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日本WPAの活動 - 展示会 -

進取の杜の都・仙台を再発見

2014年7月 9日

SOPTEC2014.jpg
仙台で11年続いているソリューション・イベントSOPTEC2014に始めて見学させていただいた。かつては日本各地で印刷地方展が数多く開催されていたが、印刷展示会そのものがどこも規模縮小する中で、SOPTECは展示会でなく、ソリューションイベントとして発足した経緯があり、昨年より出展者も1/3も増えた形になってくれた。
地場の印刷人のニーズに合う課題を拾い上げ、ミニセミナーと言う形を20本も設けていた。
何とこれはロンドンのIpex2014が今回見せた形を11年も前に仙台で開催してくれていたのだ。まさに、時代の先見性を利かせたイベントであったのだ。無論、この間、試行錯誤を重ねられ、今の形のイベントに落ちついたのである。
このイベントを編み出されたのは針生英一氏であるが、11年前に出品者から数多くの展示会はもういい加減にしてくれとの出品者の声に応え、新しい形を打ち出された。当初はセミナー中心のイベントであったが、やはり、展示物もないと寂しいものがあり、今の形に落ち行いてきたのだ。
知人のメーカーの方が東京から駆けつけてこられたが、その熱気を感じ取り、来年はぜひ、出品したいともらされていた。聞くと、他の地方の展示会主催者もSOPTECのイベントに注目し、見学にこられたと言う。

仙台の印刷工業団地は日本第1号の印刷工業団地であり、50周年を終えた歴史を持つ。先代の故今野氏、故針生氏らが中心となり苦労を乗り越え、進取の気構えのもとで協同組合団地を設立されたが、そのDNAがしっかりと現世代に受け継がれ、発展されている。SOPTECを発案されたのも団地組合・2世経営者の針生英一氏である。
また、印刷団地協同組合はビジネス・デザイン・センターなる斬新な構想を掲げた、地元企業活性化を狙った、インキュベーション+ビジネスデザインの新事業に取り組みだしている。ものづくりの達人は仙台でも多数おられるが、これをどうマーケティングし、消費者に届けるか、その具体的なソリューションに手を染め出そうとしている。実に、印刷人としては夢があり頼もしい事業である。
幸い、その支援を背負ってくれる人材も現れ、グラフィックデザイン、CI、VIも含め、販促展開をした結果、既に成功事例も数例誕生してきている。いわば、これこそ米国で今言われている、マーケティング・サービス・プロバイダーではないか。
東日本大震災で仙台は相当に痛めつけられたが、この負荷をばねとし、生まれ変わりの兆しを見せてくれていた。

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