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Overnight Prints(世界第2位の印刷ネット通販会社)の奇想天外な発想

2012年10月 6日

どのようにしてオンラインプリンタ(ネット通販印刷会社)が、正確にして、そのような低価格で、こった名刺とか、他の印刷製品を提供することができるかは印刷業界の中でよく知られている。彼らが同じまたは類似品の大量の注文を生成し、1度にすべて印刷ワークフローを通してそれらを動かすのでできる業なのだ。例えば、102cn幅の用紙(B1判)に面付けすると、標準サイズの名刺は143丁も違う顧客分を丁付けでき、決まったロットでこなすと、1台ずつ名刺をあげているのに比べ、大量生産となり原価は大幅に落とせる。
多くの「ショップ」印刷人は、幅広い異種のデザインの名刺ゆえ、名刺の付け合せ印刷を軽蔑視している。と言うのは、個別の名刺が別々に扱われているからこそ、今の精度と品質が再現されると信じているのだ。
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ウェブサイトの問い合わせに呼応して、Overnight Printsはこのサンプル入りのポケットフォルダを送る
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しかし、ネット通販印刷会社が全台の枚葉印刷機を水なし印刷専用にして使ったとしたらどうなる? 色品質のばらつきの懸念は消え去るのではないのか? 私達がこれまでに見たことのない、最も洗練された付け合わせ印刷法でこなす、米国に本拠地を置く、IWPA会員Overnight Printsへの最近の訪問はこの質問の答えとなった。
Overnight Printsのケンタッキー州ルイビル本社工場では、Presstekまたは東レ水なし版を使って、枚葉印刷機の全台は水なし印刷だけで仕事をこなす。その印刷機の布陣は74カラットが4台、105サイズ・8色UV機が1台、74G・5色UV印刷機が1台、全台が水なしで運用されている。私達は、彼らが英国のClassic Colorと東洋インクを使っていると聞き嬉しく思った。
IWPAの2011年白書が証明したが、水なしの印刷は2つの重要な部分で水ありオフセットより優れている:
1) 200線スクリーンを使っているが、水なしではドット・ゲインが少なく、インク濃度は高く上がってくれる。結果は、一段と優れた品質であると同社のウェブサイト(overnightprints.com)上でその見解を主張している。そして、それらの洗練されたコンピュータ化されたワークフローは印刷物の優秀さに加えて印刷精度を保証している。注文の1/3から1/2に及ぶ、一般化されてきたUVコーティング加工は一層の視覚効果をつけてくれる。Overnight Printsが提供する品質レベルには水ありオフセット業者には挑戦し難いであろう。
2) 水なしは大幅に刷り出し損紙を削減してくれる。カラットと74Gでは刷り出し損紙は4枚の本紙ですみ、大型の105印刷機でも本紙70枚未満で立ち上がる。このやり方では、紙ヤレがリサイクル箱の中にさっぱり入らないことを意味する。すべての15ptの名刺用カード紙は持続可能な森林から出る環境対応品である。この低損紙率と水なし印刷の固有の環境優位性とを結合しているので、非常にクリーンで、持続可能な印刷プロセスを持つことになる。
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付け合せはドブなしで行われているので、断落としくずはほとんど出ないサイズに調整される。
2005年にオフセット印刷を始めた会社ににして、彼らはずばぬけた、私達がこれまでに見たことのない、最も高度な印刷業者と言える。すべては、会社のIT部門から始まる非常に洗練されたコンピュータシステムのコントロール下にある。 その通り、ITユニットづくしである。
伝統的な製版部門の代わりに、一連の「入信・出力」のプロセスは最高位の生産、最高品質、および、最高位の正確さで働くように設計されている。Overnight Printsはその製品を生産専念の工員に依存しつつ、また、コンピュータプログラマーの精鋭隊ようなものにも依存する。精鋭隊はカリフォルニア州アービンのグループ会社本部に居を構えている。ラスベガス、ネバダにも在住者がいる。ロシアとドイツにもプログラマーが配置されている。
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Presstek DI版とアブレーションテクノロジーを使う4台の水なし74カラット印刷機のうちの1台の勇姿。
多岐にわたるプログラミングはまず、ウェブサイトから始まる。ウェブで製品は販売され、サイト上でオファーされる20種の異製品から顧客注文が舞い込む。ホームページでは常にさまざまなオファーを入れ替えている。同社のプロセスの実働を見ると、彼らがIT専門家を信頼しきっていることが良く分かる。「Overnight Prints」は会社名であり、彼らは本気でこれに取り組む標語でもある。
日をまたがる前のあわただしさと配送オプションを確実にするために、注文出荷の正確な時を促す、カチカチいう音で最終時限を知らせている。配達オプションにははさまざまな種類を用意している。サイトの注文ページの表の上で顧客は即納配達(翌日配送)、迅速配達を選ばせている。
