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ある種、画期的なクロスメディアROI(費用対効果)販促ソリューションを渡邉功氏が考案する

2015年2月16日

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 1年ぶりに渡邉功氏と京都で再会した。長年の間、(一社)日本WPAの理事としてご活躍いただいたが、京都市の(有)アドバンクの社長に赴任されてから、がむしゃらに社業の改革建て直しに邁進されていた。同社は小型スーパーチェーン店のチラシ印刷をされているB3オフ輪1台を有する印刷会社である。アドバンクと得意先とは強固な人間関係を築いてはいるものの、得意先は昨今のデフレ流通戦争に巻き込まれ、店舗はそのしわ寄せをアドバンクに求めてくる。現下は競合会社が虎視眈々として、隙あれば低価格を武器に得意先に食い込んでくる。自然と、アドバンクの受注価格は負の連鎖に陥ってくる。渡邉氏が着任したときはこんな姿の中にあり、如何に長年の負の連鎖からの脱却を図るかが危急の課題となっていた。
 渡邉氏は得意先スーパーの売上が上がらない問題点をつぶさに当ってみた。昨今は新聞読紙率の低下により、特に20〜40歳代の主婦層にはチラシが到達していないではないか。また、店側では広告の効果を測定する確実な手立てがないではないか。これでは得意先スーパーは販促の手の打ちようがない。チラシだけでは消費者への販促情報の伝達が不備であり、スマホと相乗りするクロスメディア販促を着手する。スマホデーターを使うとROI(費用対効果)もそこそこできよう。ここでそのキーテクノロジーとして何と専用ARアプリの利用を思いつく。
 クロスメディア販促の仕組みの組み立て、スーパー店長との打ち合わせ、AR開発者との詰め、渡邉氏は本業の営業をしつつ、文字通り一人5役で、新しい販促ソリューションの開発導入に邁進した。この間、体重は10kgも痩せてしまった。苦労の甲斐あって6ヶ月目に素晴らしいクロスメディアROIソリューションができあがり、早速、昨年9月からその導入にあたった。
 結果は大変素晴らしいものとなり、得意先スーパーの売上が短期間で向上してくれている。その概要の仕組みは次の通りである。

●各店舗ごとに異なる専用ARマーカーを設けたスマホの「コラボレアプリ」を各店舗にチラシの継続発注を条件に無償提供する。
●スマホ消費者にマーカー読取りを日々履行していただくよう、店側は宣伝普及に努める。
●各店舗の印刷チラシをpdf化し、AR携帯サイトに日々アップロード更新するので、スマホ消費者(新聞非読者)は紙チラシでなく、専用ARサイト上で閲覧できる。
●このとき、消費者はコラボレアプリを無償ダウンロードすると専用ARサイトの旬な特売情報などをでスマホ上で閲覧できる。
●スマホで反応する消費者の諸行動は履歴が残され、これでROI分析が行なえ、店側は次なるステップの対策が打てる。
●マーカーを取得した消費者には店側からプッシュメールを送れる。これにより多彩にして、緊急なお買い得情報を店側は消費者に送れる。
●以上の仕組みはアドバンク上のサーバーで動いているが、アドバンクは得意先に費用の負担を求めていない。唯一の条件はチラシの継続発注であり、この仕組みを通してアドバンクは安定継続受注を手に入れることができている。
●この仕組みを採用したあるスパー店では短期間で、売上面での改善が現れてくれた。

渡邉功さん、この素晴らしいソリューションの開発に敬意を表します。これこそ、印刷人がこれから目指すべき方向です。得意先も、アドバンクも繁盛し、印刷界も元気付くようにこれからも頑張ってください。
読者諸兄姉、この素晴らしい仕組みをここから見てください。

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