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WATERLESS CURRENT 2012年11月号

2012年10月29日

Codimagは水なし印刷へ献身する
アカデミー賞受賞映画「フィールド・オブ・ドリームズ」の有名な引用文として、「あなたがそれを築くならば、人はやって来る。」がある。水なしの印刷と水なし印刷機を作り出してくれた数少ない印刷機メーカーの場合、まさにこれが当てはまる。KBAは、水なし印刷機の2機種で成功してくれたのだ。一つは、革新的なGenius 52UVとまた、もう一つは、乾燥装置を装備した、商業印刷もこなせるコルチナ・コールドセット輪転印刷機である。Presstek社が提供するすべての印刷機もまた水なしで、ほとんどすべての印刷分野をこなす、非常にポピュラーなものである。私達のIWPA会員ですら、1998年以来、ラベル市場向け水なし印刷機を作って別の意味で成功したCodimagなる印刷機メーカー名をあまりご存知ないかもしれない。以下の記事の中で、Bienvenido Andinoは古くからのIWPA協賛会員Codimag社について報告する。

ご紹介
シカゴで9月11日〜13日に開催されたLabelexpo Americas 2012で、フランスのラベル印刷機メーカーCodimag社は7色UV印刷ユニット・水なしオフセット機ビバ340を展示していたが、これはサーボモーター駆動のショート・トレイン・インク装置にキーレスAnifloインキ機構を抱かせたシステムを特徴としていた。Codimagブースでの毎日の生デモンストレーションではCMYK色プラスOGB色(オレンジ・グリーン・ブルーバイオレット)の拡張された色域のものを4つの異なる印刷ジョブの切替実演をした。仕事の切替時、各色インクは無調整で、または洗浄する必要も皆無であった。この7基本色システムでは、すべてのPMS色の90%とはマッチしてくれ、CMYKの4色水なし印刷時の、PMS色の60%強のマッチ度と差が出てくる。フレキソ印刷版の版代コストは水なし版の4倍もかかるので、Codimag社の実演はフレキソ印刷を考えている印刷人への強力な訴えを持っていた。
Codimagは1978年に設立され、フォーム印刷用セミ・ロータリー機の製造から始めた。ワインと食品用の粘着ラベルは年間、24%の成長率を誇っていた分野であったが、彼らはすぐこの分野向けのマシンを開発した。1993年、ビバ340は最初に4色UV凸版印刷機として、そして後に6色ユニットとして登場した。
会社は今日では、小ロット用のビバ340とよりロットの長いもの向けのビバ420を揃え、幅狭ラベル水なし印刷機の需要に完全に応えている。両機とも、さらなる性能アップを目指し、Anifloシステムをつけることができる。この2年では、Codimagは30台のAnifloシステムつきビバプレスを出荷したが、ほとんどがAniflo付きであった。

現在の時間までのCodimag
最初の水なしオフセットラベル印刷機が展示された2000年3月、私、Andinoはプロ・バイオリン奏者、エリック・チゾンと同行していた社長のアレイン・デモルと始めて会った。この機械は後日、オーストラリアのAQ Printworks社に納入された。そのオーナー、ジェラルド・バーギバーは、「Codimagはラベル向けには大変良い印刷の方法に賭けてくれている。」とその時言った。「このマシンはいいタイミングで出してくれた。Codimagは次の6年で100台を超えるマシンを世に供給するであろう。」(WATERLESS CURRENT2008年2月号)。デモルはこの発言を誇張と受け取っていた。Codimagは当時、もっぱら小ロットフォーム印刷用凸版輪転機とか、そのアプリケーションに力を入れていた。Labelexpo 2011までに、140台以上のビバ340水なしオフセット印刷機が世界中に設置されて行った。最近2年では、30台のビバ340と420マシンがAnifloシステム付きで設置されている。それは以前はAnifloは枚葉オフセット機とか、フレキソ印刷機だけしか使えなかったのだ。伝えられるところでは、2012年では、Codimagの水なしオフセット輪転機は100パーセント、Aniflo付きになってしまっている。
かつて、約200ユニットも納入したAniflo付きビバ340凸版輪転機はCodimagの主力製品であったが、いまや、後退してきている。
Codimag-Viva340.jpg
Codimag社は、数少ない水なし印刷機の製造メーカーの1つである。 その製品ラインにはビバプレス、340、および420の2つのバージョンがある。

