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DI機はW2インキの登場で最高位の環境印刷方式と見直されてきた

2007年10月27日

日本WPAの会員の中には、ハイデルベルグ・クイックマスターDIならびに、リョービ3404DIをお持ちの方が、10数社入会されている。
大変残念なことであったが、ハイデルベルグ社が2004年に同社のクイックマスターDI機の生産中止を発表したことは、DI使用者にとって大変衝撃的なできごとであった。それにもまして、DI機があたかも、陳腐化する印刷機がごとき風評がこのところ流布していることに大変残念に思う一人である。

ハイデルベルグ社はその後、コンセプトの全く異なるアニカラー機を世に出した。
この種のキーレス機は欧米ではK&B社がGeniusと言う名機を既に、2000年から水なし形式で世に出していて、一定の評価は固まっている。しかし、キーレス印刷機とDI機とではその真価の発揮どころが異なる。極論すれば、キーレス印刷機では、出来上がった版の部分インキ盛りによる、部分修正はきかないが、DI印刷機は従来型の、インキキーを備えているため、インキ盛りの部分修正が効く。納期に追われているさなか、でき上がった版の色調不良により、わざわざ製版DTPに戻ってデーター修正をかけるロスをしたくない、できれば印刷機上での修正で通ればそれにこしたことはないと、実務家は思うであろう。ここにDI機の存在価値はある。

福井市の岡崎印刷有限会社は2年前、熟慮の末、リョービ3404DIを導入した。トータル的に見てCTPと4色機を別々に導入するなら、DI印刷機の方が人手面、管理面からも優位と判断したのだ。これが当たり、東京のデザイナーから、水なしと言う環境特性を評価され、仕事が飛び込んできたこともあった。この度、広色域印刷のカレイドを使いこなせるようになり、小冊子、WIDE COLOR GAMUTを制作された。普通の分解の冊子と両方作られたが、その上がりの差は歴然としたものがある。

DI使用者にとって先々喜ばしい話は、W2インキの誕生である。DIとW2インキの組み合わせは、究極に近い環境対応印刷となってくれる。これこそケミカルレス現像の版であり、さらに、湿し水もいらないし、水に近い洗浄液で洗浄作業ができ、そのVOC発生量はゼロに近いものとなる。
加えて、最近、DI版供給の第三者が現れ、間もなくわが国にも第三者のDI版がお目見えすることになる。つまり、良くて安い、DI版がお目見えしてくれ、環境価値では最高位のオフセット印刷方式となってくれるのである。DI印刷業者は今こそ、W2インキを手にして、環境対応の究極の印刷方式としてクライアントに、しかも、オンディマンドの形で薦められるようになってきた。

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岡崎印刷が制作した普通印刷とカレイド印刷の二つの冊子

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