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第26回国際文具・紙製品展ISOTで光る印刷会社

2015年7月10日

ISOT Konno Printing.jpg仙台活版の展示物
 雨上がりの中をぬって、ISOT2015を見学した。
 我が協会の会員、今野印刷株式会社(仙台市)が「活版印刷でつくる、こだわりの名刺」と言うブランドを掲げ、始めて出品してくれていた。こだわりのもの造り、仙台活版と言う屋号での出品に逆の新鮮さを感じる。

ISOT-grand prix.jpgグランプリでかした、おめでとうございます。
 この展示会で一段と光った印刷会社は2015年の日本文具大賞・機能部門のグランプリに耀いた大和出版印刷(株)(神戸市)である。万年筆専用のふき取り紙「スイト クリーニング ペーパー」がその受賞となった。武部健也社長は実は、7月4日、仙台で開催されたSOPTECとうほく2015で、演題「独自紙製品ブランドを構築。ものづくりの衿持を見詰め直す。」にて、印刷人への発奮を促す講演をされ、大喝采を受けておられた。
 同社は従業員約30人。カタログやチラシの印刷から電子書籍の出版などまで幅広く手がける。「印刷だけでは受け身になってしまう」と考え、11年に文房具ブランド「神戸派計画」を立ち上げ着々と独自紙商品の開発に当っておられたのだ。もの造りには今も、活版印刷機を温存して、こだわり印刷にも励んでおられる。
 スイトは万年筆のペン先のインクをふき取りやすいよう、紙に独特な切り込みをつけたもの。紙の使い方を広げたことなどが評価された。今後も「ありそうでなかった文具を開発したい」と意気込んでおられる。
 ISOTには斜めモールで有名な中央区の印刷会社、名古屋の特殊印刷で名を馳せた印刷会社、大阪のシール印刷会社、松山のシール印刷会社、新潟県でネット通販をされつつ紙製品販売にも当る印刷会社、さらに、複数の紙工会社などが出品されていた。
 筆者は7月始めに開催されたブックフェアーも見学させていただいたが、印刷人の目から見ると、ブックフェアへの印刷関連出品者は激減しているのと対照的である。ブックフェアーは出版社とクリエーターの展示会になってきていて、その中での生き場所を確保している、大日本印刷、H印刷、M製本などは常連として光っているが、多くの印刷会社は出品撤退となっていた。
 今野印刷、大和出版印刷の果敢な挑戦と今後の活躍を祈っている。

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