UV印刷にして良かった」とのこと。

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      (アキヤマ菊全両面8色機の見学風景)
水なしLED-UV印刷について、決まって受ける質問が何点かあるが、小柳社長は次のようにコメントしている。
1.光沢が足りないとの指摘はあるが、一切仕事を選ばず、薄紙、厚紙、コート紙、マット・上質紙など全てをこなしている。油性印刷に比べて光沢不足を懸念される場合には、稀に水あり印刷を行うことはある。マット・上質紙での水なし印刷の印刷品質の高さは絶対である。
ゴーストについては、明らかに水なしUV印刷が有利である。
2.初期投資、材料費等コスト面での負担については、油性印刷時に発生していた湿し水、パウダーにまつわるクレームによる損害がなくなったこと、短納期による受注量の拡大、水なし印刷により刷りだし時間が半分になり、、こなせる仕事が、1割程度多くなったことになどで十分カバーできている。さらには、ローラーの交換頻度も少なくなりそうでこの点にも期待している。
3.水なし印刷特有のインキ・温度管理の煩雑さや耐刷力についての懸念についても、本来の印刷機の条件さえ守られていれば、特に問題は発生しない。水なしUV印刷では、油性印刷で、よく指摘されるごみ付きやゴーストの問題は、まず起きない。
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       (ハイデル菊全片面4色機の見学風景)
印刷オペレーター出身で、自ら創業されて小柳社長には、その経験技術を活かした独自商品開発にも熱心に取り組んでいる。ストーンペーパー印刷では日本での先駆者であり、3D印刷や抗菌印刷を開発し、そして今、目が離せないのが次なる新商品である。

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