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日本WPAの活動 - 展示会 -

Ipex2014報告(4)

2014年3月31日

米国の調査会社、InfoTrendsが1月に発表した内容では、2012年から2017年の間で印刷総需要は年間平均1.2%の伸びと見立てている。ところがデジタル書籍印刷はこの5年間で40.48%の総ページ量で増えると見ている。デジタル印刷化することで儲かるようになり、この流れがこれから現在化するとしているのだ。書籍印刷に続き、イレクトメール、雑誌、カタログ、およびパンフレットなどの分野は、また、デジタル生産で非常に高い利益増加を記録すると見ている。
InfoTrendsのB.ペロウ女史は2014年こそ、印刷会社は真剣にデジタル印刷に取り組みべき年と煽るではないか。
IPEX2014のセミナーのどの講師連は、判で押したように従来印刷では日用品化してしまい、利を得にくくなっているとする。よって、印刷を基点としたクロスメディア化を図り、新しい価値をつけて行くべきだと言う。概念論としては分かるが、具体的にどのように新しい価値を見出してゆくのか、これは各印刷会社の置かれた立場で違ってくるのではあるまいか。
展示会場で目に付いた注目される新製品につき触れたい。
Rapid XL220.jpg
オーストラリアから唯一の機械メーカー、Rapid社がRapid XL220なるmemjetを搭載したワンパスのデジタルラベル印刷機を展示した。pdfデーターを入れるとラベルがすぐさま出て来る、と言うのが売り。抜き型はフレキシブルダイを使用する。価格が10万豪ドルを切るというから手ごろである。Roll to rollでの高速プロッターカッター(2ヘッド)で抜きを行うEcripseが横に展示されていたが、この売価は23,000ポンドと言うから、印刷会社が手軽にデジタル・ラベル印刷をこなせる時代になってきたのではないか。
セミナー講師のPeter Lunchaster氏が考案したARソフト、Documobiはなかなかの優れものである。あらゆる印刷物を登録してARマーカー化できるのがミソ。個人がこのクラウド登録することで地図情報との組み合わせで、シーンに応じたタイムリーな特典をゲットできるのも喜ばせてくれる。完全に1:1の案内ができる仕組みを構築していた。彼はサイテックス社出身で印刷を基点としたAR活用事例を豊富に作り上げていた。
Talking Print2.jpg
Talking Printなるディスプレイ内蔵のブックケース状販促物に人気が集まった。わずか4名の会社のベンチャーであるが、どうも中国辺りでデイスプレー・製本加工までさせコストダウンを図っているのがミソである。メロディカードが一時、日本でもはやったが、これの視覚版と言うところか。
DSC01059.JPG
一つの出し物としてmakeready challengeブースをBurnettと言う機械保険会社がスポンサーとなり、中古機屋、印刷部品メーカー、ローラー屋を糾合してSM52-5中古機での迅速立ち上げ時間競争のコンテストをしていた。スペインの印刷学校の先生と生徒がチャレンジしていたが、先生は6分ちょっと、生徒は20秒遅れの6分20秒台で印刷を開始してくれた。24名の応募者がいたが、最終的には英国のTony Dowdが4分53秒と言うタイムでチャンピオンに決ったが、上位入賞者には賞金がもらえると言う。

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