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Bilan Carboneを目指す

2013年8月 2日

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この2日間、我々はCFPシステム認証の面接審査を受けた。中小事業者が13社集まり、グループでのシステム認証を受けるのは始めてのことである。印刷CFP計算クラウドソフトPGG-Cloludを表に掲げ、申請に関する書類は無料サーバーdropboxを駆使しての斬新な仕組みで審査に及んだ。審査機関もこの筋では経験を積んだSGS Japan様に依頼し、3ヶ月に及ぶコンサル・TCO2様の尽力を得た準備期間の後、面接審査にこぎつけた。ICT技術を極力取り入れ、実務家の算定者、検証者にはできるだけの負担をかけたくない思いを貫いてきた。
フランスのBilan CarboneなるCFP印刷計算ソフトは実にすばらしいもので、対話式に画面に出て来るメニューに算定者は当該仕事の固有データーを打ち込むだけで、CFPの知識があまりない方でも間違いが生じない形で運用できる。入力間違いをしなければ、ソフトが自動でロジックの計算をしてくれる。これこそ中小印刷時業者が欲する仕組みなのだ。
ところが、わが国の認証の運用は役所か、法律家の好みに合う、超アナログでの運用であることがよく分かった。要求事項→該当PCR→マニュアル→手順書に則ったアナログの仕組みの運用が基本で、計算ロジックが入っているPGG-Cloudのトレーサビリティ、各種エビデンスの添付を求めるのが実態であった。
書類審査では仕組みの斬新性を認めていただき及第点をもらえたが、二日目のPGG-Cloudの運用について、中身のトレーサビリティが分かりにくいと指摘され、また、一部会員の入力データー不備が露見され、是正処置を求められることになった。
我々の進め方として、Bilan Crboneではあるまいが、入力の間違いを防止する、チェックする仕組みの構築こそが急務と確信する。
参加企業の目指すところは、数字の度重なるトレーサビリティ・チェックではなく、これはICTに任せ、むしろ、CFPを利用して如何に地球温暖化防止キャンペーンに、社会貢献に勤め、印刷の価値を高め、販促につなげるかにある。数値の精緻化、高度化はICTに任せ、よりCFPを活用した販促に力点を移してこそ真のCFPの成果が出るものであろう。Bilan Carboneができて我々にできないはずはないのだ。
人的・金銭的資源のない中小事業者こそが、このような場を通して新しいCFP運用と活用を図りつつ、一気にICTの運用技術を体得する。これこそが勝ち残りの方程式ではなかろうか? 現行のCFPコミュ二ケーションシステムはあまりにも超アナログシステムであり、これは時代錯誤そのものでいささか寂しい思いがする。

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