Anifloシステムの場合のように、Codimagはデジタル印刷、およびナノ印刷のどの方式の潜在的用途を考慮した。 Anifloシステムが実用化されるまでに、それは4年の開発がかかった。ショート・インキ装置を印刷機に取り付ける良さがラベル印刷市場で大受けになって来た。
最近の40年を振り返り、彼らの哲学をみると、日々のラベル印刷をこなすのに「現実的ソリューション」を常に出し、「グローバルに見て、ローカルに行動する」に要約されるかもしれない。印刷会社と加工会社は、水なし印刷だけでは十分でないと知っている、つまり、手が届く範囲内に価格設定ができるラベルを作り上げるまでに、いくつかの技術面をカバーしてこそ、スムーズな完成度の上がった操作ができるようになってくるのだ。
印刷機と加工機を「インライン」化し、その用途をしっかりとカバーするにしても、市場の全てのラベル印刷・加工マシンとのシステムが現実的なソリューションを提供しているわけではない。デジタル印刷は市場の重要なシェアを手に入れて、ことによると、産業的に見てそんなに遠くない未来にnanoprintにも、同じことがあてはまるであろう。その間、顧客の要求に対応するために、プロフェッショナルなグレードの機器を「オフライン」でこなす、デジタル加工はラベルセクタで使われようが、いくらにつくか? デジタル機器で印刷し、加工してくれる、いくつかのマシンメーカーが技術的解決策を提供してくれようとも、ROI(投資収益)と言う問題が印刷人にかかってくる。

印刷機を「インライン」にすると?
印刷機に付属する最適な周辺装置を眺めると、Codimagは最も革新的なメーカーであろう。数年の間に渡り、「完全に」それらをラベル印刷機に「整えること」をめざして進んできた。CodimagのソリューションはEskoアートワークと組んでデジタルのワークフローとカラー・マネジメントを統合する。このワークフローでは、場合によっては、水なしオフセットの仕事が、他のプロセス、例えばシルクスクリーンまたは凸版印刷に変わってしまうこともある。
彼らは、パッケージ上で、製品の良さを伝達し、反映することで買手にアピールする繊細なラベル(写真参照)を達成する特別な方法を採っている。最適なラベルを仕上げようとすると、それは並みの印刷では十分でない。それはまた、その製品のパッケージ発注者のマーケティング目標を支援するには「最適に着こなす」必要がある。ネスレのラルスG. ウォーレンティンが言ったように、ゴールは、「それらが、戻り続けるように、バイヤーの予想とマッチして製品が売れ、仕事が入ってくれる。」ことである。それを達成することについて、ラベルは重要な役割を果たす。

ラベル印刷機を最適に「着こなす」
良いラベル印刷だけで生産は終わらない。加工が一貫生産の本質的な部分である。発注者は加熱・冷却浮き出し、加熱箔押し、シルクスクリーン、フレキソ印刷、または凸版印刷印刷などの意向をラベルに盛り込む。彼らは、例えば高光沢ニス、適切なダイカット、またはAnifloの場合では、さまざまな特色ラベルのバージョンがインク調整なしで印刷機上で掛け合わせ印刷のオファーを追加することができる。マシンが最適に、「着こなし」をしていないと、オフプレス操作になり、別途色分けデザイン、調整の必要が出てくる。それが仕事のプロセス速度を落とし、結果的に、よりコスト高についてしまう。UV硬化装置を装備して、印刷された基盤を乾燥させることについて全く悩む必要はない。Codimagは、EB(電子ビーム)のアプリケーションを研究し、エネルギー消費を節約するために乾燥装置の中で使われた熱気を乾燥に、再使用をもくろんでいる。Anifloを完成させるまでに、4年かかったように、Codimagは未来の発展についての具体的な詳細を全然明らかにしないであろう。

要約:ビバCodimag!
そのユニークな革新性と印刷会社のニーズを満たすソリューションの開発を重ね、Codimagはラベル印刷市場では首位を保っている。ドイツのメトロ市場チェーンの社長がかつて述べたように、「印刷人は、反応するだけでなく、行動することを要求される。」と述べている。  注意:Codimagの様々なラベルの見本帳はこの問題を含んでいる。メンバー出荷ボックスとして使うえる2つの異なるデザイン・バージョンがIWPAラベルに含められる。興味を会員からいただけるなら、私達はそれを特価で必要量を印刷していただく。ご興味があれば、私達に知らせて頂きたい。joel@waterless.org にてジョエル・フリードマンに連絡されたい。
CodimagPMScolors.jpg
これらのサンプルによって証明されているように全てのPMS色の90%を再生できるとする新しい7色ビバ印刷機はシカゴのラベルエキスポで発表された。

CodimagLabels.jpg
Codimagは今や10年以上みも、水なしオフセット市場で活躍する。上で示されたラベルはCodimagのキーレス水なしAnifloで印刷されたが、ビバプレスの優れた機能のほんの一端を示している。打抜きと箔押しに加えて、本機では浮き出し、ニス刷り、凸版印刷、およびシルク・スクリーンが可能である。

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