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Graph Expo 2014レポート(2)

2014年10月12日

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RITの名誉教授・フランク・ロマーノはこのGragh Expoについてこう言い切る。
「Graph Expoの規模の大小が問題ではない。過去、41回Graph Expo展に参加し、今回の展示会についてコメントしたい。展示会を規模で評価する議論は間違ったことだ。過去の展示会よりも、今年の展示会ではより多くの新しいソリューションが出ている。つまり、新しい、産業を変えるソリューションがあるかないかが問題なのだ。」

米国の景気が上向いていることも手伝い、会場での商談は近年になく、活発を極めたが、特に新規ビジネスのための投資が目立ったと言う。印刷会社の業態変革姿勢が目立ってきているのだ。売れたのはデジタル印刷機、web-to-printソフト、その関連品である。購入者は事前に下調査をし、複数の購買候補を選定して、会場ブースを訪問する。最終判断を会場で行うが、売り手の方も展示会価格を切り出して対応する。デジタル製品とかソフト類は見て直ぐ見極められるものではなかろうが、バーチャルのデジタル展示会の機能がここでは販売促進を発揮してくれる。主要な出品社は以下のような展示会での反応結果を示してくれている。
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Graph Expo 2014の総括として、Chris Bondyはこのように言っている。
?デスクトップからクラウドへ向かう。
その主導はAdobeでCreative Suiteの成功が引っ張ってくれている。そのdata management, web-to-print, print management systems、ほとんどはクラウド化されている。
なぜ、クラウドというと、それは費用の問題である。クラウドだと迅速設置ができ、リアルタイム更新がきき、全台のPC移行が簡単に行える。
いままでのデスクトップはコスト高につくし、融通性に欠く。ソフトウエア技術屋のメンテはクラウドの方が効かせやすい。
EFI, Adobe, Xerox, GMC, Avanti, MindFireの製品はクラウド化されている。

?インキジェット洪水が起こってくる。
主たる業界ベンダーが新機種を投入、または、コア技術活用のパートナー路線が打ち出されてきている。
CanonとOce, XeroxとIMPIKA, HPとKBA, KomoriとLanda, KodakとBobst それに RicohとScreen、それに、HDとFujiという具合だ。
2年前のdrupaと比べ、品質、用途開発で向上し、インキジェットは今や小ロット専用だけではない。
「生産インキジェット機」(プロ仕様機)が登場してきている。まもなく、印刷会社が印刷実機の購入の一候補にまで上げてこよう。

?自動化へ向かう製本加工分野
デジタル印刷方式が一気通貫で製本加工まで自動化するには2つの関門がある
1)RIPとDFE(digital front-end)間のVDP page description language (PDL)つまり、 PDF/VTの標準化
2)加工工程に渡すジョブチケットの標準化である。
しかし、他方ではHorizon, Duplo, C.P. Bourg, Hunkelerの例を見るように、JDF/JMFを使ってのニア・ライン、インラインの自動化が着実に進んできた。
将来は、前もって製本設計をして加工機に自動化して流せられるようになっていこう。

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