標準または割安品; 価格は、各々のオプションについては顧客「マウス終了」として現れる。 ホームページ時計が残余時間を示している間、クライアントは夜通しに渡り注文を出することができる。即納配達でのクレジットカード支払の注文の締切時間は午後8:00東部時間としている。唯一の例外は印刷された完全な裁切り封筒で、それは3日の納期を必要としているが、同様に前夜までと間もなく短縮できるかもしれない。
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このKBA RapidaマシンはOvernight Printの印刷工場では、最大の印刷機である。1時間あたり16,000枚の速度のB1サイズ印刷機である。
このウェブサイトで100パーセントビジネスを行っている。ほとんどのクライアントは新興企業である。会社の品質とサービスの証が、Overnightの印刷物はいつもひいきにしてくれるリピーター客を引き寄せ、大きな割合を誇る。名刺を注文する時に、顧客はいろんな違うファイル形式のデザインをアップロードすることができる: TIF、PDF、JPG、EPS、PNG、およびAI(バージョン8以下)など・・・ 別のオプションは、産業分野とテーマ固有のデザインテンプレートのオンライン・ライブラリを使って、カスタマイズした名刺ができる。
または、名刺は、パーソナライズされたコピーを追加し、会社ロゴをアップロードするための簡単なインタフェースを使い、広い選択肢を選んで、対話的にデザインすることができる。
一旦注文が出されると、電子ファイルはIT専門家によって印刷仕様との一致を求めて詳しく調べられる。顧客が仕様書でいくつかを誤りをしていると、作業の間違い発見を担当している、カスタマー・サービス・スタッフのメンバーが顧客に連絡する。
確認された後、仕事は、選ばれた印刷機用に付け合せされる。専門的なソフトウェアがなければ、熟練したオペレータでも必要とするインクの量を出すのに、多くの時間がかかるかもしれない。専門的なコンピュータプログラムの支援によって印刷物体裁に仕上げる、付け合せプロセスをこなすのに約30分ほどかかる。
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この水なしKBA74G UVは世界で7台設置されている機械のうちの1台である。その2つはOvernight Printsに納入され、米国工場に1台、およびドイツのそれらのヨーロッパ工場でも1台入っている。
特別に白黒でコード化された、追跡目的の指示用紙が用意されている。それが版サイズおよびレイアウトと一致している。面付けの各断片にはコード化された製品と顧客についてのすべての情報を含んでいる。仕事がが違う製造工程に渡るごとに、このシートが付いて回ってくれる。1枚の用紙上には最も大きな印刷機では、名刺の数は143丁付いている。より複雑な丁付けでは3種、または4種の異なったサイズの製品を付け合わせしたりする。4台のカラット印刷機の場合、この丁付け版は、直接、PresstekDI 4色版がコンピュータ経由で機上の版に描画される。他の2台の印刷機は2台のCTPから吐き出される水なし版を使うが、このCTPは特別な版現像機と接続されていて、東レ版が使われている。1台は100万版を超える現像処理をしてくれ、同社の東レプレートプロセッサの1つは最近廃棄された。
版が焼かれたら、印刷機に装着されて、目標濃度に達するまでインキ盛りをして紙を通す。KBA 105でのB1本刷りの決定的な生産利点は、版交換が迅速にできて、一貫した色を保持するために、紙1枚ごとにクローズドループシステムを利かせて本刷り紙を監視していることである。
他の印刷機では本刷り紙を、周期的に抜き取り、紙を走査させてインク濃度とドット・ゲインを測定する。
本刷りが行われた後に、それは、コード化管理シートと共に、UVコーティング部門か、直接、断裁へか、折り部門に運ばれる。大判機から小分けされ、加工を受けたた個別注文の仕事は、個別箱詰めされて、コンベアーで発送部門へ送られる。そこでは顧客指定日ごとにまとめられる。現在の生産体制では、Overnight Printsは1日に4,000箱以上の出荷ができる。
印刷工程は大判用紙であるが、個別の仕事は異なる後加工オプションを持っている。同社のコード化された、コンピュータ化されたシステムでもってすべてを整列監視する。いつでも、個々の仕事はその正確な工程段階の追跡ができる。 ポール・バーナム事業部長は私達にこの機能を実演した。私達は前日深夜にIWPAの名刺をオンラインで注文をした。バーナムが行った注文は彼のiPhoneの上で、仕事を探し当てる。すぐさま、印刷表示された出荷箱が出てくるではないか。会社の15人のマネジャーはiPhone、iPad、またはiPodによって同じ方法ですべて接続される。
7台の断裁機で小断ちされ、仕上げ体裁に上がったものは箱詰めされ、ベルトコンベアー経由で発送部門へ送られる。
彼らが1日でどのように目がくらむような量の仕事を処理するかは不思議であろう。しかし、こんなに分別のないほど押し込んでくる生産スケジュールにして、彼らがこれほどまでの高い品質と精度の印刷ができるとは、想像の域を超えている。我々は、また、動いているプロセスを見たという事実がなければ懐疑的であったろう。ここまでの功績はIT部門、そのプロセスエンジニアであり、水なし印刷であり、最後に、そこにいる従業員の方々である。

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