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日本WPAの活動ー水なしUV印刷

Waterless Current2008年9月号を送信

2008年8月31日

今月号は水なしUV印刷の新潮流の記事で特集されている。

水なし UVは新潮流
UV硬化インキと水なし印刷を結合するという考えは、印刷産業での居心地良い場所と運命づけられている。20年間未満の歴史の水なしが、現在、水なしUVが印刷機メーカーと印刷会社の注目を得ている。この強力な組み合わせの最も早い採用者はフランスのラベル印刷用の幅狭輪転印刷機メーカーのCodimagであったが、この組み合わせはラベル市場のユニークな需要を満たすものと見ていた。
水なし版材メーカーは2社しかない制限にもかかわらず、まもなく、枚葉印刷機メーカーは水なし印刷用に装備したUV仕様の機械を出してこの動きに参加してくれた。水なしUVの訴求で最も注目に値する例は、北米圏で40台以上も設置したKBA社のGenius 52UVである。
drupaでの初公開の後、Graph Expo展で、Presstekの52DIと34DIのデジタルオフセット機の最近のUV装置の発表で、さらに多くの成功様相が確認されよう。
より多くのプレスのメーカーがこの参列に参加
他のプレスのメーカーがバンドワゴン(楽遂車)上でジャンプしている様で、KBAに見習ってハイデルベルグとMANローランドがUV関連製品に参入してきている。ハイデルベルグは、drupaでSpeedmaster XL75UV上で水なしオフセットのデモをして、さらに、CD74でも水なしができるとした。さまざまな厚さの原反を印刷する一方で、その処理とUVインクの乾燥のために多くのオプション構成を披露した。
ハイデルベルグは、この機械が水なし印刷と水あり印刷の両用に切り換えることができき、プラスチックカード印刷会社は自在に切り替え使用ができる応用適性を持つといると指摘した。これは2つの印刷工程の操作上、品質上の違いから見てかなり独特な戦略と感じる。
恐らく、ハイデルベルグは、ある種の魔法を持っていて、水なしの高い規格を湿し装置と特殊原反を使ったときでも達成されるとしているのか。
とにかく、ハイデルベルグ、KBA、MANローランド、およびBGDP(ドイツ産業安全協議会・印刷と紙加工産業部門)は、今年の1月にUV印刷生産で期待する潜在的ビジネスチャンスを調査するためにUV研究グループを形成した。BGDPは印刷の化学と技術に関係する安全性の問題の徹底的な見直しを提供したが、ドイツのFOGRAの組織はUVオフセット印刷における最適化の可能性、工程の安定性、および標準化に焦点を合わせている。
FOGRA認定の印刷会社は、一貫して正確な印刷規格を保てる制御を有し、実稼動環境で校正と印刷の測定ができる評価基準を満たしている。
BGDPとUV研究グループのメンバー会社は現存する印刷機に適用するUVプロトコル(安全要綱)を発表した。このプロトコルはウェブサイトから英語での利用が可能である。
UV印刷の作動の原理
UV印刷法では光重合開始剤を持った特別なインキを使っている。UV光に照射されると、インキは重合連鎖反応が起きて固形化され、いわく、インキが乾燥され、明るくて、生き生きとした色が析出し、深みのある墨色が再現される。およそ30年前に出現して以来、数多くのインクメーカーとUV装置メーカーの支援のもとで成長してきた。枚葉機にも、輪転機にもUVランプは後付けできる。
より良い印刷品質
原反に盛られたUVインクは瞬時硬化を受けて、100パーセント原反上に残ってくれる。
水なし印刷でこれを行うと、従来のインクのものより、より高いインク濃度が盛られる。
UVインクはより高い粘度のために、用紙に転移してもにじむことが起きにくい。したがって、素晴らしいシャープなイメージが形成され、ドット・ゲインは最小限となる。
耐久性
UV硬化されたインクは、優れた耐磨性を持ち、耐薬品性もあり、望ましい実用被覆品質を持っている。インク顔料により、UV硬化では非常に良い耐光性と隠蔽性が出てくる。
省力化
UVインクをローラーに巻くと印刷準備に入れる。セットアップ時間は減少してくれ、ヤレの発生は少ない。オペレーターによる差、機械による差と変化は少ない。インク盛りの一貫性は機械で操られていないからだ。
機械休止時間の減少
UVインクの最も大きい利点の1つは蒸発とか、PHによる一貫性とか色調がかわらないということだ。この変動要因がなければ、インクは印刷運転中、一貫性を維持してくれる。
インクがインク壺で乾かないので、UVインクは付加的な利益が出てくれる。手間、消耗品、ローラー掃除、および手入れに関して削減効果が生じる。
より良い一貫性
従来型の水と油性ベースのインクでは、蒸発が可変性をもたらす。時間がたつにつれて、インクは、粘性が変わり、そのレイダウン(インキの寝かた)に影響が出る。インクの樹脂はローラー上で乾き出し、レイダウンが変化し出してくる。
通常、オペレーターは、インク濃度の変化を見て、つぼキー調整とか、添加物をインクに加えて、正しい状態を保っている。その結果、印刷品質安定に苦しむ。
環境利益
従来の水ありオフセットインクと異なって、どんな溶剤もVOCsもUV硬化インクにはない。水なし印刷では、湿し液添加剤などの化学物質がない。VOC減少に伴うこれらの2つの要素が組み合わさり、印刷室内のその放散量は、水ありUV印から見るとかなり低い。ただし、乾燥に必要とするエネルギーを除外していることは言うまでもない。
アニロックス・インクローラは利益を膨張させる
CodimagとKBA機の上で使用されているアニロックス・インキング装置の開発は印刷への恩恵をもたらした。これによりインキ調整キーをなくしてくれ、前準備時間を軽減し、さらに、ゴーストを除去してくれた。
アニロックスローラーとブレードにより、難しい模様でも最適なインク調整をしてくれる。
いくつかの機械では、アニロックスローラーの温度の増減でインク濃度を制御できる。

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