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中小印刷業者の目から見たdrupa2016(7)

2016年6月10日

 drupaの混乱… 昨年末、drupaは次回から3年開催としていたが、出品者の圧力により会期中に4年開催に戻ると主催者は発表し、次回は2020年6月23日(火)から7月3日(金)の11日間と再設定された。
 これは出品者側から出された強力な圧力によるもので、ゼロックスの会長は会期前の記者会見で3年開催を公然と非難していた。drupaの出展費は割高で、出品者は4年のサイクルで予算を組んでいるものを3年にされる苦痛に反旗を翻したことによる。主催者側としてはIPEXを潰すがための手を打ったつもりだが、世の中はなかなか思惑通りには動かないのだ。
 入場者数は26万人で前回より低下したが、その76%は188ヶ国からきた外国人であった。
 Landaは確かに、旋風を起こし、予約注文を取り出している。しかし、実際の実のある注文を取ったのはHPで新機種12000が中間発表で60台(年内にほとんどが納入)に達したとし、HPの全体としては、drupa2012より20%超えの4億ドルの受注が取れたとしている。
 HDはその幅広い商品群全部で、1000点の受注が取れ、Primefire106の引き合いもあったとしている。
 その一方、Landaは予約注文が取れたとしているが、ドイツ系メディアからは、実演機の刷り本にインキジェット特有のトラブル、筋ひきが見られ、しかも、見当が甘いと批判されている。また、実演後のその清掃ぶりが気になるとかの声も出ている。いずれにしろ、市場でお目見えするのは少し先の感じになろう。
 Frank Romano教授の言を借りると、デジタル印刷は5年ぐらいで半分の市場を押さえると持ち上げてくれている。大型機が市場に入りだ出すと、デジタル印刷の普及は進もうが、わが国では欧米より、既存勢力がしっかりしてくれていて、時間がかかるのではあるまいか。
 しかし、時代は変化してきている。我々はデジタル印刷への身構えが必要になってくるであろう。

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