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ラベルエキスポヨーロッパ報告(5):欧州で独自進化する水なし印刷(4)新聞印刷

2017年10月 5日

CORTINA4.pngのサムネール画像チェコ共和国で製造中の東レの水なし平版事業の柱の一つは、新聞印刷分野での水なし印刷の浸透である。フランスのLe Figaroなど 欧州の著名なる新聞社やUAE(アラブ首長国連邦)のDubai News(ドバイニュース)など19社が、水なし印刷を採用している。
水なし新聞印刷は、KBA(Koening Bauer Group)が製造する水なし専用印刷機の「CORTINA WEBオフセット印刷機」で印刷されている。CORTINA機の特長は水なし印刷専用に設計され、版胴に通水した温度コントロール方式を採用していること、インキングは、アニロックスローラーを使用したキーレス方式を採用したショートインキトレインなどがある。また、機能は、自動版交換、KBAの特許であるリニアベアリング、ボタン操作で4つのタワーが中央から分かれる「ステップイン™」 などがある。
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また、水なし印刷を採用する新聞印刷会社に大きなメリットをもたらしているのが、同じインキでコールドセット(新聞印刷)とヒートセット(商業印刷)の印刷が可能なことである。夜間の新聞印刷時には、コールドセット方式を使い、昼間の商業印刷にはヒートセット方式で印刷ができる。水なし印刷の準備時間の短縮、立ち上がりの速さによる用紙コスト削減効果に加えて、水なし印刷の鮮明な色再現・画像再現に優れ、高品質新聞印刷及び商業印刷にも使用できる一台二役が大いに評価されている。特に、商業印刷分野では、60gsm程度の薄紙で抜群の経済・品質効果を発揮している。

leunion.gif今現在、インド洋上にあるフランス領のレユニオン島で、水なし印刷採用の20社目となる新聞社が、印刷機及び水なし平版設備が設置中で、来年2月の稼働を目指している。続いて、ベルギーの新聞社で、水あり新聞印刷機5台を、4台のCORTINA機変更するすることが決定している。
新聞印刷用の水なし版は、日本で未発売ではあるが、水なし印刷のポテンシャルの高さは実証済みである。

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